【試合結果】2020/06/14 ヤクルト2-9楽天 @神宮 

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先発小川が2.2回6失点の惨状×寺島も一軍レベルにない×セットアッパー陣営の出来は◎

2020/06/14 ヤクルト2-9楽天 @明治神宮野球場 練習試合第2回戦

スコア

ヤクルト 000 200 000 0 R2 H4 E1

楽天   024 300 000 0 R9 H13 E0

勝:松井 負:小川泰弘

※練習試合の特例により、ヤクルトが先行。10回まで無条件で延長戦を行った。

本塁打

ヤクルト:なし

楽天:内田(4回裏ソロ)

バッテリー

ヤクルト:小川泰弘(2.2回6失点)、坂本光士郎寺島成輝清水昇長谷川宙輝梅野雄吾石山泰稚マクガフ大西広樹中村悠平古賀優大嶋基弘

楽天:松井、石橋、酒居、辛島、津留崎‐太田、安達

寸評

開幕前の練習試合最後となった一戦。

開幕2戦目の先発が予定されている小川泰弘が雨天のスライド登板という難しいコンディションの中登板したが、2.2回6失点とアピールすることができなかった。清水以降の救援陣はすべて無安打投球と、リリーフ陣は引き続き万全の状態で開幕に臨めそうだ。

打線の方は、主軸の村上が4打席で3四球と、まともに勝負を避けられるかたちとなったが、5番雄平、6番渡邉がタイムリーで存在感を示す。試合は2対9でヤクルトが負けた。

コメント

開幕前に向けて投手陣が最終調整

前日登板予定だった小川泰弘は、雨天の難しいコンディションのなか、スライド登板。レギュラーでも雨天やスライドといった状況での登板が想定される中でのテストも兼ねているだろうか。

球数は控えめな52球に終わったが、ボール球先行で四球でランナーを溜めてしまう、小川の悪い癖が如実に出てしまうかたちとなってしまった。

2番手の坂本は厳しいコンディションの中で救援登板するが、打者2人に対して四死球を与えるものの、無失点に抑える好救援。

3番手の寺島は球に勢いがなく、制球もすべて甘いところに集まってしまい、連打を浴びてしまう、厳しい内容だった。1軍のレベルには程遠いか。同期の梅野がセットアッパーに定着しているが、焦らずファームでの調整を続けてほしい。

4番手以降の清水、長谷川、梅野、石山、マクガフ、大西はいずれも無安打無失点。特にセットアッパー候補の長谷川~マクガフは先日に引き続き素晴らしい内容だった。

https://tsubame-info.tokyo/swallows/game-result-20200612

先発投手が豊富なチーム事情でもないので、清水、大西あたりには開幕は中継ぎやロングリリーフからのスタートになるだろうが、好結果を出せばすぐに先発投手の出番が回ってくるだろう。大卒1年目、2年目の若武者に期待が集まる。

怪我人が目立つ野手陣

2番・二塁で不動のスタメンである山田哲人はこの日もコンディション不良により欠場。首脳陣は状態に問題はないと主張しており、本人も実績十分の選手なので、ぶっつけ本番でも心配はないだろう。

先週末からコンディション不良で欠場していた塩見泰隆は、この日ファームの戸田の試合で出場。無理に開幕に合わせることはしないだろうが、状態を見ながらの一軍復帰となりそうだ。

お知らせ

今日中か明日には開幕予想オーダーと開幕ローテ予想の記事をリリースします。よろしければそちらもご覧ください。

記事出せました。

外部リンク

https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24689

ファーム試合結果

ヤクルト6-6日本ハム(戸田)

山田大樹が先発して3イニングを投げた。

https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24691

脚注

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2020/06/14

yoshi-kky