2020/08/27 ヤクルト2-5巨人 @明治神宮野球場 第13回戦 4勝8敗1分 4,947人 リリーフ陣に光明も流れ見失い、初の同一カード3連敗…キャプテン青木が9試合で4発の大当たり
目次
スコア
巨人 001 130 000 R5 H10 E0
ヤクルト 000 001 100 R2 H8 E1
勝:戸郷 S:デラロサ 負:高梨裕稔(2勝3敗)
本塁打
ヤクルト:青木宣親 11号(7回裏ソロ)
巨人:炭谷、丸
バッテリー
ヤクルト:高梨裕稔、星知弥、近藤一樹、マクガフ、長谷川宙輝‐西田明央、井野卓
巨人:戸郷、大江、鍵谷、高梨、大竹、デラロサ‐炭谷
寸評
リリーフ陣に光明
打ち込まれることの多かったリリーフ陣が好結果を残した。
昨日散々の内容だった大下佑馬が2軍降格し、代役に星知弥が再昇格。5点ビハインドの6回に2番手として登板し、1イニングを3者凡退に抑えてゲームの展開をしっかりと締めた。
3番手の近藤、4番手のマクガフは調子を上げてきており、勝ちパターンでしっかりと役割を果たせそう。そして、5番手の長谷川が9回2死から登板し、1被安打と1四球を与えるが、無失点に切り抜けた。
正直、この長谷川の起用にはびっくりした。セオリーならマクガフを送り込んで9回裏の攻撃に移りたいところだが、昨日一昨日と2日連続で打ち込まれてしまった長谷川に、楽な場面で投げさせるための明確な温情起用だった。
投球内容は制球定まらず、失投を相手が打ち損じてくれたもので決して褒められたものではないが、無失点で切り抜けた左腕をベンチが総立ちで迎えた。長谷川にバトンを回したマクガフが祝福し、緊張しっぱなしだった長谷川にもようやく笑みが見れた。
昨日の試合では打たれてしまい、ベンチでうなだれる姿が映り、メンタル面が心配されていた。チームメイトや首脳陣がこうしたかたちで挽回の機会を得られたことは、悪い流れの続くチームにおいても光明の兆しだろう。
長谷川、ベンチが心配そうに見守る中、なんとか無失点。球は甘かったが相手の打ち損じに助けられたかたち。この結果を自信につなげて欲しい #swallows pic.twitter.com/qQu6SxblYY
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) August 27, 2020
高梨奮闘も、流れ止められず
負の流れを食い止められず、神宮9連戦は2勝7敗、今季初の同一カード3連敗と屈辱まみれの夏の神宮になってしまった。
逆境の中、高梨はよく頑張った。立ち上がりに坂本にいきなり長打を食らったが、その後落ち着いて無失点の出だし。3回、4回に1点ずつ失うが、迎えた5回には簡単に2死をとってから相手の主軸に連打を食らい、ここで降板。
結果だけ見れば5回5失点と褒められたものではないが、要所で力の入ったボールや切れ味鋭いフォークで6奪三振。4回裏の攻撃では二死三塁の好機に鮮やかにライト前に巧打を見せる(結果はライトゴロ)。
先発陣が小川と高梨を除いて崩壊状態にあるチームにおいて、開幕から及第点の投球を続けているものの、いまひとつ勝ちが伸びてこない。結果が出なければそれまで、と言ってしまえば簡単だが、何かもうひとつ援護でもあれば結果も変わったのではないか、と思わせるピッチングだった。
キャプテン青木が大当たり
7回裏、4点ビハインドの場面で青木がレフト方向へ技ありの一発。この9連戦で4本塁打の固め打ちだが、チームの勝利には結びつかなかった。
個人プレーよりもチームの勝利を追い求めるキャプテンにとって、チームが勝てていけない歯がゆさを誰よりも感じているはず。明日からは舞台を横浜に移しての3連戦。キャプテン青木を勝利に導けるような試合展開にしたい。
青木が11号ソロ。左キラーの高梨雄平から価値ある一撃をレフトスタンドへ pic.twitter.com/3envfVhl65
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) August 27, 2020
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020082701
公示
登録
星知弥
抹消
予告先発
2020/08/28 対DeNA @横浜スタジアム
ヤクルト:吉田大喜(6試合 1勝3敗 防御率6.04)
DeNA:ピープルズ
脚注
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2020/08/27
yoshi-kky