2020/07/14 ヤクルト3-6阪神 @阪神甲子園球場 第4回戦 2勝2敗 4,252人
初回に電光石火の先制劇は見事。石川が5回4失点、この内容では勝ち星は遠い。
目次
スコア
阪神 200 010 000 R3 H5 E0
ヤクルト 000 312 00x R6 H12 E0
本塁打
ヤクルト:西田明央 2号(5回表・ソロ)
阪神:木浪
バッテリー
ヤクルト:石川雅規、星知弥、中澤雅人、マクガフ、寺島成輝‐西田明央
阪神:秋山、馬場、岩崎、スアレス弟‐梅野
(※阪神スアレスのリンク先はヤクルトのスアレスとは別選手です)
寸評
ヤクルトは初回、村上のタイムリーと西浦の内野ゴロ野選の間に2点を先制。逆転された5回表には西田が一時同点のホームランを放った。
投げては先発石川が粘りのピッチングも、5回4失点の内容で今季2敗目を喫した。
試合は3-6でヤクルトが負けた。
コメント
見事、村上!
20歳の若き4番・村上がこの日も大仕事。
初回、制球に苦しみフォアボールでランナーを溜めた相手先発・秋山から一死一、二塁の好機を作ると6球目の緩いカーブをしっかりタメを作ってセンター前にはじき返し、先制のタイムリー。以下、配球チャート。
1 空振り誘うフォークを見逃す。1ボール
2 空振り誘うフォークを見逃す。2ボール
3 真ん中高めの甘めのストレートを空振り。2ボール1ストライク
4 外角ボール球に逃げるシュートをファウル。2ボール2ストライク
5 インコース際どいストレートをファウルでカット。
6 タイミング外すカーブを綺麗に合わせてセンター前タイムリーヒット
秋山の決め球であるカーブにはこれまで何度も手を焼いてきた天敵であったが、20歳の主砲は見事打ち砕いた。21打点目はこの日終了時点でリーグ単独トップ。勝負どころでしっかりと打点を稼ぐことができている証拠だ。
リリーフ陣には良い箸休めか

先発した石川は今季初勝利を狙ったものの、味方が早々に2点を取ってくれたものの初回からランナーを溜めるピッチング。結局5回4失点と最低限の仕事はしたものの、これでは勝ちを期待することは難しい。
一方で先週4連勝の原動力となった好調リリーフ陣はこの日は連投の箸休めとなったか。星は少し打たれてしまったが、後続は無失点リレー。マクガフは先週打たれたままだったが、少し悪いイメージを払拭できたか。寺島は地元甲子園で圧巻の三者凡退。開幕当初はまだ自信なさげに投げていたが、その姿は随分頼もしくなってきた。
山田の状態が心配
先日12試合の出場でも守備中の交錯で途中交代した山田は、この日も3点ビハインドながら8回の守備から退いた。
交錯関係なく、ここ2週間ほど好守で冴えず、この日もど真ん中のイージーボールを簡単に見逃すなど、らしくない打撃が続いており、打線の停滞に繋がっている。
心身面でコンディションが整わないのか、打線の中心的存在であるものの、一度思い切ってスタメンを外すのも考慮しなくてはならないかもしれない。
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020071402
公示
登録
なし
抹消
なし
予告先発
2020/07/15 対阪神 @甲子園
ヤクルト:イノーア(3試合 0勝1敗 10.64)
阪神:ガルシア
ファーム試合結果
ヤクルト6-1北海道日本ハム(ヤクルト戸田球場)
濱田太貴が鮮やかな一発!
支配下登録された松本友が3安打の活躍。
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24786
脚注
2020/07/14
yoshi-kky