2021/03/03 ヤクルト6-1巨人 @東京ドーム オープン戦 1勝 4,825人 期待の主砲・濱田太貴が豪快バックスクリーン弾!内川聖一が移籍後初アーチ!
目次
スコア
ヤクルト 000 011 040 R6 H7 E0
巨人 000 010 000 R1 H4 E0
勝:原樹理 負:井納
本塁打
ヤクルト:内川聖一、濱田太貴
バッテリー
ヤクルト:スアレス、原樹理、寺島成輝、今野龍太‐中村悠平、古賀優大
巨人:サンチェス、井納、戸根、鍵谷‐小林、炭谷
寸評
ヤクルトは5回、内川のホームランで先制。同点に追いつかれた6回には村上のタイムリーで勝ち越し、8回には西田のタイムリーと濱田の3ランでダメ押し、オープン戦初陣を敵地で快勝を飾った。
投げては先発スアレスが最速157㎞/hをマークするなど、順調な仕上がり。今野、近藤と勝ちパターン候補のリリーフ陣が好投。
濱田が豪快弾で快勝!
大砲候補が豪快弾!
コロナ観戦拡大措置のため、今年はキャンプでの1軍2軍入れ替えがなかった。そのため、濱田太貴や吉田大成といった2軍西都で調整していたメンバーはこの日が初の1軍戦となった。
いきなりの1軍舞台で濱田が結果残す!戸根の高めに浮いたストレートを叩くと、打球はバックスクリーン方向に突き刺さる豪快な3ランホームラン。
廣岡の移籍で右打者の大砲が望まれる中、結果で派手に首脳陣へアピールすることに成功した。
内川が先制弾!
移籍1年目のベテランが挨拶代わりの先制弾!
両者無得点のまま迎えた5回、先頭打者として打席に立った内川は真ん中失投を逃さず豪快にレフトスタンド中段へ叩き込んだ。
内川の先制弾で勢い付いた打線は6回にも連打で1点を追加。昨年は得点力不足に嘆いたツバメ打線だが、この男の加入がカンフル剤となって得点力不足解消へと繋がりそうだ。
高津監督は試合後に、公式戦での内川5番起用を明言。常勝軍団ソフトバンクで長年クリーンナップを張った男がツバメの打線を支えてくれるだろう。
スアレス万全!最速157キロ!
隔離期間の影響で若干の調整期間が空いたスアレスだが、初めての対外試合は2回無失点という上々の内容。
初回こそランナーを背負うピッチングだったが、ランナーを背負っても焦ることなく持ち味の力で押すピッチングを見せた。
2回には最速157キロをマークして巨人打線を料理。危なげない内容で首脳陣の信頼を高めた。
過去2年は怪我に泣かされ思うように投げられなかったスアレスだが、来日3年目を迎える今季は万全の状態で開幕を迎えられそうだ。
水曜日の登板から逆算すると、開幕5戦目水曜日、あるいは裏ローテ1番手となる4戦目の火曜日の登板になるか。
リリーフ陣快調
4番手で登板した今野龍太はキャンプでの好調を維持し、三者凡退の完璧な内容。特に、注目の高卒ルーキー秋広との対戦では3球全てストレートで見逃し三振を奪う。プロの実力と共に自身の仕上がりの良さもアピールした。
5番手で登板した育成右腕・近藤は死球を1つ与えるも、危なげなく無失点。開幕前の支配下はほぼ確実とみられるが、大きく前進する登板となっただろう。
気になるのが3番手の寺島。1回を3奪三振と素晴らしい内容だったが、この起用法では昨年と同じリリーフでの起用を想定しているということだろうか。昨年のフェニックスリーグからずっと先発で調整してきただけに、この日のリリーフ起用の意図は少し疑問に思った。
野手
位置 | 選手 | 打数 | 安打 | 打点 | 本塁打 | 盗塁 |
(中) | 塩見泰隆 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 |
中 | 並木秀尊 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(左右) | 山崎晃大朗 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 |
(指) | 青木宣親 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
打指 | 荒木貴裕 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 |
(三) | 村上宗隆 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 |
三 | 吉田大成 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(一) | 内川聖一 | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 |
一 | 西田明央 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 |
(右) | 坂口智隆 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 |
