ヤクルトのドラ４ルーキー大西広樹（大商大）が1軍合流し、先発調整を始めました。ヤクルトは8月4日の試合に中継ぎ調整をさせていた高梨裕稔を中8日で予告先発にし、ローテ再編をはかります。

大西広樹が一軍先発デビュー！

大西といえば小さく動くボールを武器に大商大時代にリーグ通算27勝（2敗）をあげた「勝てる投手」。プロ1年目は中継ぎ調整が続いていたが、ファームではここ2試合で先発調整しており、満を持しての先発デビューとなる。

これまでの大西

大西はルーキーで唯一ドラフト6月21日の中日戦で救援投手としてデビューし、一回を無失点で抑えたが、それ以降はファームでの調整が続いていた。

7月22日（水）の楽天戦（泉・5回無失点）、7月30日（木）の巨人戦（戸田球場・4回3失点）で先発登板しており、まずまずの投球をしている。中5日での5日（水）広島戦での先発デビューが濃厚と見られる。ファームでは6試合で15.0回を投げて防御率3.60の成績。

ヤクルトのルーキーでは2位の吉田大喜（日体大）が3試合に先発しているが、これまで勝ちはつかず。吉田に先んじてプロ初勝利を狙いたい。

ローテ再編へ

ヤクルトでは当初先発ローテの柱と期待していたイノーア、スアレスが共に離脱してローテ再編の時期に来ている。先日8月2日の中日戦ではベテラン・山中浩史が熟練の投球で8回無失点の快投。高津監督は次回以降の先発登板も明言している。

今週のローテは以下のようになると思われる。

8/4（火）広島戦～

高梨裕稔、大西広樹、高橋奎二

8/7（金）DeNA戦～

吉田大喜、小川泰弘、山中浩史

大西、吉田のルーキーコンビがどちらが先に一勝をあげるか、高橋と山中は先週の快投を続けられるかに期待したい。

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脚注

2020/08/04

yoshi-kky