2020/10/13 ヤクルト1-8DeNA @明治神宮野球場 第22回戦 10勝11敗1分 6,875人
目次
スコア
DeNA 010 002 500 R8 H13 E0
ヤクルト 100 000 000 R1 H7 E0
勝:大貫 負:高梨裕稔(3勝5敗)
バッテリー
ヤクルト:高梨裕稔、長谷川宙輝、今野龍太、久保拓眞‐中村悠平、嶋基弘
DeNA:大貫、パットン、国吉、石田‐戸柱
本塁打
ヤクルト:なし
DeNA:佐野、宮崎、大和
寸評
先発高梨は6回3失点
10月2日の広島戦以来、中11日での先発となった高梨は6回3失点。ジャストのクオリティスタートという内容だった。
結果的に見れば十分の内容なのだが、2回に先制してもらった直後に投手に犠牲フライを打たれてしまう。ランナーを出してピンチを背負いながら粘りのピッチングを見せるが、6回に佐野に失投を被弾してしまい、またも勝ち投手になれなかった。守っている方からすると白けてしまうような内容と言わざるを得なかった。
高梨は開幕から小川と並んで先発ローテを守り続けている投手。随所に能力の高さを見せているのだが、ここまで3勝(5敗)と勝ち切れない。もちろん味方の援護に恵まれないところはあるが、味方を鼓舞するような投球を見せてチームを引っ張ってもらいたい。難しい要求だが、高梨はそれができる投手だと思う。
幸先よく1点先取も1得点のみ…
初回、幸先よく1点を先取したが後が続かなかった。
初回、先頭打者のエスコバーがヒットを打つと、2番坂口が連打で無死一、三塁。山田の併殺の間に1点を先取するなど幸先良い出だしだった。
しかし、そのあとが続かなかった。1点を先取するがすぐに追いつかれて、苦手の大貫の前に連打で走者をためることができなかった。
この日6番に座ったのは田代将太郎。ここ数週間、週一度ぐらいの頻度でスタメン起用されている田代だが、若手に出場機会を与えたいシーズンで中堅野手の田代を使うのは疑問。田代はこの日3打数2安打で見事起用に応えたが、ベテラン偏重の起用はどうしても合点がいかなかった。
終盤7回には松本友、宮本丈、山崎晃太朗と代打攻勢。9回には荒木貴裕、廣岡大志、濱田太貴、中山翔太とカードが残っている中で、若手の廣岡と濱田を起用。結果には結びつかなかったが、試合終盤の攻めの姿勢は今までの試合では見られなかった光景。明日以降に少しでも繋がる起用だと思いたい。
それにしても、松本友は球場で初めて見たのだが、良いスイングをしていた。この日は8回からファーストの守備にもつき、今後スタメンでフル出場して4打席を立つ姿を見てみたいと思う選手だった。
リリーフ投手陣に明暗
ビハインド展開に3投手を送ったが、明暗がくっきり分かれた。
7回に2番手で登板した長谷川は今季38試合目の登板。これまで神宮球場を本拠地にしながら被本塁打0と力のピッチングを続けてきたが、この日はランナーを溜めてから宮崎、大和に連続被弾。初めてフルで戦っているシーズンで、疲労がたまっているのは間違いない。それでも首脳陣はこの長谷川に登板機会を与え続けており、来シーズン以降へ、打たれることも勉強になるだろう。
一方で、3番手の今野、4番手の久保は圧巻の内容だった。特に凄かったのが今野。梶谷、ソトと強打者から2三振を奪い、状態の良さをアピールした。4番手の久保は先発登板では結果を残せなかったがリリーフで好投。この日はきわどいコースをボールにとられて四球を許すも、それ以外のアウトはすべて三振で奪う圧倒的な内容。まさにドクターKという完璧な内容だった。
フォトギャラリー
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020101302
公示
登録
なし
抹消
なし
予告先発
2020/10/14 対DeNA @神宮
ヤクルト:石川雅則(11試合 1勝6敗 防御率4.55)
DeNA:坂本
ファーム試合結果
ヤクルト6-4北海道日本ハム@鎌ヶ谷
金久保優斗が6回6奪三振2失点の快投。一軍デビューへ大きく前進か
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/25119
脚注
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2020/10/13
yoshi-kky