2020/07/26 ヤクルト6x-5 @神宮 第7回戦 4勝2敗1分 4,978人
代打・川端が一振りで試合決める!エース小川がチームの窮地救う力投!
目次
スコア
巨人 100 001 111 R5 H10 E2
ヤクルト 200 021 001x R6x H11 E0
勝:石山泰稚(2勝1敗6S) 負:中川
本塁打
ヤクルト:青木宣親 6号(1回2ラン)
巨人:丸、ウィーラー、吉川
バッテリー
巨人:澤村、大江、堀岡、鍵谷、中川‐炭谷、岸田
巨人の予告先発はサンチェスだったが、アクシデントにより試合直前に澤村に入れ替わり。
寸評
川端が一振りで決める!
安打製造機の意地が光る一打だった。
9回裏、同点に追いつかれた直後に一死満塁から代打出場した川端慎吾がレフト前に「川端らしい」芸術的なサヨナラヒットで試合を決めた。
度重なる故障や打撃不振から復帰を期すかつての首位打者も、今季はキャンプインの時点から手術で出遅れ、代打稼業としての出場が続いていた。それでも勝負どころで往年の活躍を思い出させるサヨナラ打は、神宮球場に詰めかけたファンの心を打つシーンとなり、ヒーローインタビューでは「めちゃくちゃ緊張していて、足が震えていた」と語る。安打製造機から代打職人へ、天才打者の打棒を期待したい。
小川がエースの力投
エース・小川が今季初めて先発として7回を投げ、チームの窮地を救う力投だった。
7回3失点と結果だけ見れば平凡に見えるかもしれないが、課題だった7回を辛うじて切り抜けてリリーフ陣の登板過多を防いだのは大きい。
立ち上がりに丸に一発を浴びるも、その直後に青木の2ランで味方がすぐさま逆転。3本塁打は浴びるものの、いずれもソロ本塁打。打たれることを恐れすぎて慎重になり、走者を溜める小川の悪癖が出ることなく、大胆に攻めていけたことが好投の秘訣だろう。小川自身に勝ちはつかなかったが、エースらしい見事な投球で登板過多のリリーフを救う快投だった。
廣岡がスタメン起用に応える
打撃不調の西浦に代わり今季初めて7番三塁でスタメン出場した廣岡大志が攻守にアピール。
6回の守備では三塁を襲う強烈な打球を見事に処理し、アウトにして球際の強さを見せると、直後の打席でライト方向に今季1号となる貴重なソロ本塁打を放つ。アウトコースの速球に力負けすることなく押し込んだ、廣岡の打撃センスが光る見事な一発だった。
昨季10本塁打の大砲候補も、今年は守備位置の兼ね合いでベンチスタートが続いており、二塁や外野の守備に挑戦するなど積極的に出場機会増加を伺っている。まずは西浦が不振に喘いでいる間にバットで首脳陣にアピールを続けたいところ。
背番号「36」は今日のヒーロー川端がかつて背負っていた番号。新旧「36」番コンビの活躍を期待したい。
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020072501
公示
登録
なし
抹消
なし
予告先発
2020/07/26 対巨人 @神宮
ヤクルト:高梨(1勝1敗 3.52)
巨人:桜井
脚注
2020/07/25
yoshi-kky