9月17日のDeNA戦(神宮)、エスコバーの第4打席で、エスコバーが自打球を膝に当ててしまい、大事をとって負傷退場しました。代打した宮本丈は「初球」の高め吊り球を空振りして三振。このとき、三振は2ストライクを喫したエスコバーに記録されます。意外と知らない代打出場の場合の記録をケースごとに見ていきましょう。
ストライクで代わる代打成績
3ボール2ストライクというカウントから代打した宮本丈は「初球」の高め吊り球を空振りして三振。このとき、三振は2ストライクを喫したエスコバーに記録されます。意外と知らない代打出場の場合の記録をケースごとに見ていきましょう。
三振以外は代打の成績
まず、三振以外は全て代打の成績となります。2ストライクから登場しようが、初球を凡打してしまうと、登場時のストライクカウントに関わらず、代打で出場したバッターの責任となります。
2ストライク以前の交代は代打の成績
2ストライクに追い込まれる前の成績は、三振か凡打かに関わらず代打の成績になります。
これは、2ストライクに追い込まれた選手に三振の成績がつく、という野球規則によるもので、追い込まれなければ前打者の責任は問われないという考えです。
2ストライクから三振は前打者の成績
今回の宮本のケースのように、前を打っていたエスコバーが2ストライクを喫していた場合は、2ストライクまで追い込まれたエスコバーに三振がつきます。
打席途中での交代は、今回の負傷交代のようにアクシデントによる交代であることが多いですから、難しい打席になります。代打出場した打者は開き直って思い切りスイングするといいのかもしれないですね。どうせ三振したら自分の成績にはならないし、ヒットを打てばおいしいところ取りできるのだから。
エスコバー、自打球を膝に当てて打席途中で負傷交代…代打に宮本丈 #swallows pic.twitter.com/xYZn78ZnxM
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) September 17, 2020
エスコバーが2ストライク3ボールという交代で負傷交代、宮本が代打出場して「初球」の吊り球を空振りして三振。このケースは2ストライクを喫したエスコバーに三振が記録される。三振でなかったり、2ストライクではなく1ストライク以下で交代した場合は代打の宮本に打席責任が生じる。 #swallows
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) September 17, 2020
脚注
2020/09/17
yoshi-kky