【現地レポート】日本一の瞬間!大熱戦の現地をビジター応援席から|ヤクルト20年ぶり日本一

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ヤクルトが大熱戦を制して20年ぶり6度目の日本一に輝いた日本シリーズ!第6戦の総括と現地の様子を、現地レポートからまとめました。

2021年シーズンの集大成

実に、今季のヤクルトを象徴する試合でした。

6戦目までもつれたシリーズは、9回終わっても決着つかず。11月27日にして、今季初めて延長に突入したシリーズはリリーフ投手の踏ん張りあいに。

最終的に、シリーズでも悔しい思いをしたマクガフが2.1回を0点に抑える力投。見事、胴上げ投手に輝きました。

リリーフ陣が踏ん張る

第6戦目はリリーフ投手陣が踏ん張ってもぎ取った試合でもありました。

以下は、6戦目のヤクルトの継投です。

1番手 高梨裕稔 4.2回
2番手 スアレス 2.1回
3番手 清水昇 2回
4番手 田口麗斗 0.2回
5番手 マクガフ 2.1回(勝利投手)

先発投手は相手は球界のエース・山本由伸に対してこちらは今季4勝の高梨裕稔。

力量差はあったものの、高梨は初回から球数をかけながらも丁寧な投球。4.2回を1失点と、見事に役割を果たします。

2番手以降は清水、マクガフがシーズンではほとんど経験のないイニング跨ぎの熱闘。

スアレス、田口らリリーフ投手陣全体で踏ん張り、盤石のリリーフ陣で勝ちを積み上げてきた今年の戦いを象徴するような継投でした。

最後は「神様」が決めた!

相手投手は難攻不落の山本由伸

打線は相手投手・山本に対してくらいつき、球数を稼ぐ攻撃。5回には7番オスナのヒットを起点に塩見のタイムリーで先制点を挙げました。

ヤクルトがリリーフで繋いでいくのに対し、オリックスは山本が9回141球1失点の熱闘。

両軍好機を作りながらも勝ち越し点は掴めず、試合は延長戦に突入。

12回、代打で決勝点をあげた川端慎吾(公式フォトギャラリーより)

試合を決めたのは「代打の神様」川端慎吾

ここ数年は怪我に苦しんだ「神様」が鮮やかな決勝点で、チームに日本一をもたらしました。

現地の様子

ここからは、私の個人的な現地観戦記を踏まえたレポートになります。

9:51の新幹線のぞみで、神戸へ!

普段、あまり新幹線乗らないんですが、新大阪から西の新幹線って少ないんですねー。

/^o^\フッジサーン

新神戸到着!たまたま、向かいから「ドクターイエロー」が!

ドクターイエローは一日に数回通過する回送電車で、「見たものを幸せにする」という縁起のいい電車のようです。

新神戸駅にある滝。

神戸市営地下鉄で

新幹線の乗り換え駅から一本で行けるのは嬉しいですねー。

ほっともっとフィールド神戸の最寄り駅、総合運動公園駅についたのは13時ごろ。

開門が15時なので、大分早めの到着。駅前にコンビニがあるので、適当に暇をつぶして開門を待つ。

ビジター席には応援団も。

パリーグ主催ということで、メガホンを使った応援が認められていました。

久々のメガホンを使った応援ということで、「大きな声で!」とアナウンスする場面も。声出せないっちゅうのに!

開門と同時に入場したので、観客はほとんどいない。

地方球場ならではの長いベンチ好きー。

バファローズのマスコット、バフォローブルくんと、バファローベルちゃん。

ベルちゃんは防寒仕様のモコモコニット着ててお洒落ですね。

ベルちゃんに手を振りながらカメラを向けたら、「ちゃんと防寒しなさいよアンタ!」みたいなジェスチャーで接近されてびっくりした。

この試合でベンチ入りはしませんでしたが、石川・小川・高橋らが試合前練習で熱心に汗を流していました。

この日はリリーフ投手が総動員だったので、第7戦までもつれていたら登板機会があったのでしょう。

相手先発の山本由伸投手(ブレてる)。

「自費で来た」というつば九郎

報道によると、高津監督が頼み込んで入場が認められたようで、グラウンドに姿を見せてくれました。

ブルくん、ベルちゃんと恒例のやり取り。熱戦を前に、和やかな雰囲気で試合に入りました。

レフトスタンド、ビジター応援席の様子。

試合は延長戦に。

地方球場扱いのほっともっとフィールド神戸ですが、年間10試合ほどオリックスが主催しているということもあり、かなり詳細な情報が記載あるバックスクリーン。

12回表!ついに待望の勝ち越し点が!

この時点で、時計は22時50分ごろ、気温は7度だったそう。寒い!

外野手を使いきり、最終回のレフト守備には坂口智隆が。

オリックス時代に慣れ親しんだ神戸の地で、日本一の瞬間を見届けました。

紙テープが投げ込まれる。

インタビューを受ける高津臣吾監督。

MVPは中村悠平

個人的には、2戦目で完封した高橋奎二かなあ、と思ったのですが。

6戦フル出場で、打率は3割超え。まさに、投打にチームを牽引してくれました。

本人も言っていたように、「ごほうび」とも言えるようなMVPだったでしょう!ありがとう!

本来の総合運動公園駅の三宮行きの終電は23時43分。

セレモニーを全部見ていたら、時計は24時に。神戸市営地下鉄が臨時終電を出してくれて、無事に三宮の宿に辿り着けました。

11時間を過ごしたほっともっとフィールド神戸ともお別れでした。

ありがとう神戸!また来ます!

球団広報からのお祝い

球団広報やYouTubeチャンネルからも、優勝特集として動画が公開されています!

以下は、共同記者会見の様子です!

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脚注

2021/12/1