【選手名鑑】杉山晃基/ヤクルト-最速156km/hほこる剛腕ルーキー

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ツバメinfoの選手名鑑。杉山晃基は東京ヤクルトスワローズの投手。最速156km/hほこる剛腕ルーキー。右投左打。

基本情報

選手名:杉山 晃基(すぎやま こうき)
利き手:右投左打
ポジション:投手
生年月日:1997年6月25日(22歳)
年数:1年目
出身地:東京都
来歴:盛岡大付高‐創価大‐ヤクルト(2019年3位)
身長体重(公称):184cm82kg

推定年俸

800万円(単年契約)

背番号

35(2020-)

成績

NPB通算

一軍登板なし

獲得タイトル

主な球種

ストレート、ツーシーム、スライダー、フォーク、カーブ

登場曲

「ワタリドリ」[Alexandros]

寸評

高津監督が見守る中、ブルペンで投球する杉山(公式フォトギャラリーより引用)
高津監督が見守る中、ブルペンで投球する杉山(公式フォトギャラリーより引用)

ノーワインドアップから最速156㎞/hをほこるパワーピッチャー。大学通算25勝2敗、創価大の先輩・小川泰弘のような勝てる投手を目指す。プロ入り後のオープン戦で自己最速156km/hをマーク。

嵌った時の馬力は同期入団の奥川恭伸や吉田大喜を凌ぐほど物凄いものを持っているが、1軍オープン戦でデビューした際に制球を乱して四球を連発するなど、安定感のある投球に課題。

リトルリーグ時代の北砂リーグでは清宮幸太郎の2つ先輩。

圧倒的な存在感を誇った大学時代

東京新大学野球リーグの創価大学では2年時に頭角を表すと、2年秋・3年春にリーグMVPを受賞するなどチームを引っ張る活躍で大学通算25勝(2敗)をあげた。

安定感のある下半身から繰り出される投球には元から定評があったものの、大学で上半身の使い方が柔軟になり、ストレートだけでなくスライダー、フォークなどの変化球も一級品。一方で、全国大会の場面では中々勝てず、通算5試合で2勝3敗の成績。プロの打者に剛腕がどれほど通用するのかに期待がかかる。

同年代投手としのぎを削る

ヤクルトは代々投手陣が弱点で、出場機会は多くなると思われるが、近年は高津新監督のもと、着実に投手陣の整備が進められている。特にドラフトで即戦力の投手を多く補強しており、杉山の他にも清水昇や高橋奎二らをはじめ、ドラフト同期にも吉田大喜や大西広樹など数多くのライバルがいる。

杉山は主にリリーフでの起用が中心になると思われるが、実戦型の投手が多い中で杉山のストレートの力は球速面から見てもナンバーワンだと言える。まずは課題の制球難を克服し、プロの舞台で安定した投球を見せたい。

球歴

プロ入り前

東京都葛飾区出身。小学校時代は北砂リーグに所属し、清宮幸太郎(早実→日本ハム)は2歳下のチームメイト。中学卒業後、岩手の盛岡大附属高校に進学。2年夏にチームは甲子園に出場するものの、杉山に出場機会はなかった。

東京新大学野球リーグの創価大に進学すると、2年生頃から頭角を現す。2年秋・3年春にリーグMVPを獲得し、全国大会に4度出場。リーグ通算25勝2敗とチームを引っ張る大車輪の活躍を見せた。大学同期に望月大希(日本ハム2019年5位)。

2019年ドラフトでヤクルトから3位指名を受け、入団、背番号は「35」。ドラフト大卒同期に吉田大喜大西広樹。担当スカウトは山本哲哉。創価大の先輩・小川泰弘のような勝てる投手を目指す。

プロ入り後

プロ1年目の春季キャンプから一軍メンバー入りするなど高い期待を集める。オープン戦初戦の広島戦(浦添)で一軍登板を果たすが、ストライクが入らずに四球を連発し、1回4失点の大乱調。同期の大卒右腕が一軍デビューを果たすなか、ファームでの鍛錬が続いている。

応援歌♪

歌詞

闘志燃やして攻めろよ 投打に輝き放て

勝利をその手で 掴み取れ

「ゴーゴーレッツゴー!杉山!」

MIDI

外部リンク

https://npb.jp/bis/players/41045151.html(NPB)

https://www.yakult-swallows.co.jp/players/detail/1900026(ヤクルト公式)

http://tsubamegundan.com/information.html (応援歌一覧。全国ツバメ軍団公式)

https://www.yakult-swallows.co.jp/photo (ヤクルト公式フォトギャラリー)

脚注

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2020年7月23日更新
執筆者:yoshi-kky