2020/06/19 ヤクルト7–9中日 @明治神宮野球場
〇山田が第1打席でホームラン!攻撃的2番が機能。開幕投手石川は5回3失点。×正捕手の 中村悠平 はアクシデントでスタメン落ち。
目次
スコア
中日 200 101 300 2 R9 H18 E1
ヤクルト 300 301 000 0 R7 H17 E1
勝:福 S:岡田 負:今野龍太(1敗)
本塁打
ヤクルト:山田哲人(1回裏2ラン)、青木宣親(4回裏2ラン)
中日:ビシエド(1回表2ラン)
バッテリー
ヤクルト:石川雅規、長谷川宙輝、清水昇、梅野雄吾、近藤一樹、マクガフ、石山泰稚、今野龍太‐嶋基弘
中日:大野、又吉、鈴木、祖父江、マルティネス、福、岡田‐加藤、木下
寸評

2020年開幕戦となった1戦は、両チーム合わせて35安打という乱打戦になった。
ヤクルトは2点を追う1回裏、無死一塁から山田の2ランで同点。続く青木・村上の連打で勝ち越しに成功した。同点の4回裏には坂口のタイムリーで勝ち越し、青木の2ランで3点差に引き離す。
投げては開幕投手の石川が初回にビシエドに2ランを浴びるも、雨天の厳しいコンディションのなか3失点にまとめた。
試合は7対9でヤクルトが負けた。
コメント
2番・山田が早速機能
練習試合終盤は欠場していた山田だが、復帰初打席から山田らしい左中間に引っ張った綺麗な弾道をレフトスタンドに放り込んだ。
今年は打球が飛ぶ(ように見える)ので、ビッグベースボールは有効な戦術になるだろう。
2番手・長谷川が1軍デビュー
5回3失点の石川の後を受けて長谷川が2番手としてマウンドに上がる。「勝ちパターンで起用する」という首脳陣の公言通り、3点リードの場面での登板となった。
立ち上がりは制球に苦しんで1点を失うも、球の勢いで打ち取り、大崩れすることはなかった。
長谷川は地元東京出身で、幼少期は神宮球場に観客として足を運んでいたという。デビューのマウンドは強い雨の中という悪コンディションだったが、上々のデビューではないだろうか。今季のキーマンとなる投手で、今後とも注視していきたい。
中村が欠場
試合前のミーティングまでスタメン出場予定だった 中村悠平 は急遽スタメン外となった。
大々的にスタメンを公表した直後なので、何らかのアクシデントがあったと思われる。チームの要である存在だけに、大事ないことを祈りたい。
代役で開幕マスクとなった嶋は、4回に移籍後初ヒットを記録、勝ち越しのホームを踏むなど活躍。
攻守に存在光る坂口
外野手登録ながら3年連続「1番・一塁」で開幕スタメン出場した坂口は5打数3安打の活躍。
昨年故障で思うような活躍をできなかったベテランは、初回の内野安打、4回裏に勝ち越しタイムリーを放つなど得点に貢献。守備でも怪我人が続出するチーム事情で内外野柔軟にこなす献身的な働き。4回表のピンチ時には内野手さながらの好守も見せた。
年齢を感じさせないベテランは、今年は往年の輝きを見せてくれそうだ。
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020061902
ファーム試合結果
ヤクルト‐西武@戸田球場
中止
明日(6月20日)、奥川登板予定か。
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24710
脚注
2020/06/19
yoshi-kky