2020/07/24 ヤクルト5-5巨人 @明治神宮野球場 第6回戦 3勝2敗1分 4,973人
昨年の2019年9月28日の神宮最終戦以来、298日ぶりに観客を入れての開催となったヤクルト戦。先発のルーキー吉田が投打に活躍も、終盤に試合は縺(もつ)れて投手8人を次ぎこみ、またしても引き分け。今季4度目の引き分け。
目次
スコア
巨人 000 200 300 0 R5 H11 E0
ヤクルト 050 000 000 0 R5 H8 E0
本塁打
ヤクルト:なし
巨人:大城、吉川、丸
バッテリー
ヤクルト:吉田大喜、マクガフ、梅野雄吾、長谷川宙輝、清水昇、石山泰稚、星知弥、中澤雅人‐井野卓、古賀優大
巨人:今村、堀岡、大江、宮國、高梨、大竹、高木、中川‐大城
寸評
298日ぶりにヤクルトファンが駆けつけた神宮球場の視線は、ルーキー吉田大喜に注がれた。
試合前にはウグイスの「おかえりなさい」という粋な演出もあり、駆け付けたファンを喜ばせた。
「ただいま」#swallows pic.twitter.com/2hMt5EBpFd
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) July 24, 2020
投打に活躍のルーキー
プロ2度目の先発マウンドとなったドラフト2位ルーキー吉田大喜(日体大)は、初打点を記録する他、5回2失点で一時勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りるなど、投打に活躍。
2回裏、一死二、三塁で吉田に打席が回ると今村の初球・甘く入ったスライダーを合わせるような形でライト前にヒット。プロ入り初ヒット・初打点となったメモリアル打は自身を助ける先制2点タイムリーとなった。チームはその後も山田、青木、村上の3連続タイムリーで一挙5点を追加。
投球の方は立ち上がりから制球安定せず、ストレートも平均140㎞/h前後と走っていないように見られたが、要所で良い球がいって5回を98球2失点と、大崩れをせずにまずまずの内容にまとめた。
高津監督曰く、次回登板は「未定」とのことだが、リリーフ陣を助けられるような快投を期待したい。
リリーフ総動員
登板過多が続くリリーフ陣だが、この日も総動員となった。前日2回を投げて「上がり」となっていた寺島を除いた8投手全員をつぎ込む苦しい展開。
特に7回3番手としてマウンドに上がった梅野は本調子とは程遠い内容で一気に3点を吐き出す展開に。結果論になるが、梅野の状態を見て早めの継投に入る選択肢もあったと思うが、登板過多の状況がそれを許さなかったのだろう。
明日の当番はエース・小川の登板。1回でも長く投げて中継ぎ投手を休ませるような試合展開にしたい。
金網突き破る?
7回表、重信の打席がライトの山崎を襲ったが、ここで珍プレーが起きた。
ギリギリまで捕球体制をとっていた山崎が寸前でクッション処理に切り替えると、「打球が消えた」?山崎自身も打球を見失って審判がライトフェンスまで駆け寄って確認した後、記録は金網を突き破るエンタイトルツーベースとなった。
私はちょうど近くで観戦していたのだが、明らかにフェンスに直撃して跳ね返ろうとした打球が忽然と消え、フェンス向こうの金網に着弾していたのだ。神宮球場の老朽を指摘する声もあるが、長年神宮のライトスタンドで観戦していてこんなシーンは見たことがない。まるで「スタンド攻撃」を受けていたのではないかと思わせるような珍しいシーンだった。
神宮現地観戦レポ
色々と記事を執筆する気力が尽き果てたので、後日あげます。これはバックスクリーン裏のNEVER STOP!ロゴ
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020072401
公示
登録
なし
抹消
なし
予告先発
2020/07/25 対巨人 @神宮
ヤクルト:小川泰弘(4勝0敗 4.30)
巨人:サンチェス
今季5戦負けなしのエース・小川が登板。リリーフ陣への負担を軽減させる快投に期待。
脚注
2020/07/24
yoshi-kky