2020/07/15 ヤクルト9-5阪神 @阪神甲子園球場 第5回戦 3勝2敗 4,419人
山田が今季初めてスタメンを外れ、この日まで無安打の荒木が二塁手でスタメン。ベテラン井野が今季初めてスタメンマスクを被り、「イノーア‐イノ」バッテリー。
目次
スコア
ヤクルト 200 002 203 R9 H14 E0
阪神 001 003 100 R5 H9 E2
勝:マクガフ(2勝) 負:伊藤
本塁打
ヤクルト:エスコバー 1号(6回表・ソロ)
阪神:糸原(3回裏ソロ)、ボーア(7回裏ソロ)
バッテリー
ヤクルト:イノーア、長谷川宙輝、マクガフ、梅野雄吾、清水昇、石山泰稚‐井野卓
阪神:ガルシア、伊藤、能見、望月、馬場‐梅野
寸評
ヤクルトは初回、村上の二試合連続先制打となるタイムリーヒットなどで2点を先制。6回にはエスコバーの2ランで突き放した。雨天による中断の後、一時同点に追いつかれるものの7回表に村上の今日3打点目となるタイムリーが飛び出し、これが決勝打となる。
先発イノーアは毎回ランナーを背負うピッチングも、5回を1失点とまずまずの内容。
試合は9-5でヤクルトが勝った。
コメント
エスコバーが雨雲切り裂く一撃!
エスコバーが7月8日の中日戦以来となる4安打の活躍。
雨天で30分中断した後の6回表には、疲労の見えたガルシアの高めの速球をはじき返し、来日初となる本塁打をスタンドに叩き込んだ。これは1点差に迫られた中で価値のある貴重な2ランショットともなった。
その後も打棒は止まることなく、9回に先制打を放ち、5打数4安打1本塁打3打点の大当たり。守備だけでなく、バットでもメジャーリーガーの実力をいかんなく発揮しはじめてきている。
村上が2試合連続先制打!
昨日の試合に引き続いて初回に村上が先制のタイムリーを放つ。
ランナーが溜まった場面でコンパクトにヒットを放つその姿は、まさに打点王の風格を感じさせる。
ヒーローインタビューを受けた村上は「自分の前を打つ先輩が塁に出てくれるおかげ」と謙虚に語り、打率向上の秘密については「昨年の経験が大きい」と語った。
この日得点圏で2打数2安打3打点。得点圏打率は26打数12安打で脅威の.461まで上昇している。恐るべき勝負強さを持った20歳が、この日もツバメの勝利に貢献した。
長谷川に疲労の跡
昨年まで育成登録も、移籍1年目から勝ちパターンに繋ぐ役割をこなしてきた2番手の長谷川宙輝が、制球を乱してこの日は捕まってしまった。
先発したイノーアの勝ちを結果的に消してしまうことになったが、無理に気負うことなく堂々と明日も投げてほしい。リリーフ経験豊富な首脳陣がメンタルケアをしてくれるだろう。開幕延期で調整が難しい中、ずっと緊張の糸が解けないままだったので、一度ファームで調整させる時期に来ているのかもしれない。
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020071502
公示
登録
なし
抹消
予告先発
2020/07/16 対阪神 @甲子園
ヤクルト:高橋奎二 (1試合 3.60)
阪神:中田
ファーム試合結果
ヤクルト9x-8北海道日本ハム@戸田球場
壮絶な点の取り合いをサヨナラで制した。途中出場の内山太嗣がサヨナラ打。
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24788
脚注
2020/07/15
yoshi-kky