ツバメinfoの選手名鑑。田川賢吾は東京ヤクルトスワローズの投手。上原も太鼓判の右腕。遅咲きのブレイクが期待される。右投左打
目次
基本情報
選手名:田川 賢吾(たがわ けんご)
利き手:右投左打
ポジション:投手
生年月日:1994年5月22日(25歳)
年数:8年目
出身地:大阪府
来歴:高知中央高‐ヤクルト(2012年3位)
身長体重(公称):189cm79kg
推定年俸
700万円(単年契約)
背番号
35(2013-2016)
117(2017-2018)
62(2018-)
成績
2019年
4試合 1勝2敗 12K ERA7.63
NPB通算
5試合 1勝2敗 13K ERA7.16
主な球種
ストレート、カットボール、スライダー、カーブ、フォーク
登場曲
「Slow Down」Lights Follow
寸評

最速148キロの速球が持ち味の右腕。支配下復帰2年目となった2019年はイースタンリーグで結果を残すと9月に一軍昇格。プロ初先発と初勝利をマークし、7年目にしてブレイクの兆しを見せた。
上原浩治(元巨人ほか)も素材を高く評価する右腕だが、故障の影響で思うような結果が残せず、勝負の年が続いている。
高校時代は外野手としても活躍した強打も武器。高知中央高の3学年下に日隈ジュリアス(2015年ヤクルト4位)。
上原浩治も太鼓判
2015年オフ、上原浩治(当時レッドソックス)と自主トレをしていた小川泰弘とのつながりで共に自主トレを行う。
上原とは地元が同じ大阪で繋がっているが、メジャーリーグでも抜群の活躍をした右腕をして素材は光るものがあると言わしめた。それから時間は経ってしまったが、光るものがある素材は輝きを増しつつある。一軍で花開くことができるか、注目したい。
レッドスターの教え
田川は中学時代、赤星憲広(元阪神)設立のレッドスターベースボールクラブに所属していた。
文武両道の五訓の教えが今でも生きているという。
http://www.redstar53.com/rsbbc/course_list/
忘れられない”初勝利”
プロ入りから思うような活躍ができないシーズンが続いていた田川だが、2019年シーズンはイースタンリーグでも2完投1完封を含む82.2投球回を記録。夏場に一軍昇格すると、8月24日にプロ初先発を果たす。
2度目の先発となった9月15日の広島戦(マツダスタジアム)では5.2回を1失点と好投。見事にプロ初勝利をあげて「忘れられない一日」になった。
決して物凄い球を投げるわけではないのだが、研究熱心でオフには山本由伸(オリックス)のカットボール投法を参考にしたという。2020年シーズンはチームの苦しい先発に割って入る活躍をしてほしい。
球歴
プロ入り前
中学時代は赤星憲広(元阪神)設立のレッドスターベースボールクラブでプレー。
高知中央高に進学すると外野手兼投手として活躍するが、2年秋から投手に専念。3年夏には最速148キロをマークするなどプロスカウトからも高く評価を受けるも、甲子園出場はならなかった。
2012年ドラフトでヤクルトから3位を受け、入団。入団当時の背番号は「35」で、ドラフト同期に小川泰弘ら。同年ドラフトでヤクルトから指名された高卒選手は田川が唯一だった。高知中央高からのプロ野球選手は田川が初。
プロ入り後
プロ入り後は椎間板ヘルニアの手術をするなど故障にも悩まされ、一軍登板がないまま2016年オフに支配下登録から育成登録へ切り替えとなった。
2018年シーズン前に支配下復帰を果たし、プロ初登板も果たすも1軍の試合はこの1試合に終わる。2019年はイースタンリーグで夏場に2完投1完封をマークして一軍昇格を勝ち取る。9月には初勝利をマーク。
応援歌♪
歌詞
闘志燃やして攻めろよ 投打に輝き放て
勝利をその手で 掴み取れ
「ゴーゴーレッツゴー!田川!」
MIDI
外部リンク
https://npb.jp/bis/players/71975137.html(NPB)
https://www.yakult-swallows.co.jp/players/detail/1200077(ヤクルト公式)
http://tsubamegundan.com/information.html (応援歌一覧。全国ツバメ軍団公式)
https://www.yakult-swallows.co.jp/photo (ヤクルト公式フォトギャラリー)
脚注
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2020年7月9日更新
執筆者:yoshi-kky