2020/06/03 ヤクルト3-5中日 明治神宮野球場 練習試合第2回戦
目次
スコア
中日 100 120 001 R5 H11 E0
ヤクルト 111 000 000 R3 H9 E0
バッテリー
中日:小笠原、又吉、祖父江、福、藤嶋-加藤、木下
ヤクルト:スアレス(4回2失点)、●近藤一樹、五十嵐亮太、長谷川宙輝、石山泰稚、梅野雄吾‐嶋基弘、井野卓
本塁打
中日:井領(9回表ソロ)
ヤクルト:西浦直亨(3回裏ソロ)
寸評
開幕ローテ候補のスアレスが先発し、4回を投げ2失点。及第点の内容でローテ争いに生き残るかたちとなった。
打線は1番塩見が2安打、エスコバーの代わりに3番ショートに入った、西浦直亨 が4安打1本塁打と大当たり。その他、レギュラーを争う廣岡大志、濱田太貴にもヒットが飛び出した。
試合は中継ぎ陣がリードを守り切れず、3対5で敗戦した。
コメント
前日の大量得点から一日経ち、この日は4番・村上宗隆(三塁⇒一塁)以外は全てメンバーチェンジ。2番には正捕手の中村がDHで入るなど、斬新な試みも打たれた。9番には先日守備から途中出場した、長岡秀樹(ドラフト5位、八千代松陰)がスタメン出場。また、負傷離脱していた、嶋基弘 がスタメンマスクに戻ってきたのも明るい材料だ。
【練習試合6月3日(水)vs.中日ドラゴンズ】
— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) June 3, 2020
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リリーフ陣に明暗
2番手として登板したベテランリリーバー・近藤一樹 は中日打線の猛攻を食らい、1イニングを2失点と苦しい内容だった。6番手として登板した4年目右腕・梅野雄吾 も、中日の伏兵・井領にソロ本塁打を浴びるなど、苦しい内容だった。特に梅野は、春先から状態が上がってこないので、なんとか練習試合期間中に本来の状態に戻してもらいたいところだ。
一方で、3番手 五十嵐亮太、4番手 長谷川宙輝、 5番手石山泰稚 はいずれも1回を無安打無失点と、上々の内容だった。特に4番手の長谷川はオープン戦からずっと良い状態を保っており、レギュラーシーズンでも貴重な勝ちパターンとして起用されることが想定される。
守護神候補のマクガフは、この日も登板がなかった。
長岡秀樹が早くもポスト山田に名乗りか!?
高卒1年目ルーキー(5位=八千代松陰高校)の、長岡秀樹 が昨日の途中出場に続いて今日は9番・二塁でスタメン出場。ヒットこそ出なかったものの、思い切りの良いスイングで鋭い打球を連発しており、将来性を感じさせる内容であった。
絶対的レギュラー・山田哲人 の将来的な流出に備え、二塁手の後継者争いが白熱しているが、若さという武器でこの長岡秀樹に注目したい。
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24631
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2020/06/03
yoshi-kky