08/26 山田が2か月ぶり一発で復活アピール! ヤクルト5-12巨人 @神宮

Pocket

2020/08/26 ヤクルト5-12巨人 @明治神宮野球場 第12回戦 4勝7敗1分 4,903人 山田が2か月ぶり一発で復活アピール!

スコア

巨人   220 003 005 R12 H20 E1

ヤクルト 300 020 000 R5 H7 E0

勝:高梨  負:長谷川宙輝(1勝2敗)

本塁打

ヤクルト:山田哲人 5号(1回裏ソロ)、村上宗隆 11号(1回裏2ラン)坂口智隆 6号(5回裏2ラン)

巨人:ウィーラー

バッテリー

ヤクルト:高橋奎二近藤一樹、長谷川宙輝、風張蓮今野龍太大下佑馬中村悠平

巨人:ディプラン、大江、桜井、中川、大竹、鍵谷-岸田、炭谷

寸評

序盤に相手先発を攻め立てるも、投手陣が総崩れ。淡々と負けて最下位転落。

両主砲がそろい踏み!

初回、立ち上がり早々に2点を失った高橋奎二を、左右の主砲が鮮やかに援護した。

1回裏、一死走者なしから山田がインコースのストレートをフルスイングで叩き、バックスクリーンへ2か月ぶりの5号ソロ。青木が繋いで一死一塁で村上を迎えると、フルカウントからアウトコースのストレートを逆方向へ豪快な一撃であっという間に逆転。

再びリードを許して迎えた5回には、代打の宮本丈がヒットで出塁すると、打撃絶好調の坂口がライトへ引っ張って鮮やかな逆転2ランをお見舞い。3発の打ち上げ花火で観衆を大いに沸かせた。

特に、不振を極めていた山田は最近少しずつ状態を上げてきており、この日ようやくホームランが飛び出た。センター方向へ鋭い打球が打てているのは、状態の良さの表れではないか。このチームはやはり山田が打てないことには始まらないので、これを機に完全復調といきたいところだ。なお、このホームランが令和通算2000本塁打のメモリアルアーチとなった。

試練の時

1点リードの6回に3番手として登板した長谷川は、昨日の雪辱を晴らしたかったが、打者3人を相手に1安打1四死球1失点。役割を果たすことができなかった。

降板後にはベンチでうなだれる姿があり、メンタル面が心配される。ソフトバンクから移籍して1年目の剛腕だが、1軍で長いシーズンを戦うのは今季が初めて。降格という意味でなく、リフレッシュという意味をかねて一度ファームでの調整機会を与えてほしいところだ。

肉体的接触?

2回表、逆転した直後の守備でお粗末なジャッジがあった。

場面は一死二、三塁の場面。代打モタのサードゴロを村上が好捕してホームに送球。球を受け取った中村はうまくサードランナーの中島を追い詰め、打者走者を一塁に釘づけたまま、うまくアウトをとれた…かに見えた。

二塁走者の岸田が三塁に進んでいたため、三塁ベース上で重なった両者はルール上(野球規則7.03)先の走者に占有権が与えられるため、この場合は三塁走者の中島が残り、二塁走者の岸田がアウトということになる。ところが三塁走者の中島は審判のジャッジを待たずに三塁ベンチに引き上げる。それを見た巨人の後藤コーチが慌てて中島を三塁ベースに押し戻し、プレイを続行させようとした。

プレイヤーではないベースコーチが走者に接触して帰塁を補助するのは、明確なルール違反である(野球規則6.01)。本来であればこのルールに即して中島はルール違反でアウト、ダブルプレーとなりチェンジとなるのだが、審判は何も状況を説明せずプレーを続行。当然このプレーに対してはサードを守っていた村上がアピールし、高津監督も抗議に行くのだが判定は覆らず、続く坂本にあっさり逆転打を許してしまった。

状況説明文が長くなったが、要するに明らかにアウトとなるべきプレーを審判の裁量でアウトにしなかった、というわけだ。

高津監督は審判の説明を受けて渋々ベンチに戻っていったが、序盤の得点機にこのようなジャッジをされては、ファンとしては黙っていられない。意見書を出すのは分からないが、審判団としてはこのプレーを説明してもらいたいところ。

外部リンク

https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020082601

公示

登録

近藤一樹

抹消

なし

近藤が一か月半ぶりに復帰。復帰即登板で、三者凡退に切って取る快投を見せた。

予告先発

2020/08/27 対巨人 @神宮

ヤクルト:高梨裕稔(8試合 2勝2敗 防御率4.47)

巨人:戸郷

脚注

にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村

試合結果トップ

2020/08/26

yoshi-kky