2020/06/09 ヤクルト5-2日本ハム @明治神宮野球場 第1回戦
目次
スコア
ヤクルト 000 000 210 R3 H7 E1
日本ハム 400 000 10x R5 H6 E0
本塁打
日本ハム:万波(8回表ソロ)
バッテリー
ヤクルト:イノーア(6回無失点)、長谷川宙輝(0.1回2失点)、梅野雄吾、石山泰稚、マクガフ‐中村悠平、井野卓、古賀優大
日本ハム:井口、村田、金子‐宇佐見、鶴岡
寸評
ヤクルトは1回、この日慢性扁桃炎から4番・指名打者で復帰した村上がライトスタンドに3ランを放ち、先制。直後に6番・西浦もソロで続いた。2点差に迫られた7回は二死三塁から上田剛史がセーフティスクイズを決め、1点を追加する。
先発したイノーアは6回を投げて2安打8奪三振で無失点と完璧な内容。ローテ入りが確実されている段階で最後の練習試合で好結果を残した。
試合は5対3でヤクルトが勝った。
コメント
イノーアが6回無失点の快投!

先日本ブログでも紹介したイノーアだが、この日も150キロを計測するストレート、ツーシームとチェンジアップを低めに投げ、まったく危なげない内容で6回を無失点に封じた。
特にチェンジアップが空振りを奪うのに有効で、文句のつけようがないピッチングだったのだが、強いてあげると球数少なく投げれていたが6回に少し球が浮ついてしまった。シーズンに入るにあたり、長いイニングを投げるスタミナが課題になるだろう。
村上が豪快な復帰弾!
慢性扁桃炎で4試合欠場していた4番の村上だが、この日復帰第一打席の初回にいきなりライトスタンドに引っ張った豪快な一撃を叩き込む。発熱によるパワーダウンどころか、力が有り余っているようなバッティングを披露してくれた。
この日は指名打者での出場となったが、塩見の負傷と西浦の好調で、開幕は一塁村上で行くんじゃないかと思われる。
エスコバーに初ヒット!
6月2日に始まった練習試合では6試合連続ヒットなしに終わっていたエスコバーだが、この日ようやく7回にどん詰まりのポテンヒットながら、ようやく初ヒットが出た。
ヒット性の当たりは出るものの、野手の正面をついたりと不運な場面が多かったが、とりあえずヒット一本出たことに本人もファンもほっとした様子だ。
日本の投手にもそろそろ順応し始めてくる頃かと思うが、公式戦では幸先のいいヒットを飛ばしてほしい。
状態が心配なリリーフ・長谷川
春先のオープン戦から常に好調を維持していた移籍1年目(前ソフトバンク育成)の長谷川宙輝だが、先日東京ドームの登板に続き、この日も0.1回を投げ2失点と、
移籍1年目という環境、梅雨に入り汗ばむ季節での疲労感、そしてコロナにより難しい調整を強いられている状況など、タフな場面が続くことになるが、焦らずしっかりと調整していってほしいところ。
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24662
脚注
2020/06/09
yoshi-kky