2020/06/10 ヤクルト3-6日本ハム ＠明治神宮野球場 第2回戦
目次
スコア
ヤクルト 100 010 010 R3 H7 E1
日本ハム 002 110 002 R6 H9 E1
※練習試合により特例でホームのヤクルトが先行。9回裏リード時も日本ハムの攻撃を実施。
勝：河野 負：吉田大喜
本塁打
日本ハム：中田（5回裏ソロ）、清宮（9回裏ソロ）
バッテリー
ヤクルト：吉田大喜（3回2失点）、坂本光士郎、高梨裕稔（3回1失点）、近藤一樹、五十嵐亮太‐嶋基弘、古賀優大
日本ハム：河野、公文、宮西、鈴木、堀、生田目‐清水、田宮
寸評
ヤクルトは初回、この日1番レフトでスタメンに入った荒木貴裕の先頭打者ホームランで幸先よく1点を先制。5回表には二死一塁から3番指名打者で入った青木宣親の二塁打の間に1点を追加。8回には村上宗隆のソロで効果的に得点を重ねていった。
先発は開幕ローテ入りを狙う吉田大喜が3回5安打2失点の内容。3回には捕手・嶋の送球が頭部を直撃する場面もあったが、大事には至らなかった。内容的には開幕ローテ争いに一歩後退か。
試合は3-6でヤクルトが負けた。
コメント
村上宗隆が病み上がり後2戦連発！
通常の打者なら「本番にとっといてほしい」とでも思うところだろうが、この日も村上は慢性扁桃腺炎で離脱した影響を一切感じさせなかった。8回、左投手の堀の外角速球をしっかりと打ち返し、レフトスタンドに一直線。力と技で持って行った一撃は、まるで「昨日はライトスタンドに打ったから今日はレフトスタンドに」と打ち分けているような職人芸すら感じさせた。
同い年のライバル・清宮は1軍の公式戦で久々にマッチアップ。お互い同じ一塁というポジションを守る中で、ライバル心を燃やす両者が華やかなアーチの共演をかけた。
吉田大喜は開幕ローテ争いに一歩後退か
この日先発した吉田大喜（ドラフト2位・日本体育大学）は先発して3回を投げ5安打2失点。嶋の送球が頭部に当たる場面もあり、ヒヤリとさせたが大事には至らなかった。
5回からは同じく開幕ローテを狙う高梨が古巣・日本ハム相手に登板し、先発を見据えたのか、ロングリリーフ。3回1失点とまずまずの内容。
試合後に高津監督は先発吉田について「まだまだ」と開幕2軍スタートを示唆する発言をしたが、高梨については一定の評価をした。
開幕ローテは石川（1戦目）、小川（2戦目）、イノーア（4戦目）までほぼ当確しているが、その他の椅子は、高橋奎二（3戦目濃厚）、スアレス、山田大樹、星知弥、この吉田と高梨が争っている。開幕5番手・6番手が登板する予定日まで残り2週間だが、さらにしのぎを削った競争をしてもらいたい。
明日6月11日はスアレス、山田大樹が登板予定。
外部リンク
ヤクルト公式
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24668
ファーム試合結果
ヤクルト4‐3埼玉西武（＠戸田球場）
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24669
脚注
2020/06/10
yoshi-kky