2020/10/19 ヤクルト1-1阪神 @明治神宮野球場 第21回戦 9勝11敗1分 3,593人 坂口が1500安打達成!スアレスは安定感抜群の投球で、兄弟登板が実現
目次
スコア
ヤクルト 000 100 000 0 R1 H6 E1
阪神 000 010 000 0 R1 H5 E1
本塁打
ヤクルト:なし
阪神:なし
バッテリー
ヤクルト:スアレス、マクガフ、清水昇、石山泰稚、梅野雄吾‐中村悠平
阪神:ガンケル、岩貞、藤浪、岩崎、スアレス、桑原‐梅野
寸評
坂口が1500安打達成!
衰え知らずのベテランが偉業を達成した。
通算1500安打にあと1本とリーチをかけていた坂口は、5番ライトでスタメン出場。無死一、二塁で迎えた第2打席にレフト前へ坂口らしい鮮やかな流し打ちで節目を迎えた。
敵地ながら地元・兵庫の甲子園での偉業達成。記念のボードが授与される時には係員が誤って二塁走者の村上に渡しに行く珍ハプニングもあったが、無事ボードを手にした坂口は観客の声援に応えた。
開幕から怪我人が続出するヤクルトの外野陣において、スタメンを守り続けている貴重な存在。昼間は岩隈(巨人)の引退で「近鉄戦士」がトレンドにあがった。近藤一樹とともに残り2人となった近鉄戦士の残党として、バットを振り続ける。
坂口、第二打席でレフト前に先制のタイムリーヒット。実に坂口らしいヒットは、これでNPB通算1500安打目。岩隈の引退で「近鉄戦士」がトレンドになった夜、見事偉業を達成した。 https://t.co/cM953BgTST #swallows pic.twitter.com/9bRpVHUuoz
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) October 19, 2020
スアレスは安定感抜群の好投
安定感抜群の助っ人がこの日も好投を見せた。
10月17日の試合が雨天で延期になり、2日のスライド、雨空で寒いコンディションながらしっかりと役割を果たした。
立ち上がりは球数を要してランナーを溜める展開だったが、3回以降は危なげなく切り抜けた。5回には味方のエラーが絡んで1点を失うものの、6回を投げて94球1失点(自責0)という内容。十分合格点の内容だろう。
故障離脱が多いものの、登板した試合は大崩れすることがない助っ人。契約を延長すれば間違いなく来年も活躍してる存在であるし、是非とも残留を選んでほしい。
なお、この日は阪神にいる弟のロベルト・スアレスがリリーフ登板。阪神不動のクローザーとして活躍する弟と同じ試合で投げるのは初めて。兄弟で敵チーム同士が同じ試合に登板するのはNPB史上初めての出来事であるとのこと。今年はヤクルトが壊滅的に弱いので、中々クローザーを持ってこられる試合展開にならないのだが、これも来年以降対決が連発することを期待したい。
無安打リリーフ
スアレス降板後、マクガフ、清水、石山、梅野とつないで無失点。引き分けに持ち込んだ。
特にマクガフと清水は無安打で共に2奪三振と完璧な内容。チームは劣勢になることが多く、中々ホールドやセーブのつくシチュエーションが回ってこなかったが、この日は3人にホールドが記録(梅野は最後を投げたためホールドつかず)。特に清水は中日・祖父江らとホールドのタイトルを争っており、清水のためにもなんとかホールドシチュエーションで出番を回したい。
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020101902
公示
登録
抹消
予告先発
2020/10/20 対巨人 @神宮
ヤクルト:高梨裕稔(14試合 3勝5敗 防御率4.72)
巨人:戸郷
脚注
2020/10/19
yoshi-kky