【ヤクルト】2021年ドラフトの補強ポイントは?年齢・左右別マッピング

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10月11日に迫ったドラフト会議!

今回は、2021年ドラフトにおいてヤクルトがどのような指名をするべきか?検証していきます!

補強するべきポイントはどこか?現状の戦力と共に分析していきましょう!

2021年ドラフトの補強ポイントは?

ヤクルトの2軍本拠地・戸田球場でのブルペンの様子

2021年ドラフトはどう補強していくべきか、左右別ポジションマッピングと共に見ていきましょう。

補強ポイントは「捕手」と「外野手」!

以下は、全ポジションの左右別ポジションマッピングです。

黄色い部分がドラフトで補強するべき弱点部分です。

こうして見ると、捕手および外野手、右打ちの内野手、左投の高卒世代投手が不足しているのが分かります。

ただ、レギュラー陣が健康なこともあり、今すぐに即戦力を補強しなければいけないという状況ではありません。

ポジションマッピングで見ると、例年に比べるとゆとりのある指名ができるのではないでしょうか。

ポジション別年齢マッピング

ここからは、ポジション別の年齢マッピングおよび詳細な戦力分析について見ていきましょう。

投手

長年ヤクルトの弱点と言われ続けてきた投手陣。

しかし、2021年シーズンは高卒2年目の奥川恭伸が8勝をあげる(10月2日時点)など大活躍!

リリーフ陣も3年目の清水昇が球団新記録の43HPを樹立(10月2日時点)するなど、先発リリーフ共に充実した戦いができています。

とはいえ、常に世代交代が必要なポジションであり、若手有望選手は必要な状況。

年齢マッピングでいうと、特に高卒世代の左投手が必要になるでしょう。

 投手 
18-21嘉手苅浩太下慎之介
 奥川恭伸 
 市川悠太 
 鈴木裕太 
 金久保優斗 
22-23木澤尚文寺島成輝
 梅野雄吾山野太一
 丸山翔太長谷川宙輝
 吉田大喜高橋奎二
 杉山晃基 
 大西広樹 
 小澤怜史 
24-25清水昇久保拓眞
 近藤弘樹宮台康平
 今野龍太ケリン
 蔵本治孝 
26-30星知弥坂本光士郎
 原樹理中尾輝
 歳内宏明 
 サイスニード 
 大下佑馬 
 高梨裕稔 
 小川泰弘 
31-35マクガフ 
 スアレス 
 石山泰稚 
36- 石川雅規

捕手

長年中村悠平がレギュラーを張り続けており、現在も正捕手として3割近い打撃をマークするなど、まだまだ健在。

さらに、今季はドラフト3位ルーキーの内山壮真(星稜高)がファームで驚異的な打撃能力をアピール、フレッシュオールスターでもMVPを獲得するなどの活躍で将来性抜群の選手として君臨。

短期的に見ると補強の必要が無いポジションですが、年齢マッピングを見ると20代後半の中堅選手に人材が集まっています。

将来的に見て、高卒か大卒の捕手を獲得し、次世代の正捕手候補を育成したいところです。

 捕手 
18-21内山壮真 
22-23古賀優大 
24-25内山太嗣松井聖
26-30松本直樹大村孟
 中村悠平 
 西田明央 
31-35  
36-嶋基弘 

内野手

山田哲人(2010年1位)と村上宗隆(2017年1位)が圧倒的な存在を誇っている内野手陣。

左右別マッピングを見ていると、若手~中堅で左打ちの内野手が非常に多い。右打ちの内野手は育成の赤羽だけと、選手起用においてはネックとなる可能性がありあす。

宮本や太田らは持ち前の打撃能力を活かすために外野守備にも挑戦。

補強ポイントを挙げると右打ちでショートを守れる人材が必要になるでしょう。

18-21赤羽由紘長岡秀樹
  武岡龍世
  村上宗隆
22-23 元山飛優
  太田賢吾
24-25 宮本丈
  松本友
  吉田大成
  奥村展征
26-30山田哲人 
 オスナ 
 西浦直亨 
31-35荒木貴裕川端慎吾
36-内川聖一 

外野手

野手の中で補強ポイントとなると外野手でしょう。

昨年は中堅の上田と田代が引退、今季も大ベテランの雄平が引退するなど、中堅~ベテランの人材が心もとない。

大スター・青木宣親は3年契約の1年目と、まだまだレギュラーを譲りそうにないのが頼もしいところではあるものの、数年後を見据えてレギュラーをとれる外野手の育成は必須です。

今季は4年目の塩見(2017年4位)がブレイク。サブ的な役割として山崎、渡邉の活躍も見逃せませんが、若手世代で彼らに続く選手が出てきてほしいところ。

ネックなのが、濱田と中山の存在。昨年は大砲候補として1軍でもホームランを量産した2人ですが、今季は怪我や不振などで全く戦力になっていない状態。

濱田と中山の復活を待つのか、ドラフトで彼らのライバルを獲得するのか、編成陣の判断が注目されます。

18-21濱田太貴 
22-23並木秀尊 
 渡邉大樹 
24-25中山翔太 
26-30塩見泰隆山崎晃大朗
 サンタナ 
31-35  
36- 雄平
  坂口智隆
  青木宣親

注目選手はこの選手!

ドラフト1位は例年通り投手指名と予想されます。

投手が本命!

特に、高校生投手の人材が豊富であり、奥川に並び立つ次世代の投手補強が期待されます。

1位候補としては、超高校級の素材である小園、森木、風間ら。即戦力投手して、「相思相愛」とも噂される廣畑投手の指名も可能性が高いでしょう。

上位指名(2~3位)としては、弱点の「高校生左投手」である秋山投手や松浦投手などが補強ポイントと合致するでしょう。

1位候補:小園健太(市立和歌山高)、森木大智(高知)、風間 球打(明桜高)、廣畑敦也(三菱自動車倉敷)、隅田知一郎(西日本工大)
上位候補:秋山星雲(二松学舎大付)、畔柳亨丞(中京大中京)、松浦慶斗(大阪桐蔭高)

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右打ちの強打者獲得を!

野手では人材が左打に偏っており、右打の強打者獲得が望まれます。

特に、本来レギュラー争いをしていなければならない濱田や中山が一軍出場できていないため、彼らと競わせる存在が求められるでしょう。

大学生野手としては、正木智也外野手(慶応大)、ブライト健太外野手(上武大)、古賀悠斗捕手(中央大)あたりが候補になるでしょう。

ドラフトは10月11日!

2021年のドラフト会議は10月11日!

未来のツバメを担う選手の晴れ舞台に注目しましょう!

脚注

2021/10/02