2020/10/01 ヤクルト2-0DeNA @横浜スタジアム 第21回戦 10勝10敗1分 12,844人 歳内宏明が初勝利!完封リレーで5位浮上!
目次
スコア
ヤクルト 011 000 000 R2 H4 E0
DeNA 000 000 000 R0 H6 E1
勝:歳内宏明(1勝1敗) S:石山泰稚(3勝2敗15S) 負:武藤
本塁打
ヤクルト:なし
DeNA:なし
バッテリー
DeNA:武藤、砂田、国吉、エスコバー、パットン、山﨑、伊勢、石田‐戸柱、伊藤
寸評
歳内が移籍後初勝利!
ヤクルトと契約後、3試合目の先発となった歳内が7回無失点の好投で今季初勝利を手にした。
歳内にとっては先発としてプロ入り初勝利ということだったが、7回を投げて無失点という内容は、まさに先発投手としてチームを勝利に導いた快投であった。
歳内のこれまでの投球内容は、9/16が5回2失点、9/23が2.1回を5失点というもの。この日も4~5回をなんとか投げられればいいと思っていたのだが、球数少なく頑張ってくれた。
初回、立ち上がりを相手の早攻めにも助けられるかたちでわずか4球で終えると、2回と3回に1点ずつ味方の先制点を呼び込む。ピンチらしいピンチは2回に敬遠を絡んで迎えたものぐらいで、危なげなく切り抜ける。2つの併殺打をふくむ9つのゴロアウトを稼ぐなど、とにかく低めに丁寧に投げることができていた。
最大のピンチは自身最長のイニング数となった7回。簡単にアウトを2つとったものの、2本の単打で走者を二人背負うが、動じなかった。代打の山下をフォークで打ち取り、この回限りでの降板となった。
ヒーローインタビューでは山下との対戦を「フォークに合っていないように感じた」と冷静に相手を観察していた。「今までは野手に助けられていた」と謙遜する歳内だが、この試合はまさに自身で勝利を切り拓いた一勝だった。「これからも頑張りたい」と話すように、まだまだ歳内の野球人生はこれからである。今日のピッチングをスタートラインに、どんどん勝ちを稼いでもらいたい。
NPB復帰後初勝利、先発でプロ初勝利の歳内「先発で勝つことができてよかった。拾ってもらって、結果が出せてよかった。これからも頑張りたい。野手に助けられていた。」低めを意識して投げていた。#swallows pic.twitter.com/dksfoSkGs5
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) October 1, 2020
清水、石山が2日連続で試合を締める!
歳内のあとを受けた清水、石山が無失点でつなぎ、完封リレーで試合を締めた。
8回を投げた清水は3つのフライアウトで片付け、24ホールド目。9回を投げた石山は、前日に引き続いてランナーを背負う内容だったが、終わってみれば無失点で15セーブ目。ファンも胃をキリキリするような内容だったが、結果的には危なげないクロージングを見せてくれた。
今季は好調ながら中々セーブシチュエーションの少ない石山だが、少ない機会できっちり試合を締めるのは、まさにクローザーである。
スタメン・廣岡は4打数0安打、3三振
9月17日以来のスタメン出場となった廣岡大志だが、この日は3三振を含む4打数0安打とブレーキになってしまった。
エスコバーの休養日ということでチャンスが巡ってきたが、期待に応えられなかった。サードのポジションは宮本丈をはじめ、太田賢吾など実力者が虎視眈々とその座を狙っている。結果を出してアピールしたいところで、痛恨の4タコになってしまった。
宮本といえば、9回の攻撃でまた「代打の代打」を送られた。右投手の場面で代打を送られ、左投手の登場で荒木貴裕に交代、その荒木は申告敬遠と、何とも忙しい打席になった。今季2度目の「代打の代打」となった宮本だが、8月21日以来スタメンの機会を与えられていない。期間中の打撃成績は、22打数7安打で打率.318と十分な成績を出している。チャンスを「与えてやる」存在ではなく、「与えるべき」存在であると思うのだが、抜擢を待ちたい。
フォトギャラリー
現地観戦してきました。画像準備中です。
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020100101
公示
登録
なし
抹消
なし
予告先発
2020/10/02 対広島 @明治神宮野球場
ヤクルト:高梨裕稔(12試合 3勝4敗 防御率4.61)
広島:床田
ファーム試合結果
脚注
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2020/10/01
yoshi-kky