【選手名鑑】中村悠平-実績豊富な中堅捕手。愛称は「ムーチョ」

中村悠平
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ツバメinfoの選手名鑑特集。中村悠平は東京ヤクルトスワローズの捕手。主にスタメン捕手として活躍している。長年ツバメのレギュラー捕手を務める中堅捕手。自他ともに認める愛称は「ムーチョ」。楽天から新加入した嶋基弘の存在を刺激に、攻守ともに飛躍のシーズンにしたい。弟は元福井ミラクルエレファンツの捕手・中村辰哉(現DeNA打撃投手)。右投右打。

基本情報

選手名:中村 悠平(なかむら ゆうへい)
利き手:右投右打
ポジション:捕手
生年月日:1990年6月17日
年数:12年目
出身地:福井県大野市
来歴:福井商業高校-ヤクルト(08年3位)
身長体重(公称):176㎝83㎏

推定年俸

9,000万円(単年契約)

背番号

52(2009-)

登場曲

「恋してムーチョ」TUBE
「ありがとう」SMAP
「やってみよう」WANIMA
「輝きだして走ってく」サンボマスター
ほか

成績

2019年

126試合 .269(372-100) 5本 36打点 1盗塁 出塁率.373 長打率.384 OPS.757 盗塁阻止率.314

通算

913試合 .241(2684-646) 29本 247打点 9盗塁 出塁率.320 長打率.316 OPS.636

獲得タイトル

ベストナイン(2015年)
ゴールデングラブ(2015年)

寸評

2019年5月17日、神宮球場にて(公式フォトギャラリーより引用)
2019年5月17日、神宮球場にて(公式フォトギャラリーより引用)

実績豊富な中堅捕手。愛称は「ムーチョ」。

2019年シーズンは、長年課題と言われていたバッティングで.269と気を吐いた。

安打数以上に、53四球を選ぶなど、下位打線としてしぶとく出塁することが目立っていた。

守備面では、投手陣の勤続疲労もあってか、壊滅的な投壊を防ぐことができずにチーム防御率4.78はセリーグ5位の3.93(DeNA)を0.8も上回るブッチギリの最下位となってしまった。

今季から楽天で日本一の経験がある嶋基弘 がチームに加入。6つ年上の百戦錬磨のベテランと共に、守備面でのレベルアップを目指す。

背番号に込められし想い

一軍のレギュラー捕手としては珍しく大きい背番号だが、高卒のたたき上げとして入団した頃から番号を変更していない。

ヤクルトのレジェンド捕手といえば、古田敦也氏だが、同氏の背負った背番号「27」の着用を長年熱望しているが、2020年の段階で背負うことを認められていない。

「27」は、野球で9イニングに稼ぐアウトの数と一致しており、野球界全体を見回しても名キャッチャーが背負うことが多く、森祇晶や谷重元信、大矢明彦など枚挙にいとまがない。

球団は「27」を準永久欠番と扱っており、2015年の優勝時には、今後の活躍次第で背番号「27」の継承を中村悠平に打診されたとの報道が出ていたが、それ以降チームも本人も不振が続いている。本人も、この成績では「27」を継承できないと固辞しているのだろう。

個人的な意見だが、準永久欠番という考え方は定義が曖昧だし、球団が責任所在をあいまいにしている感じで、好きではない(宮本慎也の背番号「6」も早く誰か継げる者が現れてくれないかと願っている)。中村悠平は筆者と同じ1990年生まれなのだが、現役でプレイを続ける同年代の選手もすっかり少なくなってしまった。今季は攻守ともに堂々とした結果を残し、神宮のキャッチャーボックスに背番号「27」が蘇る姿を見たい。それを実現できる男は、この中村悠平を差し置いて他にいないはずだ。

弟も捕手で、現在はDeNA打撃投手

中村悠平選手の弟・辰哉さんは6つ年下で、ポジションは同じ捕手。

龍谷大学時代は右肘のトミー・ジョンを経験し、思うような活躍ができなかったが、卒業後の2018年に地元の独立リーグ・福井ミラクルエレファンツに入団する。

引退後、NPBの裏方としての仕事を探していたところ、横浜DeNAベイスターズから声がかかり、テストを経て打撃投手として入団することに。入団決定時には、兄・中村悠平からエールを送られたとのこと。