左 | 濱田太貴 | 2 | 1 | 3 | 1 | 0 |
(遊) | 西浦直亨 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
遊 | 元山飛優 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(捕) | 中村悠平 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
走捕 | 古賀優大 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(二) | 宮本丈 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
投手
選手 | 投球回 | 投球数 | 打者 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 失点 | 自責点 |
スアレス | 2 | 36 | 7 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 |
マクガフ | 1 | 13 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
原樹理 | 3 | 39 | 10 | 3 | 0 | 2 | 1 | 1 |
寺島成輝 | 1 | 20 | 4 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 |
今野龍太 | 1 | 8 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 |
近藤弘樹 | 1 | 13 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021030301
ファーム試合結果
ヤクルト5-10巨人@戸田
開幕ローテ候補・歳内宏明が2回7失点(自責6)など投手陣打ち込まれる…
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/25466
雑記
今季初の有観客オープン戦、関東での初陣ということで現地に行ってきました。
私的には東京ドームは神宮よりも近くて行きやすくはあるんですが、勝てないからあまり足が向かない球場なんですよね。なのでプロ野球観るのは2年ぶりぐらい?
オープン戦の関東初陣は、いつから始まったか分からないが、大体巨人ホームでの試合になる。東京ドームでのオープン戦は、勝ち負けを度外視したフラットな目線で、キャンプの仕上がりを楽しめる一年の中でも希少な機会になっている。
東京ドームに中々行かない理由のひとつがこれ、当日券売り場が空いてないんですよ!私はふらーっと球場立ち寄って野球観戦を楽しむスタイルが好きなので、当日券買えるのが一番なんですけどね。
東京ドームのオンラインチケットで買うと手数料がかかるのが嫌。でも、今年から電子チケットを導入したみたいで、QRコードをかざしただけで入場できるようになった。
チケットサイト利用手数料はかかるが、電子チケットなのでコンビニなどへ支払う発券手数料はかからない。これはありがたい。
しかし、感染拡大防止とはいえ、当日券売り場を閉ざすなんて客商売としてどうかと思うけどね。接客姿勢云々じゃなくて、当日券を閉ざすことで失う顧客も多いだろうに。殿様商売しても客が寄ってくる人気球団様は違いますわー
入場。いつも入り浸っている外野席や立見席で応援したいのだが、この日は外野席封鎖なので立ち入れず。仕方ないね。
なるべくレフトビジター応援席に近いところに陣取ってみたものの、、、見づれえ!ネットが邪魔。。これ、定価で売っていいような席じゃないでしょ。
打撃練習が終わって、ネットが取り外される。ようやく視界良好に
スアレス、エキサイトシートを背景に普通にキャッチボールしてる。ちょっと暴投したら観客を怪我させてしまう距離。当たり前のことかもしれないけど、改めてプロの投手ってすごいと思った。
試合展開は既述。廣岡の打席は、両軍ファンともに拍手で迎えられた。
3日前までに普通にチームメイトとして一緒に戦ってきた廣岡くんが気付けば敵軍のユニフォームとして戦っている。これもプロの世界
私は廣岡の高校時代は見ていないですが、廣岡と岡本の智弁三遊間コンビは今年何回か実現できるのかな。
敵としては廣岡には沈黙していてほしいが、ヤクルトで開花できなかったものが別の場所で開花するのも、野球ファンとしては大きな喜びになるでしょう。
脚注
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2021/03/03
yoshi-kky
2 Comments on “03/03 内川・濱田の一発で初陣飾る快勝!廣岡大志との初対戦 ヤクルト6-1巨人 @東京ドーム(オープン戦)”