ヤクルトの山田哲人内野手が27日、登録抹消される可能性が報じられた。120試合に縮小された今シーズンもトリプルスリーを目指しており、この日まで27試合で4本5盗塁という成績だったが、スタメンを外れる場面も目立つなど、本調子ではなかった。
山田哲人が登録抹消へ
ヤクルト・山田哲、登録抹消へ 疲労など考慮(サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース#Yahooニュースhttps://t.co/tPchjTfZnV
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) July 26, 2020
山田は開幕戦第1打席で本塁打を放つなど27試合で4本5盗塁も打率は.233と低迷中。特に腰のコンディション不良が噂されるように、らしくない凡退が目立っていた。
7月18日の広島戦ではスタメン欠場後に猛打賞を記録するなど、状態が悪いなりにバットで存在感を示していたが、コンディション面での不振は隠せないでいた。不振での登録抹消となると、2014年にレギュラー定着以降初めてとなる。
代役は宮本丈か、二塁挑戦中の廣岡大志か。
所感
2014年にセカンドレギュラーに定着して移行、長年にわたって攻守の要となっていた山田だが、蓄積疲労もあったのだろう。登録抹消は左第八肋骨骨挫傷で抹消された2016年8月以来。
思えば練習試合の終盤にはスタメンを外れる場面もあり、万全のパフォーマンスではない場面が目立っていた。24日からの対巨人3連戦でも出塁はするものの、盗塁シチュエーションで盗塁が出来ない場面が多かった。
チームにとっては痛手となるが、二塁挑戦中と報道が出ている廣岡大志にとってはチャンスかもしれない。かつて山田が、田中浩康の不振を機に二塁手のレギュラーを奪取したように、廣岡も二塁で出場機会を伺いたいところだ。
最短10日での復帰は難しいかもしれないし、このまま無理を通して登録を抹消しない可能性もある。詳細情報については、追記するかたちで付記します。
追記
15時、NPBより正式に公示されました。
同時に寺島、雄平が抹消。寺島は先発再調整、雄平は打撃不振による調整と思われる。代わりの昇格候補は明日公示されるが、坂本光士郎、塩見泰隆、松本友あたりが候補か。
7/27(月)のセ・リーグ公示
— 日本野球機構(NPB) (@npb) July 27, 2020
【出場選手登録抹消】
櫻井周斗(DB)
寺島成輝(S)
山田哲人(S)
雄平(S)#NPB
外部リンク
https://www.sanspo.com/baseball/news/20200727/swa20072705010001-n1.html
脚注
2020/07/27
yoshi-kky