09/26 主砲村上で稼いだ得点を継投で守り抜く、理想の勝ち方 ヤクルト2-1阪神 @神宮

村上宗隆
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2020/09/26 ヤクルト2-1阪神 @明治神宮野球場 第17回戦 9勝8敗1分 14,471人 主砲村上で稼いだ得点を継投で守り抜く、理想の勝ち方

スコア

阪神   001 000 000 R1 H4 E0

ヤクルト 100 001 00x R2 H7 E2

勝:スアレス(4勝) S:石山泰稚(3勝2敗13S) 負:藤浪

本塁打

ヤクルト:村上宗隆 18号ソロ(6回裏)

阪神:なし

バッテリー

ヤクルト:スアレス(7回1失点)、清水昇、石山泰稚‐西田明央井野卓

阪神:ガンケル、藤浪、斎藤、桑原‐原口

寸評

主砲・村上が全打点たたき出す!

ヒーローインタビューを受ける村上宗隆
ヒーローインタビューを受ける村上宗隆

快勝の立役者はやはりこの男、開幕から全試合に4番に座る若き主砲・村上宗隆だった。

初回、ガンケルの立ち上がりを攻めて無死満塁とすると、早いカウントから積極的に仕掛けていき、先制のタイムリーヒット。

後続は倒れてしまい、中盤に同点に追いつかれるなど嫌な展開であったが、そのムードを打破したのもこの男だった。6回、中継ぎ登板で登場した因縁の藤浪から勝ち越しの18号ソロを放つ。2球目、シュート回転して真ん中に入ってくるストレートを見逃さずに振り抜いた打球は、あっという間にバックスクリーンへ吸い込まれていった。

ヒーローインタビューに呼ばれた村上は「打てて良かった」と率直な感想を述べた。勝ち越しホームランについては「ピッチャーが頑張っていたので、スアレスに勝ちをつけられて嬉しい。」打撃好調について「自分のバッティングを取り戻せてきている」と自身を覗かせるコメント。

シーズンも佳境に入り、打撃タイトル争いも過熱してくる時期である。村上の打撃成績は、出塁率が2位に3分差をつけてダントツトップで、初の打撃タイトルは濃厚。その他、トップとやや離されているものの、打率・本塁打・打点の主要3部門についてもトップを狙える位置につけている。進化の止まらない20歳の主砲のバットに期待していこう。

スアレスが7回1失点で4勝目!

復帰登板から好調を継続していたスアレスは、この日も安定感抜群の投球を見せてくれた。

初回からストレート変化球ともに力があり、特に追い込んでからのカーブが有効で、阪神打線にバッティングをさせなかった。

味方の守備にも助けられるかたちでトントンとイニングを稼いでいき、課題面となったスタメンでも今季初の7回を投げ切るなど、タフな投球を見せてくれた。シーズンの大半を棒に振ってしまった助っ人右腕だが、残り少ないシーズンでの活躍に期待したい。

清水、石山の勝ちパターンで逃げ切る

昨日に引き続いて勝ちパターンで接戦をものにし、連勝を飾った。

8回に登板したセットアッパーの清水は、この日制球がバラついて四球でランナーを溜める苦しいピッチング。それでも二死までこぎつけると、大山を追い込んでから首を2回振り、渾身のフォークで空振りを奪う。投球の後には渾身のガッツポーズを見せるなど、見事このピンチをしのいで見せた。

9回は石山が安定の「四者凡退」。アウトはすべて三振という圧巻の投球だった。

村上と同じく、清水も最優秀中継ぎのタイトルを争っている。中日・祖父江と激しくタイトルを争っているが、連日のホールドを記録して3HP差(清水22HP、祖父江19HP)。タイトル争いから一歩抜け出したか。

今季初の3タテチャンス

シーズンもあっという間に終盤で、この阪神3連戦を皮切りに各チームと最後の3連戦を迎えている。明日が神宮での対阪神は最終戦となるが、ここにきてようやく初めての3タテチャンスが訪れた(7月1日と7月2日の広島戦で連勝しているが、雨天中止のため3連戦ではなかった)。

苦しい状況が続いているシーズンで、上位進出は絶望的な状況ではある。それでも、なんとか勢いに乗じて3タテを決めてリズムを作っていきたい。

外部リンク

https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020092602

公示

登録

なし

抹消

なし

予告先発

2020/09/26 対阪神 @神宮

ヤクルト:吉田大喜(10試合 1勝4敗 防御率4.81)

阪神:秋山

ファーム試合結果

雨天中止

脚注

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2020/09/26

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