ムーチョとのエピソード

自他ともに認める愛称は「ムーチョ」。これは、湖池屋が販売しているスナック菓子「カラムーチョ」を練習の合間に食べていたのを目撃ことからつけられた愛称。

2015年頃には登場曲をTUBEの「恋してムーチョ」にしており、スタジアムDJ・パトリックユウの掛け声と共にファンや選手内でも広く浸透している。

しかし、実は本人は「カラムーチョより堅あげポテト」派だという。ツバメの正捕手は、唐辛子のスパイスよりも胡椒の風味が好みのようだ。

https://www.sanspo.com/baseball/news/20170207/swa17020717550007-n1.html

ムーチョ(スーパーマリオUSA)
ムーチョ(スーパーマリオUSA)

ちなみに、「ムーチョ」とはスペイン語で「とても」とか「たくさんの」とかいう意味らしい。スーパーマリオシリーズに出てくる悪役の手下「ムーチョ」とは関係ない。だが、この画像を見ているとだんだん似ているように見えてくる。

球歴

プロ入り前

福井県立福井商業高校時代には、2年と3年の夏に甲子園出場を経験し、3年夏には初戦突破を果たした。

08年ドラフトでヤクルトより3位指名を受け、入団。高卒の同期入団には赤川克紀、八木亮祐、日高亮(いずれも投手)がいたが、いずれも引退している。

プロ入り後

1年目の2009年から一軍公式戦に出場。守備面では鈴木尚広(元巨人)の盗塁を阻止するなど、強肩を披露した。

4年目の2012年は、正捕手・相川亮二の怪我により捕手としての出場が増え、相川復帰後は両者で激しく正捕手の座を競い合うことになる。

2014年には規定打席に未達ながらも打率.298と、攻撃面でも成長を見せ、打てて守れる捕手として頭角をあらわす。

2015年は前年オフに正捕手争いをしていた相川亮二がFA移籍し、シーズンを通して正捕手として出場する。優勝争い最中の9月15日のDeNA戦では岡島秀樹からサヨナラ打を放つなど、勝負所で価値のある一打を見せた。自身初のベストナイン、ゴールデングラブを獲得するなどの活躍で、例年にない激戦を制してチームをリーグ優勝に導いた一方で、守備面で相当な負担が増えたのか、打撃成績は.231と大きく落ちてしまった。

2016年以降も打撃で苦しむ場面が目立ち、後輩の西田明央や移籍してきた井野卓にスタメンの座を奪われるなど、苦しいシーズンが続いている。

応援歌♪

歌詞

君が受けるその球に 込められし思い
皆が夢見続けてきた 歓喜の時さ
「かっとばせ!中村!」

MIDI

コメント

2013年シーズンインより使用。

荒木貴裕 (2014年シーズン途中に作成)もそうだが、この頃の曲は短いフレーズに言葉を詰め込んでいて、繰り返し歌うには若干しんどい感じがある。短いフレーズの中に39もの音が出てくる(通常は30個程度)。メロディー構成も8分音符が多くを占めている。

2012年は高卒4年目にして91試合に出場して同年オフに行われた日本代表メンバーに選ばれたが、当時応援歌がなかったため、代表メンバーで汎用テーマ(右打者汎用)が演奏されるという、珍しいシーンがあった。

プロスピA評価

昨年は打撃好調で、2019シリーズ2からミートが大幅アップし、ミート型になった。

しかし、低弾道でスタメンで使うには物足りない打力。今季はゲームの低評価を覆すような活躍に期待したい。

中村悠平-プロスピA
中村悠平-プロスピA
中村悠平-プロスピA
中村悠平-プロスピA

外部リンク

http://npb.jp/bis/players/51255118.html (NPB)

https://www.yakult-swallows.co.jp/players/detail/900044 (ヤクルト公式)

http://tsubamegundan.com/information.html (応援歌一覧。全国ツバメ軍団公式)

https://www.yakult-swallows.co.jp/photo (公式フォトギャラリー)

脚注

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2020年5月29日更新
執筆者:yoshi-kky