ヤクルトは2日、近藤一樹ら7選手に来季の契約を結ばない、戦力外通告を通告しました。近藤は2016年からヤクルトでプレー、2018年に最優秀中継ぎ投手を受賞するなど活躍。
目次
近藤ら7選手に戦力外通告
ヤクルトは2日、近藤一樹、山田大樹、田川賢吾、風張蓮、平井諒、山中浩史、ジュリアスの7選手と来季の契約を結ばないことを発表しました。
7選手はいずれも投手であり、若返りを図るチーム方針と今季の成績不振を問われるかたちになりました。現役引退を表明した五十嵐亮太、中澤雅人と合わせて今年9人の投手がチームを去ることになります。
ヤクルト支配下選手:68名(11/02時点。イノーアは退団済み)
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) November 2, 2020
ドラフト指名+6名
引退-3名(五十嵐亮太、中澤雅人、井野卓)
退団-6名(近藤、山中、平井、田川、風張、山田大)
現時点で65名。育成はジュリアス退団で1名でドラフトで4名指名。65+1+4=70でジャスト70人https://t.co/udtxzFnWFb
ヤクルト・近藤ら7投手と来季の契約を結ばず – SANSPO.COM https://t.co/H1HCjacegZ @sanspocomより
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) November 2, 2020
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/25203
各選手の今季成績
近藤一樹
近藤投手は2016年に八木亮祐投手とのトレードでオリックスから移籍。2018年には最優秀中継ぎ賞のタイトルを獲得するなど在籍4年間で216試合に登板し、献身的に活躍。今季は若手の台頭に押し出されるかたちで、20試合の一軍登板となっている。
2020年成績:20試合 0勝1敗 防御率4.74
山田大樹
山田大樹投手は2018年からソフトバンクより移籍し、3年間プレー。今季は開幕3戦目の先発を任されるなど、投手陣の救世主として期待されたが、僅か2試合での登板に終わった。ファームでも中々調子が上がることなく、今年限りとなった。
2020年成績:2試合 0勝2敗 防御率8.31
(ファーム 15試合 2勝6敗 防御率4.55)
田川賢吾
田川投手は2012年ドラフト3位でヤクルトへ入団。昨年は一軍で3試合に先発しており、今年の活躍を期待されたが一軍登板はなかった。
(ファーム 20試合 1敗2S 防御率1.95)
風張蓮
風張投手は2014年ドラフト2位でヤクルトへ入団。一軍では代打出場・代走出場をこなすなど「困ったときの風張」として投手以外でも献身的な活躍をした。今季は9月3日にオープナーとして1試合に先発したが、一軍で満足いく投球ができなかった。
11試合 0勝0敗 防御率7.98
(ファーム 防御率1.83)
平井諒
平井投手は2009年ドラフト4位でヤクルトへ入団。昨年は20試合に登板したが、今季はファームでも一度も登板機会がなかった。かつての剛速球投手も度重なる怪我に悩まされ、チームを去ることになる。
今季登板なし
山中浩史
山中投手は2014年にソフトバンクからトレード移籍。独特なアンダースローで移籍2年目の2015年には6勝(2敗)をあげて優勝に貢献した。今季はベテランサブマリンとして6試合に先発も、35歳という年齢と体力的な問題が懸念されての自由契約となった。
6試合 1勝2敗 防御率5.52
(ファーム 8試合 4.82)
ジュリアス
ジュリアスは2015年ドラフト4位でヤクルトへ入団。肘の手術の影響で2018年から育成選手としてプレーしたが、状態が上がらず自由契約となった。
(ファーム 10試合 0勝0敗 4.38)
関連記事
脚注
2020/11/02
yoshi-kky