高津ヤクルトの通信簿-第2回(2巡目終了時点)-07/23

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高津ヤクルトの2巡目までの成績を振り返りましょう。

30試合中、中止2試合を経て28試合を消化し、5球団との対戦がホームアウェイでちょうど2巡しました。全体120試合を見てもちょうど1/4の地点となり、統計的にもおおよその実力がつかめてくるころです。

1巡目終了時点の記事

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高津ヤクルトの通信簿

順位

2位:14勝11敗3分 勝率.560 差3.5

攻撃

得点:133(リーグ2位)

打率:.255(リーグ4位)

守備

防御率:4.59(リーグ6位)

失点:139(リーグ2位)

その他

得失点差:-6(リーグ4位)

ピタゴラス勝率:.478{=133^2/(133^2+139^2)}

→:実際勝率との乖離:-.082

※ピタゴラス勝率=得点^2/(得点^2+失点^2)。実際の勝率がピタゴラス勝率より高いほど僅差の試合をものにしていると言える。

月間MVP候補

村上宗隆:.369(リーグ2位)、31打点(リーグ1位)、得点圏打率.486(リーグ1位)

清水昇:15登板(リーグ1位タイ)、9H(リーグ1位)

詳細情報

投手

背番号選手名防御率登板WLHSK
12石山泰稚3.291413.2111519
14高梨裕稔3.52423110015
16原樹理5.41510004
17清水昇1.651516.1019017
18寺島成輝2.811216103013
19石川雅規6.05419.1020014
20近藤一樹7.5698.100205
24星知弥57900106
25イノーア8.55520010013
28吉田大喜19.2912.101001
29小川泰弘4.3529.1400021
34山田大樹8.3128.202004
37マクガフ5.841412.1207013
38梅野雄吾3.211514008014
43スアレス0.53317200012
44大西広樹01100000
47高橋奎二3.45315.2010020
54中澤雅人38910307
64風張蓮181200001
69今野龍太01101001
90長谷川宙輝5.41210103011

野手

背番号選手名打率試合数打席
1山田哲人0.22824109214165
2エスコバー0.3032599271143
3西浦直亨0.2542271165161
5川端慎吾0.22211112000
9塩見泰隆0.1057202110
10荒木貴裕0.1619314020
23青木宣親0.31827104285160
30西田明央0.11415424220
31山崎晃大朗0.3382589260122
36廣岡大志0.23518194000
39宮本丈0.27321256000
41雄平0.206277514042
42坂口智隆0.2772812628151
45嶋基宏0.1210283040
49渡邉大樹0.224112002
50上田剛史0.23823255022
55村上宗隆0.36928122384312
57古賀優大0.04212251000
63井野卓0.1431181030
66吉田大成0110000

ひとこと

投手陣の疲労過多が心配。元々メジャーリーグ流の調整で3連投以上は極力回避する方針の高津監督がうまくやりくりしていて、連投自体は避けられているのだが、先発投手陣の投球回数が少なすぎる。連投を避けていても、いつか蓄積疲労が爆発するのではないかと心配になる。清水や梅野らセットアッパーの頑張りも評価したいが、星や寺島、11年目の中澤などそこまで繋ぐロングリリーフをこなす投手陣もそこそこ頑張っている。

先発投手陣は小川と高梨頼みだが、この2人も7回辺りから急激に打たれだしてかえってリリーフ陣の心労を増している感がある。外国人投手もイノーアは投げられるが打たれる、スアレスは打たれないが投げられない、クックは投げられないし打たれる(ファームで5回5失点)、といった惨状だが、ファームから新戦力が台頭してくることを祈るしかない。前述のクックや大西らが候補か。

攻撃面では、村上の安定した打撃が目を引くが、肝心の主軸を担う山田が冷温停止状態になっているのが気がかり。1巡目終了時点で5本塁打の西浦もコンディション不良で好調が止まった感がある。それでも、エスコバーや山崎が渋い働きを見せており、渡邉や上田ら、普段はベンチを温める存在がここぞの場面で持ち味を発揮してくれるのは頼もしい。得失点差マイナスでも5割以上を保てるのは、終盤で足を絡めた攻撃ができる賜物だと言える。

きょう7/24から神宮6連戦。私事だが、3月にこのブログを開設して以来、初めて神宮へ行くことになり、昂ぶりが抑えられない。フォトギャラリーも既存の写真を何枚か使いまわしたが、いっぱい写真撮ってきます。ドラ2ルーキーの吉田大喜の初勝利も添えて、いきたいところ。

脚注

2020/07/24

yoshi-kky