【ヤクルト】2021年開幕メンバーを予想(追記:メンバー決定!)|開幕ローテと開幕スタメン一覧

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2021年3月28日、いよいよ1週間後に迫ったプロ野球開幕。2年連続最下位からの逆襲を狙う東京ヤクルトスワローズはどのような布陣で戦っていくのか。開幕メンバー、開幕ローテ、開幕スタメンを考えていこう。

ヤクルト2021年開幕メンバー予想

開幕3戦目3/28での先発が濃厚な2年目・奥川恭伸(公式フォトギャラリーより引用)

オープン戦の結果、昨年の起用法などを踏まえ、開幕メンバーを予想

なお、2021年の出場選手登録人数は昨年と同様、例年より多い31人、ベンチ入りは26人。

開幕ローテ

開幕投手はエース・小川泰弘。過去の開幕投手戦績は4戦で2勝2敗。FA宣言残留し、新たな船出となる登板で幸先よく勝利を飾ってほしい。

注目したいのは3戦目の奥川。キャンプでは万全なコンディションとはいかなかったものの、高津監督の肝いりもあってか、3戦目での抜擢となった。これ以上ない緊張感のあるマウンドだが、未来のエースとなる奥川の力量を試すマウンドにもなる。

なお、開幕3戦目は高津監督の恩師である故・野村克也さんの追悼試合と予定されている。偉大な先人の前で未来のエースの快投を期待したい。

開幕スタメン

塩見
得点力不足解消のキーマンとして期待したい塩見泰隆
  1. 1番ライト:坂口智隆
  2. 2番レフト:青木宣親
  3. 3番セカンド:山田哲人
  4. 4番サード:村上宗隆
  5. 5番ファースト:内川聖一
  6. 6番センター:塩見泰隆
  7. 7番ショート:西浦直亨
  8. 8番キャッチャー:中村悠平
  9. 9番ピッチャー:小川泰弘

オープン戦打撃絶好調だった濱田太貴がコンディション不良でオープン戦終盤に欠場。開幕スタメンが濃厚だったものの、このコンディションでは開幕1軍入りは厳しそうか。

注目したいのは6番打者。村上、内川の後を繋ぐ打線が打撃で存在感を示すことにより、得点力アップに繋がっていくことは間違いない。

昨年は村上のところで打線が切れてしまったが、今年は頼れるベテラン・内川が加入。その後の6番に座るのは塩見になるだろう。

本来、打撃センスと守備走塁能力とも非凡な能力を持った塩見。期待されながらも結果を出し切れないもどかしいシーズンが続いていたが、開幕6番の大役を見事こなし、チームの課題である得点力不足解消のキーマンとして働きを見せて欲しい。

開幕ベンチ入りメンバー

神宮

投手(11名):小川泰弘、石山泰稚清水昇マクガフ長谷川宙輝今野龍太
近藤弘樹、吉田大喜星知弥、宮台康平、寺島成輝

捕手(3名):中村悠平、西田明央古賀優大

内野手(8名):山田哲人、内川聖一、村上宗隆、西浦直亨、元山飛優、荒木貴裕宮本丈太田賢吾

外野手(6名):坂口智隆、青木宣親、塩見泰隆、山崎晃太朗、渡邉大樹濱田太貴

<総合28名>

育成契約の近藤がオープン戦好調で、開幕1軍入りが濃厚。今野、長谷川とあわせてリリーフ陣の力でスタートダッシュを決めて欲しい。

野手では山田と濱田のコンディションが心配。濱田が開幕間に合わないとなると、並木秀尊、中山翔太あたりが合流するか。

ベテラン・川端慎吾が開幕1軍に残るかどうかは微妙な線。複数ポジションをこなせる宮本、太田あたりと競うことになるが、開幕時点では2軍でスタートするのではないか。

(追記:1軍メンバー発表!)

開幕前日の25日、1軍メンバーが発表されました!

上記の予想から、以下が変更になっています。

IN 坂本光士郎、田口麗斗、奥村展征川端慎吾
OUT 星知弥、宮台康平、濱田太貴、宮本丈

坂本が急遽1軍メンバー入り。濱田はコンディション不良により、残念ながら1軍に間に合わず。宮本はオープン戦1軍帯同していたものの、不調などによりメンバーから外れた模様。

(参考:2020年の開幕メンバー)

投手(10名)
石山、清水、寺島、石川、近藤一樹、マクガフ、梅野、大西、今野、長谷川

捕手(3名)
嶋 基宏、中村悠平、古賀優大

内野手(7名)
山田、エスコバー、荒木、廣岡、宮本、村上、吉田大成

外野手(7名)
塩見、青木、山崎、雄平、坂口、渡邉、上田

<総合28名>

2021年の特別ルール

神宮

昨年に引き続き、コロナ禍による特例がいくつか設けられている。

9回打ち切りで延長はなし、外国人入国制限は解除の見通し。

9回打ち切りで延長はなし

開幕直前の3月18日に、今季の延長戦は行わずに9回で打ち切るとの発表があった。深夜時間帯による外出自粛の影響を受けての措置。

昨年も例年より早い10回での打ち切りだったが、今季は更に早い9回での打ち切りとなる。

9回で試合が打ち切るということは、リリーフ投手の出番が前倒しになることになる。

延長戦を考えなくていいので、同点の展開であっても勝ちパターンの投手を惜しげもなくつぎ込むことになる。また、先発投手を早めに諦めてリリーフ陣をつぎ込むという戦略をとることもできるだろう。

ヤクルトは先発投手陣が手薄である一方、守護神の石山、昨年ホールド王の清水をはじめとしてリリーフ陣は強固。リリーフ陣を中心にチームを引っ張るにおいては好材料といえるのではないだろうか。

外国人の来日時期

入国制限によって来日が制限されていた外国人選手の来日制限が解除されることになった。プロスポーツ選手の公益性を鑑みての措置。

ビザ発行の具体的な手続きのスピードは各個人に拠ると思われるが、4月初旬には多くの選手が来日できると思われる。

14日間の隔離期間を経て、ファームでの実戦練習を経て一軍合流となると見込まれる。スポーツ庁の見解によると、4月終盤の一軍合流と見られるが、現実的には日本球界のアジャストなど含めて5月中旬の交流戦直前ぐらいの合流になるだろう。

ヤクルトの外国人はオスナ・サンタナの両大砲とサイスニードと先発ローテ候補。

メジャーでの実績もある3名だが、まずは感染リスクに警戒して来日し、一日も早く日本球界に適応してもらいたいところ。3名がヤクルトの一員としてユニフォーム姿でプレーするのが楽しみ。

2021年プロ野球開幕へ!

2021年プロ野球は3/28、ヤクルトは本拠地・神宮で阪神タイガースと1戦を行う。

日中暖かくなり、長いストーブリーグも終わる。

プロ野球ファンとしては、毎日手に汗を握る熱戦を見届けられる夢の時間が再び到来することになる。

今季は一体どんなシーズンになるのか、一体どんなドラマを見られるのか、プロ野球ファンとして、2021年のプロ野球開幕を楽しみましょう!

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脚注

2021/03/21