【プロ野球】ヤクルトの歴代トレード一覧|大型トレードから無償トレードまで

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プロ野球につきものなのが、トレード。

トレードは球団の補強戦略だけでなく、応援するファンの心理も合わせて様々な議論が交わされます。

先日、2021年3月には球団期待の若手である廣岡大志選手が同リーグのライバル球団・巨人へとトレードされて物議を醸しましたが、トレード相手となった田口麗斗投手は先発ローテーション投手として活躍しています。

この記事では、ヤクルトに関わる歴代トレードの情報についてまとめてみました。

プロ野球におけるトレード

トレードとは、球団間において選手の交換をすること。交換相手は選手だけでなく、金銭を求めたり無償でトレードがされることもあります。

プロ野球におけるトレードは球団補強の一環として進められます。しかし、選手にとっては新天地で活躍の場を広げる好機でもあり、自身のプロ野球選手としてのキャリアを前進させるチャンスとする選手も多いです。

選手間トレードとは

最も一般的で、件数も多いのが選手間トレード

主力を放出してまで相手球団の成長株(プロスペクト)選手が欲しいケース、シーズンを勝ち抜くためにプロスペクト選手を放出してまで他球団の主力選手が欲しいケースなど、様々なケースが挙げられます。

FA権を取得する直前という選手を放出するというケースも見られるなど、様々な思惑が絡んだトレード戦略が展開。

1対1のトレードが一般的ですが、1対2のトレード、3対3のトレードと交換人数も様々です。

金銭トレードとは

金銭トレードとは、交換対象に選手ではなく金銭を補償とすること。

一方的に選手を放出するため、実質的な自由契約という意味もあります。

球団の経営状況が苦しい、あるいは年俸総額を抑えたいという球団が金銭トレードをしていると考えられます。

対価となる金銭の額は一般に公開されることはありませんが、一般的にはトレード選手の年俸相当が支払われることが多いようです。

無償トレードとは

無償トレードとは、トレード相手に補償を求めないこと。

登録人数枠の問題があります。支配下選手として登録できるのは70人までと定められており、無償トレードを頻繁に行いすぎると選手登録枠が足りなくなるというケースも懸念されます。育成選手の昇格の芽が奪われてしまうという弊害もあるでしょう。

ファン心理とトレード

ファンにとっては、応援している選手が球団の都合でライバル球団に移籍してしまうことは抵抗があるでしょう。

いわゆる「箱推し」と呼ばれるような、特定球団を応援している方にとっては、特に複雑な心境になるでしょう。

トレードには成功するものと、成功しないものがあります。特に、日本球界では移籍が活発でない傾向があるので、急に他所の球団に移籍すると言われても釈然としないというのも分かります。

応援する心境は様々ですが、トレードによって今まで応援していた選手が活躍するようになれば球界全体にとってはメリットになるのでしょうか。

ヤクルトのトレード一覧

プロ野球・ヤクルトスワローズのトレード一覧を下記にまとめました。

特に2000年以前のトレードについては参考文献が少ないこともなく、必要な情報が網羅されていないかもしれません。

不足している情報につきましては、コメント欄にていただければ幸いです。

年/月TRADE-OUT
(退団)
相手球団TRADE-IN
(入団)
備考
2021.03廣岡大志巨人田口麗斗
2018.12秋吉亮
谷内亮太
日本ハム高梨裕稔
太田賢吾
2017.11ソフトバンク山田大樹無償トレード
2016.07杉浦稔大日本ハム屋宜照悟
2015.07八木亮祐オリックス近藤一樹
2015.01巨人奥村展征相川亮二のFA補償
2014.07川島慶三
日高亮
ソフトバンク新垣渚
山中浩史
2014.03増渕竜義日本ハム今浪隆博
2013.02川本良平ロッテ田中雅彦
2011.12橋本義隆楽天楠城祐介
2011.11川島亮楽天金銭トレード
2011.05鬼崎裕司西武小野寺力
2010.06鎌田祐哉楽天渡辺恒樹
2010.06米野智人西武山岸穣
2009.03宮出隆自楽天一場靖弘
2008.01藤井秀悟
坂元弥太郎
三木肇
日本ハム川島慶三
押本健彦
橋本義隆
3対3の大型トレード
2007.12西武福地寿樹石井一久のFA補償
2004.11飯田哲也楽天無償トレード
2004.05前田浩継ロッテ田中充
丸山泰嗣
2002.12寺村友和近鉄金銭トレード
2002.11西武鈴木健金銭トレード
2002.06副島孔太オリックス戎信行
2001.10ダイエー浜名千広金銭トレード
2000.10山崎貴弘ロッテ寺村友和
2000.10加藤博人近鉄金銭トレード
2000.03田畑一也近鉄衣川幸夫
代田建紀
1999.11野村克則阪神金銭トレード
1998.11秦真司日本ハム金銭トレード
1998.11松元秀一郎オリックス高橋智
1995.11桜井伸一西武北原泰二
1995荒木大輔横浜無償トレード
1994金沢次男ロッテ無償トレード
1990.11西武清家政和
広瀬新太郎
金銭トレード?
1990.05西武川村一明金銭トレード
1978永尾泰憲
チャーリー・マニエル
神部年男
佐藤竹秀
寺田吉孝
近鉄
1976.12浅野啓司巨人倉田誠
1971阪神勝亦治トレード会議
1963北川芳男巨人宮本敏雄
高林恒夫
1961土居章助巨人土屋正孝

ヤクルトにおける大型トレード

ヤクルトの球団史において最も多くの選手が移籍したトレードは2008年オフに行われた日本ハムとのトレード。3対3となったこのトレードでは6人の選手が移籍を経験しました。

ヤクルトからは最多勝獲得の実績もある藤井秀悟をはじめ、坂元弥太郎、三木肇の3人を放出。交換要員となった川島慶三、押本健彦、橋本義隆は戦力として貢献。特に、川島についてはソフトバンクへ移籍後、2021年現在も現役でプレーを続けている

国鉄時代の1978年オフには球団初のリーグ優勝・日本一に貢献した永尾泰憲投手・マニエルを放出。マニエルは移籍後に2年連続本塁打王を獲得するなど活躍しました。

金銭・無償トレード一覧

全13件

年/月TRADE-OUT相手球団TRADE-IN備考
2017.11ソフトバンク山田大樹無償トレード
2011.11川島亮楽天金銭トレード
2004.11飯田哲也楽天無償トレード
2002.12寺村友和近鉄金銭トレード
2002.11西武鈴木健金銭トレード
2001.10ダイエー浜名千広金銭トレード
2000.10加藤博人近鉄金銭トレード
1999.11野村克則阪神金銭トレード
1998.11秦真司日本ハム金銭トレード
1995荒木大輔横浜無償トレード
1994金沢次男ロッテ無償トレード
1990.11西武清家政和
広瀬新太郎
金銭トレード?
1990.05西武川村一明金銭トレード

まとめ

近藤一樹
近藤一樹

ヤクルトは歴代を見ても、比較的トレードに活発的でない傾向にあります。

しかし、過去には大型トレードも敢行しており、いざとなれば血を流してでも改革を行ってきた歴史があります。

近年では2015年にトレード移籍した近藤一樹が最優秀中継ぎのタイトルをとるなど活躍。2021年に所属するセンスでも、田口麗斗投手、高梨裕稔が活躍。

また、ヤクルトが放出した選手では杉浦稔大投手は日本ハムの絶対的クローザーとして活躍。

やはり、トレードにおいて多くの選手のプロ野球人生が動いているようです。

脚注

yoshi-kky