2020/07/07 ヤクルト2-1中日 @ナゴヤドーム 第4回戦 2勝2敗 無観客
今季15試合目にして初めてのビジターゲーム。スアレスが作った流れにリリーフ陣がうまく乗れずも、延長に持ち込んで相手の自滅に助けられるかたちで辛勝。9回を投げた寺島にプロ初勝利が転がり込んだ。
目次
スコア
ヤクルト 000 001 000 1 R2 H7 E0
中日 000 000 010 0 R1 H7 E0
勝:寺島成輝(1勝) S:石山泰稚(1勝1敗2S) 負:岡田
本塁打
ヤクルト:なし
中日:なし
バッテリー
ヤクルト:スアレス、清水昇、マクガフ、長谷川宙輝、梅野雄吾、寺島成輝、石山泰稚、‐西田明央、井野卓
中日:柳、福、Rマルティネス、岡田‐木下、Aマルティネス、加藤
寸評
ヤクルトは両者無得点のまま進んだ6回、無死一塁から西浦のタイムリー2ランで村上が一気に生還し、先制する。
先発のスアレスは6回を投げ被安打1、78球無失点の快投。審判とのストライクゾーンが合わない場面も目立ち四死球は7を数えたが、要所ではきっちりと抑えた。
試合は延長10回、二死満塁から井野が押し出し四球をもぎ取り、これが決勝点となり、2-1とヤクルトが勝利した。6番手の寺島がプロ初勝利をマーク。
コメント
寺島プロ初勝利!

プロ4年目を迎えた寺島は今季、開幕1軍に滑り込みんでここまで無失点と結果を出している。6試合目の登板となったこの試合で嬉しいプロ初勝利が転がり込んできた。
1対1の同点で迎えた9回裏に登板すると、被安打1を許すも後続をしっかりと打ち取り、1回を0点に抑えて流れを呼び込んだ。
アマチュア時代からの実績を考えると遅すぎたプロ初勝利とも言えるが、これを自信にますますの快投を続けてほしい。
西浦が技ありの先制打!
今日も打撃の主役はこの人、西浦直亨のバットが先取点を生み出した。
通算でも完封負けを喫するなど苦手の相手投手・柳を今日も打ち崩せず、5回まで無得点。迎えた6回に先頭の村上が四球で出塁すると、打ちあぐねていたアウトコースのカーブを右中間に打ち返した。打球が広いナゴヤドームを転々とする中、一塁走者の村上が激走して一気にホームイン。
村上の好走塁も大きかったが、またしてもバットで大仕事を見せてくれた。
スアレス6回無失点
開幕から2戦2勝、防御率と好調のスアレスはこの日も6回まで78球、1被安打と快投。コーナーに投げ込んだ球がボール判定されるケースが多く、四球が多かった(与四球7)ものの走者を背負っても危なげなく後続を打ち取り、中日打線を圧倒した。
欲を言えば78球という球数ならもう1イニング投げてほしかったところだが、結構怪我に脆いタイプなので大事をとっての交代か。6連戦の頭・火曜日にこのクオリティの内容を続けてくれるとチームとしては非常に頼もしい存在となるだろう。
継投失敗?
今季は過密日程の特例で延長10回までとされており、それに伴って継投戦略も変わってくる。
好投の先発スアレスを6回で交代し、2番は勝ちパターンに定着した清水が、開幕から7試合連続と無失点の堂々たるピッチング。しかし続くマクガフがまたしても打ち込まれ、かろうじて同点で延長に持ち込んだものの、この先が心配される内容だった。
勝ち越してセーブ機会で登板した石山も制球が定まらずピンチを招くも、二死満塁から迎えた投手の打順で相手の控え野手が残っていないという、相手の凡ミスにも助けられるかたちになった。
監督が全幅の信頼を置く勝ちパターンがこの状態では継投以前の話なので、一日も早く本来の調子を取り戻してほしい。
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020070701
公示
登録
抹消
予告先発
2020/07/08 対中日 @ナゴヤドーム
ヤクルト:イノーア 2試合 0勝1敗
中日:山本
ファーム試合結果
ヤクルト2-9千葉ロッテ(ロッテ浦和球場)
山田大樹が先発も、4.1回を4失点(自責3)
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24767
脚注
2020/07/07
yoshi-kky