【試合結果】2020/06/02 ヤクルト15-3中日@神宮

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2020/06/02 ヤクルト15-3中日 明治神宮野球場 練習試合第1回戦

スコア

中日   010 001 010 3 9 3

ヤクルト 210 10*10 010 15 18 0

*4回裏は10得点

バッテリー

中日:柳、橋本、鈴木博、ゴンザレス、マルティネス、岡田-郡司、加藤

ヤクルト:〇イノーア(5回)、清水、久保、中尾、今野‐中村、古賀

本塁打

中日:ビシエド(2回表ソロ)、ビシエド(6回表ソロ)、堂上(8回表ソロ)

ヤクルト:村上(5回裏2ラン)

寸評

ヤクルトは初回、2本のヒットと相手の阿部のタイムリーエラーで2点を先制する。2回には坂口がこの日2本目となるヒットとなるタイムリーヒットで3点を先制。4回には中日の2番手ルーキー橋本(大商大)から小刻みに連打を重ね、一挙10得点で試合を決した。

投げては先発イノーアが5回1失点と上々の内容にまとめ、開幕ローテ入りを当確させたか。

コメント

1番坂口、4番村上、9番山崎と打線の要所となるポイントなる打者が3安打猛打賞を記録し、快勝した。

序盤の大量得点は、練習試合ということもあり相手のミスにも助けられた格好となったが、5回裏の村上のソロホームランは見事であった。3番手・鈴木博が投じた外角低めの難しい球を技ありの一振りでレフトスタンドに運んで行った。村上特有の、低い弾道からぐんぐん伸びる打球は、昨年の好調ぶりを彷彿とさせる見事な一発となった。

5回表からはドラフト5位ルーキー・長岡秀樹(八千代松陰高校)が1軍で初めて守備についた。

背番号25の前任を思い起こさせる好投でローテ当確か

投げては先発ローテ争いをするイノーアが2回にビシエドの一発を許すものの、5回1失点の上々の内容。特にストライクゾーンとボールゾーンに起用に出し入れする姿は、背番号25の前任・館山昌平(現楽天2軍コーチ)を彷彿とさせるような、見ていて気持ちの良い投球であった。

激化する外野手争い!

この日はライト雄平、センター塩見、レフト山崎、DH青木という布陣でスタート。青木はシーズン入りするとレフトを守ることが予想され、外野手のレギュラー候補には今日一塁を守った坂口が食い込むことも考えられる。

現状では一歩リードしている雄平と塩見だが、この日は山崎が猛打賞の活躍で気を吐いた。外野のレギュラーを狙うものはこの日も途中出場でヒットを記録した濱田太貴をはじめとしたメンバーで虎視眈々と狙っている。今後の打撃の成績では、レギュラーの座も安泰とは言えないかもしれない。

4番・村上の技ありの一撃!

この日4番に座った、村上宗隆 の一撃は衝撃だった。

この日から公式youtubeでハイライト動画を配信しているので、そちらでも是非確認していただきたいのだが、外角低めの直球に軽く合わせてレフト前に運ぶようなかたちでバットを出し、軽々スタンドイン。

昨年もこのようなかたちの技ありの一撃が目立ったのだが、今回の一撃はさらにレベルアップした村上宗隆の真骨頂を見た気がする。

春先には下半身のコンディション不良で出遅れ、オープン戦は最後の数試合の出場のみに終わったが、開幕延期により万全の状態でシーズンインできそうだ。

外部リンク

https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24627

脚注

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2020/06/02

yoshi-kky