2020/08/29 ヤクルト3-9 @横浜スタジアム 第14回戦 5勝8敗1分 4,941人 坂口と山崎の一発攻勢で一時は逆転。流れはこの日もつかめなかった。
目次
スコア
ヤクルト 001 200 000 R3 H11 E3
DeNA 200 052 00x R9 H15 E0
勝:国吉 負:クック(0勝2敗)
本塁打
ヤクルト:坂口智隆 7号ソロ(3回表)、山崎晃大朗 1号2ラン(4回表)
DeNA:なし
バッテリー
DeNA:大貫、国吉、平田、武藤、山﨑、伊勢‐戸柱
寸評
坂口と山崎の一発攻勢で一時逆転!
ヤクルトは2点を追う3回表、坂口の今月5本目となるソロホームランで1点差に迫ると、4回表には二死一塁から山崎がライトスタンドへインコースの球をうまくはじき返して2ランホームラン、逆転に成功する。
今季は外野の定位置をつかみ、波に乗る山崎だが、これが2017年以来キャリア2本目のホームランとなった。躍動感のあるプレイスタイルに、長打力も加われば鬼に金棒となるだろう。
山崎、今季初ホームランは価千金の逆転2ラン。キャリア2本目の一発で天敵攻略なるか pic.twitter.com/XI7qEIHyh3
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) August 29, 2020
打たれだすと止まらないクック
前回4回6失点と波に乗れなかったクックは今日こそ修正したかったが、この日も立ち上がりに崩れ、結局4.2回を7失点(自責2)。
初回、4安打を浴びながら2失点で済んだのは相手のミスにも助けられたかたちで、2回以降はサクサクとイニングを消化していく。しかし5回にピッチャー国吉との対戦でピッチャー返しで出塁を許すと、そこから明らかに動揺して落ち着きを失ってしまった。
四球で崩れだす感じではなかったが、簡単に投げすぎている印象が否めない。力ない球が打ちごろのコースに集まり、エラーを含んで一挙5失点。ランナーを塁に置いてない場面では、ボークこそとられなかったが、十分静止せずに投球する場面も散見された。結局この回2アウトをとったところで降板。
投球の随所に可能性は感じるのだが、これだけ開幕が出遅れて可能性なんて言ってられる立場ではない。2試合続けての炎上劇に、戸田で出番を待っているスアレスやイノーアとの交代もあり得るだろう。
チーム的にも苦しい状況で、クックには気の毒なのだが、どうにか実戦の場数を踏んで本来の投球を取り戻し、自信をつけてほしい。
所感
ちょっと色々悪い流れが払拭できなくて、この12試合は11試合終わって2勝9敗と散々な成績。
毎日奮起せよ!と言っても選手側はそんなこと言われんでも分かってるだろうし、これ以上かける言葉もない。あまり流れ流れ言うのも抽象的で好きじゃないんだが、とにかく勝ちに行ける雰囲気がない。まだ5連敗だが、去年の16連敗中に雰囲気が似ている。
あと、この前の巨人戦でも村上と打点王争う岡本にポコポコ打たれてたけど、この日も村上と首位打者を争う佐野に被安打4。勝負を避けろとは言わないが、ちょっと気が抜けてしまう。
気が抜けてしまうといえば、7回裏の攻撃で、なんでもないサードゴロを村上が気の抜けたエラーをしてしまう。この流れでずっと気を引き締めていろというのも無理があるが、どうにか打破できるものはないか。
今年の2月に亡くなられた野村克也氏は、昨年16連敗中のチームを見て「連敗の時はベテランに頼るべき」と言い放った。頼みの綱のベテランである坂口や青木はもう既に頑張りすぎといった状態なのだが、どうにか流れが好転するのを待ちたい。
外部リンク
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020082902
公示
登録
なし
抹消
なし
予告先発
2020/08/30 対DeNA @横浜
ヤクルト:小川泰弘(10試合 6勝2敗 防御率3.34)
DeNA:阪口
小川がノーヒットノーランを記録した横浜スタジアムでの登板!エースの奮闘に期待。
ファーム試合結果
ヤクルト9-5埼玉西武@カーミニーク
久保拓眞が先発して3回を1失点。中山翔太が3ランホームラン。
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24926
脚注
2020/08/29
yoshi-kky
2試合休んだんで怪我かと心配してたんですけど元気そうで良かったし、めっちゃ格好良かったです。
ファンレター書かなきゃ。
読んで貰えるかな?