ヤクルトは11日、上田剛史外野手、藤井亮太内野手、田代将太郎外野手に戦力外通告を行ったことが分かりました。
3選手に戦力外通告
ヤクルトは11日、上田剛史外野手、藤井亮太内野手、田代将太郎外野手に戦力外通告を行ったことが分かりました。
上田剛史
上田選手は今季53試合に出場して打率.125(56-7)という成績。主に試合終盤の守備固めとして起用され、ヤクルト選手のホームラン時にはテレビカメラを盛り上げる、いわゆる「上田カメラ」はファンを大いに賑わせました。
上田、決死のダイビングでスーパーキャッチ。連敗止めるビッグプレーもフェンスに右足を強打。担架が用意されるが、宮出ヘッドコーチにおんぶされてベンチに戻る。宮出コーチにおぶられながらナインとハイタッチ #swallows pic.twitter.com/POSzuCt7Cr
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) September 16, 2020
2回表、山田の満塁ホームランで5点差!連敗ストップへ大きく前進。差し込まれたかに見えたが、パワーでライトスタンドまで持っていった°°#swallows pic.twitter.com/dweGIhC3wa
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) August 30, 2020
上田選手は関西高校から2006年高校生ドラフト3位でヤクルトに入団。2013年には112試合に出場するなどレギュラーを掴みかけますが、レギュラー定着とはならず。しかし、以後は外野守備走塁のスペシャリストとして活躍。明るいムードメーカーとして選手からもファンからも愛された存在でした。
外野手は年齢層がベテラン(青木宣親、坂口智隆、雄平)と若手層に二分されており、中堅層の上田は年齢構成比的にも貴重な存在でした。多くのファンは上田の戦力外を予想していなかっただけに、衝撃の戦力外通告でした。
今季は試合中にフェンスに激突するガッツ溢れるプレーで負傷。この負傷による離脱で出場試合も激減してしまいました。
2020年成績:53試合 .125(56-7) 0本 2打点
通算:797試合 .236(1462-345) 9本 109打点
藤井亮太
藤井選手は2013年ドラフト6位でシティライト岡山からヤクルトに入団。
捕手としての入団でしたが、野手全ポジションを守れるユーティリティプレイヤーでした。今季は主にイースタンリーグで69試合に出場。
2020年成績:10試合 .278(18-5) 0本 0打点
通算:183試合 .242(434-105) 2本18打点
田代将太郎
田代選手は西武自由契約を経て2018年からヤクルトでプレー。
今季は負傷者が続出する外野手で主に試合終盤の守備固めとして起用されました。
2020年成績:46試合 .149(47-7) 0本 2打点
通算:241試合 .176(165-29) 2本 16打点
所感
上田の戦力がびっくり。
ヤクルトは30代前半の外野手がいないので、来年大丈夫なのか心配。今年は廣岡や宮本の外野挑戦や山崎の台頭も後押しになったのだろうか。それと、シンプルに打率が低いのがマイナスポイントだったか。負傷による試合数激減は考慮してほしかったが。
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脚注
2020/11/11
yoshi-kky