【ヤクルト特集】今年ブレイクする注目若手はこの選手!-2020年シーズン開幕直前SP

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(この記事は2020年6月18日時点の情報です)

いよいよ明日に迫ったプロ野球開幕!今回はスペシャル版として、2020年注目の若手選手を紹介!今年ブレイクするだろう注目の選手を紹介します!

今年ブレイクする若手はこの選手!

今季はコロナによる開幕後ろ倒しの影響で120試合開催と、例年よりおよそ16%減での試合開催が予定されています。

オープン戦や練習試合の結果を踏まえて、昨年まで一軍実績の少ない選手の中から星3段階評価でブレイク期待の若手選手をピックアップしました。

年齢は2020年3月31日時点のもの。

投手

評価:☆☆☆

長谷川宙輝(4年目、21歳。今季よりソフトバンク育成から移籍)

長谷川宙輝(公式フォトギャラリーより引用)
長谷川宙輝(公式フォトギャラリーより引用)

今年のヤクルト若手最大の注目株はこの男だろう。

ソフトバンク時代は「左の千賀」と呼ばれた剛腕で、移籍早々キャンプから一軍定着。オープン戦では自己最速の153km/hをマークした。小学生時代はヤクルトファンクラブに入っていたほどのヤクルトファン、というドラマ性にも注目したい。

オープン戦、練習試合では終始好調をキープ。課題だった制球難も解消され、開幕から主力級の活躍を期待されている。

チーム状況によって先発に起用される可能性も0ではないが、移籍一年目という環境も考慮され、今年いっぱいは中継ぎ起用となるだろう。

評価:☆☆

清水昇(2年目、23歳)

2018年ドラフト1位右腕も、プロ1年目の2019年は本来の投球が出来なかった。

しかし同年オフのウインターリーグから何かを掴んだのか、見違えるような投球をするようになった。糸を引くようなストレートは見るものを魅了する力がある。

起用は当初リリーフ起用となるだろうが、開幕早々に先発ローテ―ション入りすることも十分考えられる。ここは首脳陣が適正やチーム状況を判断しての起用になるだろう。

評価:☆

吉田大喜(1年目、22歳。ドラフト2位)

ドラフト1位有力候補も、指名順の絡みで獲得できた即戦力新人投手。本来ならばドラフト1位クラスの逸材だ。

春季キャンプから1軍メンバー入りし、順調に調整を続けるものの実戦では芳しい結果を残せず、2軍スタートが濃厚。最速152キロのストレートを軸に、完成度の高いピッチングを披露したい。チーム事情によって先発もリリーフもこなせる。

世間の関心はどうしてもドラフト1位・奥川恭伸 に向かっているが、実戦デビューでは先んじて話題を攫いたい。

坂本光士郎(2年目、25歳)

新日鐵住金広畑から即戦力ルーキーとして期待された昨年は1軍で19試合に中継ぎとして登板。3ホールドもマークした。

背番号「26」は前任の久古健太郎のような活躍を期待したい。貴重な左のリリーフとして、1軍開幕が有力視されている。

その他注目若手投手

大西広樹(1年目、22歳・ドラフト4位)

今野龍太(7年目・24歳。今季より楽天から移籍)

野手

評価:☆☆

塩見泰隆(3年目、26歳)

塩見泰隆(2020年3月7日、神宮球場。公式フォトギャラリーより引用)
塩見泰隆(2020年3月7日、神宮球場。公式フォトギャラリーより引用)

若手というには厳しい年齢だが、2年目までは即戦力と期待されながら一皮剥けずにいた。高齢化が深刻な外野手の次世代筆頭候補として引っ張ってもらいたい。

俊足強打の外野手として、センターでのレギュラーが期待される。今季も実戦でスタメンで主力扱いでチャンスも貰い続けていたが、練習試合途中で負傷離脱してしまった。17日のファーム練習試合(ロッテ戦・戸田)ではスタメンでフル出場しており、開幕一軍には間に合うと思われる。

応援歌が新しく作成された。

評価:☆

吉田大成(2年目、25歳)

「平成最後のドラフト本指名」選手は、1年目から13試合に出場し、ユーティリティぶりをアピール。プロ初安打もマークした。

青木宣親 のバッティングフォームをコピーし、今季は守備だけでなくバットでもアピールをしている。ベンチ要因から始まるが、虎視眈々とレギュラーの座を狙っている。

中山翔太(2年目、23歳)

中山翔太(公式フォトギャラリーより引用)
中山翔太(公式フォトギャラリーより引用)

プロ1年目の昨年はいきなり1軍で5ホーマーと猛アピール。ポテンシャルの高さを早速見せてくれた。

今季は開幕キャンプを1軍でスタートも、状態が上がらず2軍での調整が続いている。塩見と同様、応援歌が新しくつくられ、外野手の争いから一歩抜け出してほしい存在だ。

その他注目若手野手

渡邉大樹(5年目・22歳)

古賀優大(4年目・21歳)

濱田大貴(2年目・19歳)

その他

この中では実戦経験が不十分として省略したが、奥川恭伸 をはじめとするルーキー組もファームで着々を実戦経験を積んでいる。奥川は早ければ7月中に1軍デビューも見られるかもしれない。

ドラフト5位・長岡、同6位武岡は共に1軍の練習試合での出場機会を得るなど、今季中の実戦デビューも大いに期待できる。

脚注

2020/06/18

yoshi-kky