2020/09/03 ヤクルト3-4阪神 @阪神甲子園球場 第15回戦 7勝8敗0分 4,965人 第2先発高橋が好投!オープナー風張は2回2失点。打線が繋がり効果的に得点。
目次
スコア
ヤクルト 000 200 100 R3 H10 E1
阪神 200 000 20x R4 H6 E1
勝:岩貞 S:岩崎 負:高橋奎二(1勝3敗)
本塁打
ヤクルト:なし
阪神:なし
バッテリー
ヤクルト:風張蓮(2回2失点)、高橋奎二(4.1回2失点)、マクガフ、星知弥‐西田明央
阪神:青柳、能見、岩貞、ガンケル、岩崎‐梅野
寸評
第2先発高橋が好投!オープナーの成果は?
2番手として登板した高橋は4.1回を2失点の好投(2失点は自身が出したランナーを後続が失点しまったもの)。
最近の登板で課題となっていた立ち上がりをオープナーの風張に任せて、楽な心境で投球に集中できたのではないだろうか。課題の制球難は鳴りを潜め、持ち味である力のある球で攻めていけた。
予告先発として登板した風張はデビュー戦以来の先発登板。風張はデビュー戦で先発登板したが頭部死球により僅か打者2人で危険球退場となった苦い過去があるが、無難に立ち上がりをまとめてくれた。
2回2失点の内容だけ見るとあまり褒められたようなものではないが、チームで前例のないオープナーという難しい役割をこなしたことは賞賛を送りたい。
代打・代走・ロングリリーフ・オープナーなんでもこなしてくれる「何でも屋」の存在は今後のチームに欠かせない存在となるだろう。
オープナーとなった風張は2回2失点とまずまずの内容。2番手は第2先発の高橋 pic.twitter.com/cIgvQ0DsaH
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) September 3, 2020
上位打線が、下位打線が繋がる!
打線は2点を追う4回、先頭の青木から山田、村上と繋ぎ、一挙2点で同点に追いつく。村上のタイムリーは8月26日以来の打点となった。
上位打線が仕事をしたあとは下位打線の出番。同点の7回に6番坂口と7番のエスコバーの連打で繋ぐと、2人の凡退を挟んで山崎のピッチャー返しが相手守備のエラーを誘い、勝ち越しに成功した。
1点ビハインドの9回には疲れの見える相手リリーフ陣を攻め立て、二死一二塁の好機を作るが、ここではあと一本が出なかった。
どうした、マクガフ
好投の高橋をリリーフしたマクガフは1点リードの一死一三塁という非常に難しい状況で登板。
先頭の中谷を力ある球で見逃し三振に切ってとるが、続く近本の打席の3球目で一塁ランナーの陽川が盗塁。これで状況は二死二三塁に。1球ストライクを挟んだマクガフは無人の一塁に牽制球を送ってしまい、ボールがファウルグラウンドを転々とする間に2失点、思わぬかたちで逆転を許してしまう。
投球以外のところで不注意による失点は見るものを落胆させるものだった。ただ、これはマクガフの不注意によるものだけではなく、バッテリー間の呼吸も影響したのではないか、という気もする。この失敗を糧にして次に同じ失敗のないようにしてほしいところだ。
高津監督は試合後、このプレーについて「本人に聞いてほしい」とコメント。しかし、マクガフを非難する声は大きいのだが、緊迫する場面で打者との対戦に集中しているだけにこのような一瞬の勘違いをしてしまうことはあり得る。真面目な性格のマクガフだけに、このプレーを引きずって明日以降の投球に響いてしまわないかが心配だ。
マクガフ、二死二、三塁から無人の一塁に牽制球を送り、牽制球は無人のファウルエリアを転々。逆転を許す。ヤッテシマッタ #swallows pic.twitter.com/Ao56AMxqSI
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) September 3, 2020
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020090303
公示
登録
なし
抹消
なし
予告先発
2020/09/03 対中日 @神宮
ヤクルト:高梨裕稔(9試合 2勝3敗 防御率4.93)
中日:柳
ファーム試合結果
ヤクルト0-0楽天(戸田球場)
原樹理が5回無失点!継投で無失点リレーで引き分けに持ち込む
ヤクルト戸田軍先発・原樹理は5回を投げて被安打5・1四球ながら無失点の内容。内容はともかく、球の力や精度はまだ一軍には遠いレベルといった印象。2番手はこの人も一軍復帰が待たれる中尾輝。 #swallows pic.twitter.com/ZQpQYB2wnl
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) September 3, 2020
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24953
脚注
2020/09/03
yoshi-kky