10/02 不可解な高梨の交代でモチベーションが心配。西田が気迫のソロ弾! ヤクルト5-7広島 @神宮

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2020/10/02 ヤクルト5-7広島 @明治神宮野球 第15回戦 6勝7敗2分 10,179人 不可解な継投でモチベーションが不安。西田が気迫のソロ弾!

スコア

広島  201 020 020 R7 H14 E0

ヤクルト 200 100 020 R5 H5 E2

勝:床田 S:フランスア 負:クック(0勝3敗)

本塁打

ヤクルト:青木宣親 17号2ラン(1回裏)、西田明央 5号ソロ(4回)

広島:なし

バッテリー

ヤクルト:高梨裕稔、クック、中澤雅人星知弥長谷川宙輝梅野雄吾‐西田明央、古賀優大井野卓

広島:床田、ケムナ誠、塹江、フランスア‐坂倉

寸評

西田が気迫の同点ソロホームラン!

シーズン中盤から正捕手の座を守っている西田が、気迫のホームランを見せた。

4回、自打球を右膝に当ててしまい、悶絶。一度ベンチに下がるが根性で打席に戻ってくると、真ん中甘い球を逃さずレフトスタンドに同点ソロを叩き込んだ。広島戦では5本塁打中3本塁打をマークするなど、好相性を見せた。

グラウンドを一周する際中は、嬉しさよりも痛さで顔を歪め、足をひきずりながら仲間に出迎えられた。

捕手が離脱する苦しいチーム状況を支えている西田だが、大事をとって次の守備から退いた。膝は扇の要を守る要所だけに、大事が無いことを祈りたい。

青木が17号!昨年のホームラン数を上回る

ベテランのバットが止まらない。

2点を追う1回の攻撃、先頭の荒木がフォアボールをもぎとって出塁すると、2番の青木でバックスクリーンへ17号2ランを叩き込み、すぐさま同点に追いついた。

タイミング的にはやや差し込まれていたが、体の回転を上手く利かせ、打球は失速せずそのままスタンドに届いた。

17号は昨年の16本を上回る記録で、キャリアハイの20号まであと3本と迫った。進化の止まらないベテランのバットに目が馳せない。

高梨は2回2失点で降板。不可解な交代劇でモチベーションを保てるか?

先発した高梨は初回からぴりっとせず、ランナーを溜めて2失点。それでも大崩れはせずに2回に立ち直りの兆しをみせた。

2回裏の攻撃で打席に入ると、3回の守りからはクックがマウンドに上がり、高梨はこれで降板となった。

個人的な感想としては、この登板はどうしても疑問に思わざるを得ない。実績のない若手投手ならまだしも、マウンドに上がったのは今季数少ないローテーション投手として頑張っていた高梨だ。少し立ち上がりが悪かったからといって、このような交代をするのは高梨のモチベーション的にも良い影響があるとは思えない。

継投をしたクックもデビューから芳しい結果を残せておらず、結局3回とロングリリーフして3失点という、何とも言えない結果で試合の流れを掴めなかった。高梨にアクシデントがあるとしたら話は変わるが、このような継投をされてはチームとしても白けてしまう。

試合後、高津監督は「先発投手が早々に降板すると、難しい。ベンチの雰囲気を考えて交代させた」とコメントしたが、早めの降板を決断したのは監督自身である。継投の経緯を鑑みても、試合の結果を見直しても、疑問の残る継投になってしまった。

外部リンク

https://www.yakult-swallows.co.jp/game/stats/2020100201

公示

登録

なし

抹消

なし

予告先発

2020/10/03 対広島 @神宮

ヤクルト:スアレス(6試合 4勝0敗 防御率1.75)

広島:森下

今季4勝負けなしのスアレスが先発。広島戦では2勝をマークと好相性。

ファーム試合結果

ヤクルト9-10DeNA

先発した原樹理が1回6失点と大炎上。

4番手の寺島成輝がリリーフして2イニングを無失点と好調を維持。一軍復帰は秒読みか。

脚注

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2020/10/02

yoshi-kky