嶋が右足舟状骨骨折で登録抹消…全治は未定。代役捕手は誰にするか?

嶋基弘
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右足舟状骨とは何か?

嶋基弘選手が7月11日の巨人戦(ほっともっと神戸)の試合後、右足舟状骨(しょうじょうこつ)の骨折と診断され登録を抹消されることがわかりました。ヤクルトは開幕から正捕手の中村悠平が負傷離脱しており、レギュラー格の捕手2人を欠く苦しい情勢に。

右足舟状骨とは

(手首舟状骨のイメージ図。日本整形外科学会 様より引用)
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/scaphoid_fracture.html

右足舟状骨は足首の前の部位で、くびれた部分の骨です。ちょうど舟のようなかたちをしているため、舟状骨という名前がついています。

引用画像は手首の舟状骨の様子ですが、足首の場合は踏み出した部分に痛めることが多いため、捻挫と区別がつきにくく慢性化することが多い部位です。

全治は?

骨折が気付きにくい反面、ギプス固定時間は他の部位より長い期間を要するため、長期間の治療が必要になります。

一般的に2~3ヵ月かかることが多いとされています。球団関係者は全治未定と言っていますが、シーズン終盤までの離脱も覚悟しておかなければなりません。

ヤクルトの捕手事情

ヤクルトの捕手は支配下7名、育成1名。ヤクルトは開幕直前に中村悠平が負傷離脱すると、日替わりで嶋基弘古賀優大、西田明央をスタメン起用していた。11日の試合では嶋基弘が全イニングマスクを被ったが嶋のほかに、西田明央と井野卓が一軍登録メンバーになっている。

当面は10年目捕手の西田明央や現在2軍調整中の古賀優大をスタメン起用していくと考えられるが、絶対的な捕手人数が足りなくなってくる。

先日育成内野手の松本友を支配下登録したため、現在支配下登録人数は68名。新たに育成捕手の内山太嗣を支配下登録に加えることも想定される。

ヤクルト捕手メンバー一覧

嶋基弘(14年目、35歳)→7/11、右足舟状骨で抹消見込み
中村悠平(12年目、29歳)→6/19、開幕直前に離脱。復帰の目途立たず
西田明央(10年目、27歳)
井野卓(15年目、36歳)
古賀優大(4年目、21歳)
松本直樹(3年目、26歳)
大村孟(4年目、28歳)

追記

(7/12 17:30 追記)

松本直樹が嶋の代役として一軍登録されました。

外部リンク

SANSPO.COM ヤクルト・嶋が右足舟状骨の骨折で登録抹消へ 全治未定

https://www.sanspo.com/baseball/news/20200712/swa20071215260005-n1.html

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脚注

2020/07/12

yoshi-kky