2020/07/22 ヤクルト5-5DeNA ＠横浜スタジアム 第5回戦 2勝2敗1分 4,989人
村上が20日ぶり豪快弾！継投策光り、引き分けに持ち込む
目次
スコア
ヤクルト 012 011 000 0 R5 H9 E0
ＤｅＮＡ 210 200 000 0 R5 H12 E1
本塁打
ヤクルト：村上宗隆 4号（4回表ソロ）
DeNA：ロペス（1回ソロ）、佐野（1回ソロ）、高城（2回ソロ）
バッテリー
ヤクルト：イノーア、星知弥、長谷川宙輝、寺島成輝、中澤雅人、清水昇、石山泰稚‐古賀優大、井野卓
DeNA：濱口、国吉、エスコバー、パットン、山﨑、三嶋‐高城、嶺井
コメント
主砲に20日ぶり待望の一発！
待望の一発は貴重な追撃弾となった。
7月2日の広島戦のサヨナラ満塁本塁打以来、20日ぶりとなる4号本塁打は豪快にスタンドに放り込む追撃の一打となる。初球、高めの誘い玉は力ないハイボールとなり、村上の餌食となった。昨年.231と低打率が指摘された打率は、今季ここまで.388の驚異的成績、その反面で26試合終わって3本塁打という数字を本人も気にしていたと思うが、この本塁打でますます打撃が上がっていくのではないか。
今季ここまで118打席中3分の1以上の42打席が得点圏でのもの。得点圏打率はこれまた脅威の.500。リーグトップの31打点は文句のつけようのない成績だが、本塁打という華を添えることにより、ますます怪物的な数字へと成長するだろう。この男なら、本塁打を狙いすぎて打撃が狂うこともないはず、4番の本塁打に期待大だ。
継投策光る
昨日の試合で勝ちパターン4人を全員使ったこともあり、この日は投手温存を図りたかったが、ここまで0勝の先発イノーアが案の定といった感じで試合を作れず、4回終わって5失点で降板。
5回以降を星、長谷川、寺島と、昨日投げていない3人で無失点で繋いだのは良いが、驚いたのは8回に投げた5番手の中澤の起用。ここまでビハインドの場面で起用されてきた11年目のベテラン左腕は8試合で3.00の成績、同点の終盤で起用されるには大分心もとない存在だったが、1回を三者凡退に抑えて見事起用に応えてみせた。
ここまでリリーフ投手陣を温存する采配が目立っていた高津監督だが、今日の継投はとくにその傾向が出ていた。打ち込まれて勝ち星を落とすことも覚悟した継投とも見えるが、無失点で繋いだリリーフ投手陣は賞賛を送りたい。
それにしても、先発投手が早々に降板するのはどうにかならないのか。クックがファームで投げられる状態になっているので、イノーアは一度ファーム調整も視野に入れるか。
走攻
1点を追う6回、先頭の西浦がヒットで出塁すると、古賀の打席でエンドランをしかけ、二塁に進む（結果は盗塁）。代打川端が四球で繋ぐと、1番坂口が鮮やかに同点打を繋ぎ、足を絡めた攻撃が得点に結びついた。
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020072201
公示
登録
なし
抹消
なし
予告先発
2020/07/22 対DeNA ＠横浜
ヤクルト：高橋奎二（2試合0勝0敗 防御率3.38）
DeNA：大貫
ファーム試合結果
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24817
脚注
2020/07/22
yoshi-kky