【ヤクルト】2021年タイトルの行方は?清水昇/村上宗隆/

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残り21試合、残り1ヵ月で激しい優勝争いを繰り広げているヤクルト。

順位争いと共に加熱しているのが個人タイトル争い。残りシーズンの戦いをさらに楽しむため、個人タイトル争いの動向をチェックしましょう!

ヤクルト個人タイトル候補

2021年シーズンの個人タイトル争いは以下の通り。

◎がほぼ当確、〇が有力、△は可能性あり。

  • ◎:最優秀中継ぎ投手
  • 〇:最多本塁打(本塁打王)
  • 〇:最多打点(打点王)
  • △:最多盗塁(盗塁王)
  • △:最多勝利投手
  • △:最高出塁率

最優秀中継ぎ投手

ヤクルトの個人タイトルで最も可能性が高いのが最優秀中継ぎ投手。

HP(ホールドポイント=ホールド+リリーフ勝利)を競うタイトルですが、清水昇投手が43HPと2位の岩崎投手を8HP差つけてリード。

残り試合数を考えると、当確といってもいい差。昨年に続いて2年連続のタイトルは確実視していいでしょう。

1 清水昇:43HP(3勝40H)
2 岩崎優:35HP(2勝33H)
3 又吉克樹:33HP(2勝31H)
3 エスコバー:33HP(4勝29H)
5 山﨑康晃:30HP(3勝27H)
6 今野龍太:28HP(6勝22H)

最多本塁打(本塁打王)

昨年に続いて岡本とのデッドヒートとなった本塁打王争い、現在のところ村上宗隆が岡本と38本と並んでいます。

1 村上宗隆:38本塁打
1 岡本和真:38本塁打
3 山田哲人:33本塁打

最多打点(打点王)

本塁打王争いと共に加熱している打点王。

チーム不動の4番打者として君臨している村上と岡本ですが、両者とも驚異的なペースで打点を量産。

シーズン序盤に勝負強さを発揮し、一時期は19打点差がついていましたが、10月2日時点で6打点差。

ヤクルト、巨人共に上位争いをしているだけに、チームの勝利を大きく左右する打点をどれだけ稼いでいけるか注目です。

1 岡本和真:106打点
2 村上宗隆:102打点
3 山田哲人:90打点

最多盗塁(盗塁王)

不動のリードオフマンの座を手にした塩見泰隆選手。

積極的な盗塁意欲で盗塁争いをしていましたが、ここにきて阪神の中野選手が盗塁をチャンス。

ヤクルトも阪神も順位争いをしているだけに、盗塁シチュエーションは慎重にならざるを得ない場面が増える様相。タイトル争いにも注目されます。

1 中野拓夢:26盗塁
2 近本光司:23盗塁
3 塩見泰隆:20盗塁

最多勝利投手

最多勝利投手争いは、トップと3勝差で小川泰弘投手と奥川恭伸がつけています。

残り試合数的に厳しい差かもしれませんが、残り登板を全勝すれば追いつける可能性は僅かにあります。

1 髙橋優貴:11勝
2 柳裕也:10勝
2 秋山拓巳:10勝
2 青柳晃洋:10勝
2 九里亜蓮:10勝
6 戸郷翔征:9勝
7 奥川恭伸:8勝
7 小川泰弘:8勝 ほか

最高出塁率

最後に、最高出塁率。

昨年は村上が手にしたタイトルですが、今季は広島の鈴木誠也外野手がシーズン後半に打撃の状態を上げて大きくリード。

東京オリンピックでも仲の良さを見せた鈴木と村上。タイトル争いの行方にも注目です。

1 鈴木誠也:0.436
2 オースティン:0.409
3 村上宗隆:0.401

残り試合数

残り試合数はヤクルトが21試合と最多。

特に、打撃タイトルを争う岡本が所属する巨人は残り16試合と、これは村上にとって大きな追い風といえるでしょう。

順位チーム残り試合
1ヤクルト21
2阪神18
3巨人16
4中日15
5広島19
6DeNA17

その他狙えそうな表彰

ベストナイン捕手:中村悠平

ベストナイン二塁手:山田哲人

ベストナイン三塁手:村上宗隆

カムバック賞:川端慎吾

タイトルホルダー誕生を!

白熱する個人タイトル争い。

2020年シーズンのタイトルホルダーは清水昇(最優秀中継ぎ)、村上宗隆(最高出塁率)のみでしたが、今季は村上選手の二冠なるか、注目されます。

優勝争いと共に、タイトルホルダー争いにも注目しましょう!

脚注

2021/10/03