【ヤクルト】開幕一巡目での成績とタイトルホルダー。村上が三冠!

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2020年7月5日の試合をもって、2020年シーズンは14試合を終えて対戦カードが一巡しました。チームは5割で一巡を終え、まずまずのスタートとなりましたが、個人成績を見ていきましょう。

これを区切りに、ヤクルトの成績と現時点でのタイトルホルダーをチェックしましょう!

※規定打席は試合数×3.1、規定投球回は試合数×1.0。14試合終了現在は規定打席は43、規定投球回は14.0です。

野手は村上が三冠!西浦が本塁打王!

神宮球場
神宮球場

球団史上最年少で4番の座にどっかりと座っている村上が打率・安打・打点の三冠。新人王を獲得した昨年は低打率と得点圏での打点の稼ぎ方を指摘されることが多かったが、今年は安定してハイアベレージを維持し、7月2日の広島戦ではド派手なサヨナラ満塁ホームランも放つなど、次々と課題をクリアしていっている。恐るべき20歳だ。

“歌手”こと西浦が怪我で出遅れ規定打席未達ながら本塁打王!7安打中5本がスタンド超えと驚異の長打力を披露しています。

西浦と同じく規定打席未達ながら、山﨑も主に6番で7打点を稼ぐいぶし銀の活躍。切り込み隊長という難しい役割をこなす坂口は不振に終わった昨年とは別人の活躍。

トリプルスリーへの注目が集まる山田は4本塁打4盗塁と順調だが、低打率がやや気になるか。

7/5時点の野手成績

(太字はチーム内最多。ヘッダークリックで昇順降順切り替え)

背番号選手名打率試合打席
1山田哲人0.2321463134114
2エスコバー0.23112429031
3西浦直亨0.250113075120
9塩見泰隆0.1057202110
10荒木貴裕0.00010100000
23青木宣親0.292145514270
30西田明央0.3005113110
31山崎晃大朗0.367113311072
36廣岡大志0.429783000
39宮本丈0.3331072000
41雄平0.22513449010
42坂口智隆0.280146314130
45嶋基宏0.1508213020
49渡邉大樹0.0001240000
50上田剛史0.5001041011
55村上宗隆0.3541459173141
57古賀優大0.0678161000
63井野卓0.000510000
66吉田大成0.000110000

投手は暗雲たちこめるも、清水が好調!

投手は軒並み打ち込まれて成績が悪いが、2年目右腕清水の自責点0という快投が光る。その他、寺島ら若手投手の台頭の兆しも感じられている。

先発投手陣は軒並みボロボロだが、すでに2勝をあげているスアレスの活躍が光っている。

小川は野手の援護に助けられている感があるが、既に2勝。

石山はセーブ機会が少ないのもあるが、14試合でわずか1セーブと精細を欠く。

7/5時点の投手成績

(太字はチーム内最多。ヘッダークリックで昇順降順切り替え)

背番号選手名防御率登板HS奪三振
12石山泰稚6.3565.211119
14高梨裕稔3.0021201008
17清水昇0.0067.100308
18寺島成輝0.0058.100005
19石川雅規5.65314.1010010
20近藤一樹6.006600101
24星知弥3.8624.200002
25イノーア9.002801005
29小川泰弘5.19317.1200011
34山田大樹8.3128.202004
37マクガフ5.4076.200508
38梅野雄吾5.147700206
43スアレス0.8221120009
44大西広樹0.001100000
54中澤雅人9.004310103
69今野龍太0.001101001
90長谷川宙輝5.46510006

今後の注目点

ヤクルトに限らないが、近年のプロ野球はホームチーム有利と言われているため、7/7(火)からのビジター15連戦が鬼門と思われます。巨人主催がほっともっと神戸と、苦手のドームでないことが救いか。

5割で神宮に戻ってこれれば最高ですが、5勝10敗ペースを最低限維持できれば。

個人成績では、清水の無失点がいつまで続くか、注目。

不振が続く山田哲人の復調と、打撃好調の西浦と村上のバットにも期待大!

脚注

2020/07/05

yoshi-kky