【選手名鑑】久保拓眞/ヤクルト-左のドクターK

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ツバメinfoの選手名鑑。久保拓眞は東京ヤクルトスワローズの投手。左のスリークォーターから140キロ台のストレートとキレのあるスライダーを武器に持つ左腕リリーバー。左投左打。

基本情報

選手名:久保 拓眞(くぼ たくま)
利き手:左投左打
ポジション:投手
生年月日:1996年7月27日(23歳)
年数:2年目
出身地:佐賀県
来歴:自由ヶ丘高‐九州共立大‐ヤクルト(2018年7位)
身長体重(公称):175cm75kg

推定年俸

700万円(単年契約)

背番号

61(2019-)

成績

2019年

16試合 0勝0敗 11.0回 11K 防御率5.73

NPB通算

同上

主な球種

ストレート、スライダー、シュート、チェンジアップ

登場曲

「High Hopes」Panic! At The Disco

寸評

2019年6月18日、神宮球場で登板する久保(公式フォトギャラリーより引用)
2019年6月18日、神宮球場で登板する久保(公式フォトギャラリーより引用)

左のスリークォーターから140キロ台のストレートとキレのあるスライダーを武器に持つ左腕リリーバー。ファームでの奪三振率は10.7。

1年目の2019年は16試合に登板し、ホールドも記録した。投手不足に苦しむチームの救世主になれるか。

ドクターK

オーソドックスなスリークォーターから最速143キロのストレートと、投球自体に目立ったところのない久保だが、決め球のスライダーはプロの打者にも十分通用する威力を持つ。

1年目はイースタンリーグで主にリリーフとして45.1回を投げて、投球回数を上回る54奪三振を記録し、奪三振率は10.7。勝負どころで登板して三振を奪う能力に長けている。

涙のドラフト指名

世代を代表する左腕投手として大学球界で活躍していた久保だったが、3年秋に肘を痛めて手術も経験。プロのスカウトにアピールしなければいけない時期に思うような活躍ができず、ドラフトイヤーはもどかしい時期が続いていた。

本人は指名漏れも覚悟していたが、投手の台所事情に苦しむヤクルトから7位指名を受けた時は涙を見せるシーンもあった。下位指名ではあるものの、素質自体は上位指名された投手に引けをとらない能力を持っている。1年目から即戦力投手としてある程度の結果を残し、2年目は更なる飛躍をしたい。

家族思いで、家族の存在が支えになっている。3歳下の妹も野球経験者で、今でも一軍登板後に激励のメッセージも届くことがあるようだ。

球歴

プロ入り前

佐賀県伊万里市出身。

福岡県の自由ヶ丘高校に進学すると、2年夏に甲子園大会に出場。甲子園のマウンドに登板するも、一回戦敗退となった。

高校同系列の福岡六大学リーグに所属する九州共立大に進学。1年時から出場すると、2年秋には6試合に投げて5勝1敗の活躍でMVPを受賞。しかし、3年秋に左肘を痛めると調子を落としてしまい、3年秋はリーグ戦で登板がなかった。3年秋と4年秋に神宮大会に出場。大学同期に島内颯太郎(広島)。

島内との両エースとしてドラフト候補として注目され、2018年ドラフトでヤクルトから7位指名を受け、入団。背番号はヤクルトで左腕リリーフとして石井弘寿らが背負った「61」。ヤクルト同期入団の坂本光士郎(新日鐵住金広畑)と共に左腕リリーバーとしての期待がかかる。

プロ入り後

プロ1年目の2019年は5月28日に1軍初登板すると、16試合に出場。8月28日は初ホールドもマークした。イースタンリーグでの成績は主にリリーフとして42試合に登板して45.1回で防御率2.78、54奪三振と高い奪三振能力を見せた。

応援歌♪

歌詞

闘志燃やして攻めろよ 投打に輝き放て

勝利をその手で 掴み取れ

「ゴーゴーレッツゴー!久保!」

MIDI

外部リンク

https://npb.jp/bis/players/71775138.html(NPB)

https://www.yakult-swallows.co.jp/players/detail/1800039(ヤクルト公式)

http://tsubamegundan.com/information.html (応援歌一覧。全国ツバメ軍団公式)

https://www.yakult-swallows.co.jp/photo (ヤクルト公式フォトギャラリー)

脚注

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2020年7月19日更新
執筆者:yoshi-kky