ヤクルト・清水昇が最優秀中継ぎ投手(最多HP)タイトルを確定。プロ2年目で初タイトル

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ヤクルトの清水投手が最優秀中継ぎ投手(最多HP)のタイトルを確定しました。プロ2年目の清水はプロ初のタイトル。

清水が初タイトル

11月11日の広島対中日(マツダ)で祖父江と福の登板がなかったため、30HPで並んでいた祖父江、福、清水の3名がプロ初のタイトルを確定。

清水は1年目は主に先発として登板したが、未勝利と苦しんだ。昨年冬のフェニックスリーグで快投を見せると、そのままオープン戦でも好調を維持。コロナ禍による自粛期間を挟んでも好調を維持し、開幕してすぐセットアッパーとして8回の座を確保。

7月には10Hを記録するなど序盤の好調のチームを引っ張った清水。終盤には打ち込まれる試合も目立ったが、最終的には中継ぎ投手としての名誉を手にした。

清水はプロ未勝利

プロ2年目の清水は30Hをあげたが、実はプロ未勝利。プロ未勝利の投手が投手タイトルを獲得するのは史上初めて。

中継ぎ投手はシーズン登板して投げていると勝利投手がつくものだが、終盤のチームの得点力の無さが影響したか

タイトルは村上に続き2人目

昨日の最終戦で最高出塁率を確実にしていた村上に続いて、ヤクルトからタイトルホルダーは2人目。

打の主役が村上なら、投の主役はこの清水と言えただろう。なお、清水は新人王の資格も有しているが、広島・森下が新人王最有力とされる。リーグナンバーワンの中継ぎ投手となった清水は、得票数でどれだけ森下に迫れるかにも注目したい。

脚注

2020/11/11

yoshi-kky