10/14 終盤追い上げも実らず、西浦が1か月ぶり2HR! ヤクルト6-9DeNA @神宮

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2020/10/14 ヤクルト6-9DeNA @明治神宮野球場 第23回戦 10勝12敗1分 12,052人 終盤追い上げも実らず、西浦が1か月ぶり2HR!今野が完璧リリーフ

スコア

DeNA 103 014 000 R9 H12 E0

ヤクルト 000 010 050 R6 H7 E1

勝:坂本 S:三嶋 負:石川雅規(1勝7敗)

本塁打

ヤクルト:西浦直亨 8号ソロ(5回)、9号3ラン(8回)

DeNA:佐野

バッテリー

ヤクルト:石川雅規、風張蓮久保拓眞寺島成輝今野龍太西田明央

DeNA:坂本、砂田、平田、武藤、進藤、三嶋‐伊藤、戸柱

寸評

終盤追い上げも及ばす、西浦が1か月ぶり2HR!

先日に引き続き、序盤から劣勢の展開も終盤に粘りを見せた。

8点を追う8回、いつもなら意気消沈ムードになってしまうところを打線が繋がった。先頭坂口のヒットを皮切りに連打で繋ぎ、この日8番に入った西浦が3ラン!一気に5点を上げて追い上げムードを加速させた。

西浦はこの日5回にもソロホームランを放ち、9月6日以来1か月ぶりのホームランを記録していた。

開幕直後に目を見張るほどの打撃好調でチームを引っ張った西浦だが、シーズン中盤以降は打撃も停滞気味。5番を主に打っていた打順も最近は下位打線に回ることが多かった。

8回のホームランは、タイミングを外そうとする変化球に体を開かず、左手一本でスタンドに運ぶ、技ありの一撃だった。

やはりこの男にはド派手な固め打ちが似合う。このホームランで気分を良くして、明日以降打撃の中心として、再びチームを引っ張ってもらいたい。

石川が序盤に捕まるも、リリーフ陣は好調

先日今季初勝利をあげたDeNA相手に2勝目を狙う石川だったが、この日は要所で甘く入ってしまい連打を浴びてしまった。味方の悪い守備も重なる不運はあったものの、結果的に5回5失点と試合を作れず、2勝目はお預けとなった。

2番手風張も悪い流れを断ち切れず、1回を投げて4失点。生き残りへアピールを続けたい右腕だったが、苦しい登板になってしまった。

流れを変えたのは3番手の久保。先日プロ初の先発登板では打ち込まれてしまった久保だが、このところリリーフで好投が続いている。持ち味の奪三振能力は健在で、今日も1三振。先発登板のときにはカウント球が真ん中に入ってしまい打たれてしまったが、短期間で課題を修正する高いポテンシャルを見せてくれた。

4番手の寺島も1軍復帰登板から好投を続けており、この日も危なげなく無失点。

そして最大の圧巻だったのは5番手の今野。昨日に続いて打者3人を完璧に抑える好リリーフ。一軍復帰後、4試合で5イニングを投げてなんと被安打0、9奪三振と完璧なリリーフ。

楽天から移籍1年目のシーズンも終盤を迎えているが、ここにきて首脳陣に強烈なアピールをしている。マクガフ、梅野らを差し置いてセットアッパーに躍り出る起用も見てみたい。

なお、この日はブルペン担当の石井弘寿コーチと、主にベンチに居座る齋藤隆コーチが配置転換。この日限りなのか今後も続けていくのかは不明だが、リリーフ陣の好投を見るに、悪くない配置転換になったように思う。

松本友が代打で2ベース!

5回、代打で出場した松本友がライト線へツーベースヒット。インコースの厳しい変化球をうまく捉えて、ライト線へ運んだ。俊足を飛ばして2塁を伺おうという姿勢も見せる溌剌としたプレーだった。

育成から支配下登録されて以降、中々一軍でのチャンスが巡ってこなかったが、最近は少ないチャンスを確実にものとしている。気迫あふれるプレーはチームの雰囲気を変えるに十分であり、この日も松本のヒットを皮切りにチームが追い上げムードに入ったように見えた。是非、スタメン起用も考えてもらいたい選手の一人だ。

外部リンク

https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020101402

公示

登録

なし

抹消

なし

予告先発

2020/10/15 対DeNA @神宮

ヤクルト:吉田大喜(12試合 1勝6敗 防御率5.01)

DeNA:平良

ファーム試合結果

ヤクルト5-3北海道日本ハム@鎌ヶ谷

ルーキー奥川恭伸がイースタンリーグで久々の登板。3回を投げて無失点という内容。今シーズン中の一軍デビューも視野に入ってきたか。

https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/25120

脚注

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2020/10/14

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