2020/07/03 ヤクルト４－５DeNA ＠明治神宮野球場 第1回戦 1敗 無観客
カード1巡最終カードとなるDeNA3連戦の初戦。石川と今永の左腕エース同士の対決は、雨天のコンディションでの開催となった。
今まで試合終了即投稿できていましたが、負けて不貞寝してしまったので日付跨いでの投稿です。
目次
スコア
DeNA 004 100 000 R5 H11 E0
ヤクルト 202 000 000 R4 H7 E1
勝：今永 負：石川雅規（1敗）
本塁打
ヤクルト：なし
DeNA：なし
バッテリー
ヤクルト：石川雅規、近藤一樹、長谷川宙輝、寺島成輝‐嶋基弘、西田明央
DeNA：今永、三嶋、山﨑‐嶺井
寸評
ヤクルトは初回、二死満塁から6番ライトでスタメンの山崎晃大朗が先制の2点タイムリー。逆転を許した3回には5番西浦と山崎の連続タイムリーで同点に追いついた。
ヤクルト先発の石川は3.1回を81球、9被安打4与四死球で5失点という散々な結果だった。
試合は4対5でヤクルトが負けた。
コメント
新打線が機能！
打撃不振でスタメンを外れた雄平の代わりに6番ライトに入ったのは、先日までセンターの守備についていた 山崎晃大朗 。
満塁で回ってきた初回はライト前にしっかりはじき返し、2点タイムリー。3回には西浦のタイムリーに続いて得意の反対方向への打撃でレフト越えタイムリー二塁打で3打点目。強力な上位打線の打棒が目立つが、この男が6番に控えてることでチームはしっかりと得点を稼げそうだ。
西浦のコンディション不良で打撃好調の 坂口智隆 が一塁の守備につくことが多かったが、西浦の完全復活で三塁西浦、一塁村上、センター坂口が固定できれば打撃にも専念できるだろう。
明日以降も”真中二世”と呼ばれた5年目の小兵外野手のバッティングに注目していきたい。
石川の継投のタイミングに疑問？
先発した石川は3.1回を5失点と散々な内容で1敗目。これで開幕戦から3戦連続勝ちなしとなった。
この日の石川は低めに球を集める持ち味を発揮できていたものの、DeNA打線にボール球を見切られて四球を連発。ランナーを溜めてカウントが悪くなったところにボールが甘くなって打ち込まれる、典型的な悪循環に嵌った投球になってしまった。
明らかに本調子ではなかったのだが、個人的に疑問が残ったのが3回終了時に何故継投させなかったのか、ということ。
中継を見ていると高津監督が3回終了時に石川に声をかけて、このタイミング（3回終了時点で70球）で交代かなあと思いましたが、3回の満塁の好機で石川をそのまま打席に送り込み、みすみす得点機を逸してしまった。4回の投球でも石川は投球を修正できず、結局決勝点を許してそのまま敗戦投手になってしまった。
結果論ではなく、打席が回っていなくてもあそこで石川を変えるべきだった、のではないかと感じた。ブルペンでは寺島がずっと作っていたので準備は万端、リリーフは連投になるものの、今日の石川の状態で続投を決断したことが結局野手陣もどこか白けてしまったのではないかというシーンだった。
今季の高津監督は40歳のシーズンとなる石川を事あるごとにチームの中心となるようプレッシャーをかけているシーンが多かったので、一日でも早く勝ち投手にしたかったのではないか。
この日の先発も本来なら高梨を今永に当てて石川はスライドさせてもいいと思ったのだが、エース対決をしてこい、というメッセージを感じた。
ファームで高橋奎二や吉田大喜、原樹理が昇格の出番を待っている状態なので、次回の登板は一回飛ばして、次は2週間後、とかでもいいのかなあと個人的には思う。石川も大エースとはいえもう40歳、まだまだ活躍を見続けたい投手なので、若い投手がチームの柱に成長して、石川に楽な投球をしてもらいたい。
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020070302
公示
登録
なし
抹消
なし
予告先発
2020/07/04 対DeNA ＠神宮
ヤクルト：小川泰弘（2試合 1勝0敗）
DeNA：中川虎
ファーム試合結果
ヤクルト４ｘ‐３埼玉西武 ＠戸田球場
先発 原樹理 が6回3失点。一軍昇格にはもう一歩か。
五十嵐亮太 → ジュリアス → 風張蓮と継投。風張は久々の登板で150キロ超えを連発！味方のサヨナラ呼び込み今季初勝利。
川端慎吾がサヨナラ犠牲フライ！
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24760
脚注
2020/07/03
yoshi-kky