09/11 スアレスが復帰即登板で好投も、今日も一発だけ… ヤクルト1-2巨人 @東京ドーム

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2020/09/11 ヤクルト1-2巨人 @東京ドーム 第14回戦 4勝9敗1分 4,985人 スアレスの好投と山田のホームランと弱い時のファンのモチベーションの保ち方

スコア

ヤクルト 100 000 000 R1 H6 E0

巨人   000 010 00x R2 H7 E0

勝:中川 S:デラロサ 負:清水昇(0勝4敗)

本塁打

ヤクルト:山田哲人 8号ソロ(1回表)

巨人:坂本ソロ

バッテリー

ヤクルト:戸郷、中川、デラロサ‐炭谷、大城

巨人:スアレスマクガフ、清水昇‐井野卓

寸評

スアレスが復帰即登板で好投!6回1失点!

先発したスアレスは7月7日以来2か月ぶりの登板となったが、6回を5安打1失点、球数は93球という内容だった。

ファームでの直近の調整登板は4回5失点とぴりっとしなかったのだが、実績のある助っ人右腕は起用に見事応えてみせた。

球速は安定して150㎞/hを計測し、制球も大きく乱れることはない、久々に見ていて安心できる投球だった。

注文をつけるとしたら、6回というイニング数は物足りないか。今日は復帰登板ということで納得できるが、100球近くなると打ち込まれて、怪我をして再調整、という負の連鎖をここ2年で何度も繰り返している。

チームの投手事情を考えると、6回を安定して投げられる投手にケチをつけられるような状態ではないのだが、開幕早々に離脱してチームに負担をかけた助っ人だけに、内容以上にタフなピッチングも求めたいところだ。

山田が初回に一発!も得点はこれだけ…

山田が戸郷の立ち上がりを捉えて鮮やかに先制点を決めた。

先頭の塩見が出塁するも、牽制で際どいタイミングであったがタッチアウトの判定。二死走者なしで仕切りなおした山田の打席は、インコースの厳しい球を山田らしく体の反応で捉えてレフトポール際に直撃する、技ありの一発となった。

しかし、9回の攻撃で見どころはこの一発のみであった。7回には制球に苦しむ先発の戸郷から四球2つでランナーを溜めるが、先制ソロの山田があえなく併殺で得点機を逸すると、そのまま流れをつかめずに敗戦。

今日スタメン復帰した青木をはじめ、主軸の調子は悪くなさそうに見えるのだが、下位打線や代打陣が迫力不足。打率が低くても、下位打線を繋げて得点に繋げられるような、奮起を期待したい。

しかし、初回先頭の塩見のアウトには、正直納得いっていない。ファーストを守っていた中島の猛アピールにより、原監督が渋々リクエストの要求をしたようにも見えたのだが、開始3分という段階でのリプレー判定。タイミング際どく、ビデオを見ても明確にアウトとなるようなタイミングではなかった。しかし、判定はアウト…リプレー検証は基本的に審判団も見れる映像をすべてファンに公開しているもので、明確な反証がなければ覆らないルールはずだった。この判定には正直どうかな、と思ったが、ヤクルト的にはランナー無しという状況で山田の一発を呼び込めたと思うことにしておこう。

弱いときのモチベーションの保ちかた(ファン編)

それにしても、弱い。弱いというよりかは良い戦いをするんだけど、勝てない。

96敗した2017年のように歴史的な弱さがあるわけでなく、16連敗のリーグタイ記録に並んだ2019年のように鮮烈なインパクトがある弱さでもなく、ただ負けを重ねている。

大事に使ってきたリリーフ陣も、マクガフに移動日を跨いだ3連投をさせたり、先日のような無駄に清水や石山をイニング跨ぎさせるなど、なんだかチグハグな起用になっている。

こんなときに、我々ファンはどうモチベーションを保てばいいのだろうか。私は勝利度外視で個人の成績を見ることにしてる。

例えば、19ホールドで現在最優秀中継ぎを狙える位置にある2年目の清水昇だ。正直言うと私はこの清水はリリーフでちょっと様子を見たあとに先発転向してもらいたいと思っていたのだが、タイトルを狙えるとなれば話は別だ。試合中盤になると清水がホールドつく場面で登板できるか、という部分ばかりに関心がいってしまう。

ちなみに、この日は同点の8回に登板、ホールドチャンスだったが、坂本に一発を浴びてしまいホールド失敗。直後の攻撃に逆転すれば清水に勝ちがつくので、HP(ホールドポイント=ホールド+中継ぎ登板での勝利投手数)という条件を満たしたのだが、同点がやっとという攻撃陣にそんな逆転劇は期待できるはずもなく、今季4敗目…。清水はプロ初勝利がまだである。中継ぎでの勝利については清水もそんなに気にしていないと思うが、ファン目線ではそろそろ勝たせてあげてやりたい、と思う。そのためには、試合終盤での得点だ。今日は川端を抹消して荒木があがってきたが、代打陣営の底上げとして期待したい。

あとは村上の打撃タイトル(打率、本塁打、打点、出塁率)だが、これはまた別の日に触れたいと思う。

ホールドポイントについての詳細条件は以下の記事を参考にされたい。

外部リンク

https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020091101

公示

登録

スアレス、荒木貴裕

抹消

高橋奎二川端慎吾

予告先発

2020/09/12 対巨人 @東京ドーム

ヤクルト:吉田大喜(8試合 1勝4敗 防御率4.99)

巨人:今村

ファーム試合結果

ヤクルト3‐6ロッテ(ロッテ浦和)

クックが3番手でリリーフ登板。1回を4安打2失点。

https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24982

脚注

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2020/09/11

yoshi-kky