【ヤクルト】日本シリーズの行方は神宮決戦へ!第8戦や史上初第9戦の可能性も?

神宮
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昨年に続いて大混戦となったヤクルトとオリックスの日本シリーズ。

日本一の行方は神宮決戦へ持ち越されることになりました!試合展望やこれまでの戦いをチェックしましょう。

日本シリーズの行方は神宮決戦へ!

神宮

第5戦が終わっても両チームとも王手のかかっていないシリーズは1962年の南海対阪神以来、なんと60年ぶり2度目となっています。

第6戦の予告先発はヤクルト小川、オリックス山崎福也と発表されています。
オリックスの絶対的エース・山本はアクシデントにより中6日での登板を回避してきましたが、第7戦目以降に登場する可能性は残っています。

1戦目:ヤクルト5-3オリックス:エース小川が好投!
2戦目:ヤクルト3-3オリックス:内山壮真が起死回生の同点弾!
3戦目:オリックス1-7ヤクルト:キャプテン山田が先制3ラン!
4戦目:オリックス1-0ヤクルト:オリックス投手陣に完封負け…
5戦目:オリックス6-4ヤクルト:オリックス吉田に手痛い一発…

見どころ

ヤクルトは5番オスナが大当たり!
第5戦には当たりの止まっていたサンタナ・長岡ら下位打線にも当たりが戻ってきました。
控えには第2戦に起死回生の同点3ランを放った内山壮真も控えており、万全の布陣で決戦に臨みます。
第6戦目の予告先発はエース・小川を立てることが発表済み。短期決戦に強い「ライアン小川」は安定したピッチングでチームを王手に導けるでしょうか?

対するオリックスは剛腕リリーバー宇田川・山崎を筆頭に若いリリーフ陣のパワーで押し切る投手陣。第4戦目を1点差完封勝ちするなど試合中盤から終盤にかけてのリリーフ陣の強さが際立ちます。

第5戦目にサヨナラ含む2本塁打を放った吉田も要警戒です。

(予想先発)
第6戦目:小川泰弘 VS 山﨑福(予告先発発表済)
第7戦目:サイスニード VS 宮城
第8戦目:高橋奎二 VS 山岡

注目選手

第6戦以降も激戦が予想される日本シリーズ。

ここでは、悩める大砲と試合の終盤を支えるリリーフ陣に注目を集めてみました。

サンタナ

サンタナ
ドミンゴ・サンタナ

打線のキーとなるのがサンタナか。
相棒のオスナが5割越えのバッティングで大活躍する中、シリーズ中には打率こそ2割台ながらも、得点機で凡退するなど粗が目立つ打席に。

ただ、神宮に戻るとDH制がないため、サンタナの打席は試合序盤あるいは終盤の代打起用のいずれかに限られます。
悩める大砲がチームを救う花火を上げるのか、期待しましょう!

清水昇

清水
清水昇

シーズン同様、圧倒的な存在感でセットアッパーとして君臨し続けている清水投手。

第5戦ではクローザーのマクガフが大乱調で痛恨の逆転サヨナラ負け。
高津監督は昨年も打たれ続けたマクガフをクローザーに固定するなど辛抱強い采配をしていますが、今季はもしかすると布陣を変えてくるかもしれません。

マクガフを救う存在となるのがセットアッパーの清水。
第5戦ではシーズンでもほとんどなかった2イニングのリリーフ。

大荒れのシリーズ展開を力でねじ伏せるピッチングに期待しましょう!

第8戦以降の日程は?

日本シリーズは4勝先取性です。

そのため、既に第2戦目で引き分けている今シリーズは第8戦以降までもつれる可能性が高いです。

第8戦はヤクルト本拠地の神宮球場。それでも決着がつかない場合、第9戦は移動日をはさんでオリックス本拠地で行われます。
ただ、本来オリックス本拠地の京セラドームは社会人野球の影響で使用できないため、昨年に続いてほっともっと神戸で行われる見込みとのことです。

なお、第8戦以降は延長制限なしのサドンデス形式です。第9戦目以降が行われる場合は第8戦目に両チームとも4勝未満であることが条件です。
第8戦に引き分けはないため、第6戦あるいは第7戦が引き分けである場合に第9戦が行われる可能性があります。

過去には1986年に西武と広島が3勝3敗1分のまま第7戦まで決着がつかず、第7戦と同じ広島市民球場で第8戦が行われました。

<第8戦目以降の条件まとめ>
・第7戦目までに両チームとも4勝に届いていない場合、神宮球場で第8戦が行われる。
・第8戦目までに両チームとも4勝に届いていない場合、京セラドームまたはほっともっと神戸で第9戦で行われる
・第8戦目以降は延長制限なし

参考:SMBC日本シリーズ2021開催要項

脚注

2022/10/29

※6戦目の前に京セラドームで現地観戦した記録を書こうと思ったのですが、間に合いませんでした。現地レポートはシリーズ終了後にまた書きたいと思います。