【選手名鑑】マクガフ-ツバメの頼れる鉄腕リリーバー。マウンドを降りると頼れる兄貴分

2020/06/08
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マクガフ
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ツバメinfoの選手名鑑。スコット・マクガフは東京ヤクルトスワローズの投手。主にリリーフ、クローザーを務めている。ツバメの頼れる鉄腕リリーバー。2019年は孤軍奮闘の活躍で65試合に登板。マウンドを降りると頼れる兄貴分。右投右打。

基本情報

選手名：マクガフ（スコット・マクガフ／Scott McGough）
利き手：右投右打
ポジション：投手
生年月日：1989年10月31日（30歳）
年数：2年目
出身地：アメリカ
来歴：オレゴン大ーマーリンズ－ヤクルト（2019-）
身長体重（公称）：180cm86kg

推定年俸

95万ドル（2020年。単年契約）

背番号

37(2019-)

成績

2019年

65試合 6勝3敗11S18H 68.2回 64K ERA3.15

MLB通算

6試合 0勝0敗 6.2回 4K ERA9.45

記録

2019年オールスター出場（監督推薦・石山泰稚の代役）

主な球種

ストレート・ツーシーム・カットボール・スプリット

登場曲

「TECHNOPOLIS」YELLOW MAGIC ORCHESTRA

寸評

2019年5月11日（公式フォトギャラリーより引用）
2019年5月11日、東京ドームで登板するマクガフ（（公式フォトギャラリーより引用）

来日1年目の2019年から、デーブ・ハフ（68試合に登板も、同年オフに退団。現ダイヤモンドバックス）と共に、先発リリーフ共に崩壊状態だったツバメの投手陣を支え続けた。前半戦から異様な登板ペースで投げまくり、石山泰稚 の代役でオールスターにも出場したが、シーズン後半は抑えに定着し、最終的な登板数は65試合に落ち着いた。

ストレートに加えて、カットボール、スプリット、ツーシームとパワーピッチングが持ち味。2019年シーズンの被本塁打は僅か2だった。

“投壊”に苦しむツバメを支え続けた鉄腕

歴史的（と言っても2年前の2017年にも同じことを言っていたような気がするが）な”投壊”となった2019年シーズンは先発リリーフ共に苦しい状況だった。

先発投手が早々に降板し、リリーフ投手に負荷がかかるものの、リリーフ投手にも故障者が続出するといった負のスパイラルで唯一シーズン通して好調を保ったのがマクガフだった。

孤軍奮闘むなしく、チームは最下位となり悔しいシーズンとなったが、契約延長はファンにとって朗報となった。2020年シーズンは新しく就任した高津監督の下、マクガフ本人にとってもチームにとっても充実した一年にしたい。

マウンドを降りると、心優しい青年

マクガフの周囲の人間の評価は、「とても心優しい」との声が多い。

「フォア・ザ・チーム」の精神で、優勝に期する思いも強いという。

2年目の来日時には新加入した クック や イノーア をはじめ、他球団の投手であるガンケル（阪神）からも電話相談がきたという。

頼れる兄貴分であるマクガフは、マウンドを降りてからもチームメイトを支えているようだ。

球歴

ヤクルト入団前

2008年のMLBドラフト46巡目でパイレーツから野手として指名されるが、これを拒否してオレゴン大に進学する。

2011年のMLBドラフト5巡目でドジャースから投手として指名され、入団。

2012年にトレードでマーリンズへ移籍すると、2015年にメジャーデビューを果たす。MLBでの実戦登板はこの1シーズンのみとなった。

その後、オリオールズ、ロッキーズと渡り歩くが、メジャー昇格はならなかった。2018年の3A成績は43試合（先発1試合）に登板してERA5.55。

2018年オフにヤクルトと年俸50万ドルで契約。背番号は同年退団したマット・カラシティーの付けていた「37」。

ヤクルト時代

ヤクルト1年目の2019年は、クローザー石山泰稚に繋ぐセットアッパーとして起用された。5月に石山が離脱すると、代役クローザーの梅野雄吾に繋ぐ役割として更に負担が増すことに。チームが16連敗を記録する中登板数を増やしていった。

7月以降は自身がクローザーに回ることになり、11セーブを記録するも、夏場以降はシーズンの疲労がたったか、打ち込まれる場面が目立った。

2020年シーズンはリリーフとメジャーリーグでの登板実績が豊富な高津臣吾監督、齋藤隆投手コーチの下でマクガフへの負担がどれだけ分散されるかにも注目される。

応援歌♪

歌詞

闘志燃やして攻めろよ　投打に輝き放て

勝利をその手で　掴み取れ

「ゴーゴーレッツゴー！マクガフ！」

MIDI

プロスピA評価

メイン適正は抑えだが、限界突破なしで中継ぎも抑えもイケる、ゲームでも頼もしい存在。

シーズン終盤の登板機会減少で、球威は1ダウンのB77となったが、称号により球威Aに乗せることが可能。

外部リンク

http://npb.jp/bis/players/43345138.html（NPB）

https://www.yakult-swallows.co.jp/players/detail/1800142（ヤクルト公式）

http://tsubamegundan.com/information.html　（応援歌一覧。全国ツバメ軍団公式）

https://www.yakult-swallows.co.jp/photo　（ヤクルト公式フォトギャラリー）

脚注

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2020年6月8日更新
執筆者：yoshi-kky

タグ: マクガフ