(雑記)東京六大学観戦記。真夏の神宮デーゲーム観戦したら熱中症になりかけた話

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雑記です。大学野球を見に行ったら熱中症になりかけて試合を最後まで観られませんでした。この夏特にマスクしてるので、暑さ対策は万全にしようね、というお話と、今年のドラフト展望についての雑記です。

真夏の神宮デーゲーム観戦したら熱中症になりかけた話

36.1度を記録したという8月15日の東京地方ですが、気温と同じく熱い戦いが繰り広げられているのが東京六大学。例年4~5月に春季リーグ戦が行われる同リーグですが、今年はコロナの影響で8月に春季リーグが一回戦限定で行われるという異例のシーズンになりました。

例年ならば必ず最終カードの組み合わせになる慶應義塾大学と早稲田大学の一戦、いわゆる「早慶戦」は日程の組み合わせの都合で、史上初となる最終戦以外での日にちでの開催となりました。試合開始前時点で両校に優勝の可能性が残されており、両者ともに負けられない一戦となりました。

灼熱の神宮

慶応先発の増居投手(2年=彦根東)
慶応先発の増居投手(2年=彦根東)

真夏の六大学、応援団のいない神宮、一回戦限りでの決着と、異例づくめとなった早慶決戦。

試合は天候以上に熱いもので、慶応が一発攻勢で早川から3点をとると、早稲田も負けじと応戦。慶応リードで迎えた9回裏には無死一塁から連続で送りバントと小宮山監督の執念が垣間見られました。

試合はタイブレークとなった10回表に橋本の2点タイムリーが飛び出し、慶応が熱戦を制しました。

熱中症にご用心

灼熱の神宮決戦は是非現地で見届けたかったのですが、2回ぐらいから気分が悪くなって、30分ぐらい日蔭で休んでいたものの回復しなかったので、途中で神宮を後にしました。

熱中症対策として、2リットルの麦茶、凍らせたペットボトル、いつも野球観戦の時に食べている冷凍の枝豆等を用意していましたが、途中から水分を補給できる状態にはならず。真っすぐ歩くのもしんどくて、吐き気などがするといった症状が出ていたので、周りに迷惑をかける前に帰路へ。駅についてから少し休もうと考えていたのですが、信濃町駅にたどり着くのも一苦労。あの駅前の階段が厄介なんですよね・・・

幸い、1時間ほど涼しいところで休んだら回復しましたが、コロナでマスク着用シーンが多いこのご時世、しかも最近の在宅勤務で体が大いに鈍っているという状況でのデーゲーム観戦は危険だと思いました。

神宮球場ではプロ野球のナイトゲームや来月から始まる六大学野球秋季リーグも控えていますが、観戦予定の方はくれぐれも熱中症対策を怠ることのないように(対策しても、なるものはなってしまうんですが)、無理をすることのないようにしてください。

環境省の熱中症予防ガイドライン https://www.wbgt.env.go.jp/doc_prevention.php

ドラフト展望

早稲田先発の早川(三塁側から撮影)
早稲田先発の早川(三塁側から撮影)
早稲田先発の早川(三塁側から撮影)
早稲田先発の早川(三塁側から撮影)
早稲田先発の早川(三塁側から撮影)
早稲田先発の早川(三塁側から撮影)

今年のドラフト、六大学の目玉はなんといっても早稲田のエース・早川隆久(4年=木更津総合)でしょう。左のオーバースローからコンスタントに150キロを連発する投手はプロにも中々おらず、即戦力として複数球団から1位指名されると思われます。

早川は木更津高時代から甲子園で活躍し、注目される存在でした。同期の寺島成輝(ヤクルト)らがプロへ進む中、早稲田大学へ進学。六大学リーグでは1年春からデビューし、4年にはエース兼主将としてチームを引っ張っています。

対する慶応では木澤尚文(4年=慶応)投手が注目されています。最速155キロの速球を武器とする剛腕投手で、怪我がありながら4年時にはエースとしてマウンドに君臨しています。前述の早川と並んでプロ注目の右腕で、こちらもドラフト1位での指名が予想されます。

木澤の他に、佐藤宏樹(4年=大館鳳鳴)にも注目が集まっています。1年時に鮮烈なデビューを飾り、一躍プロ注目となった左腕ですが、ここ最近は左肘の痛みに苦しんでおり、春季リーグで登板はありません。左肘のコンディションが心配されますが、万全の状態ならば細身の体から150キロ超えの速球を投げ込む本格派左腕。ドラフト指名される可能性はあるでしょう。主将で遊撃手を務める瀬戸西は守備の名手。課題とされていた打撃で.364の好成績を残し、初本塁打も記録、こちらもプロ注目の存在です。昨年は史上最多の4人がプロ入りした慶応大ですが、野手の指名が目立っています。投手として2人以上が同時入団するとなると、ドラフト以降では初めてでしょう。

ヤクルトのドラフト

かつては青木宣親をはじめとする早稲田出身の選手が多かったヤクルトですが、ここ最近は法政大や明治大に人材が集中しており、早慶出身の選手は05年自由枠の武内晋一、07年1位加藤幹典以来指名がありません。

昨年はヤクルトファンを公言している高橋佑樹投手(現東京ガス)を指名できるチャンスがあったものの、まさかの指名漏れ。筆者的にも母校の選手が贔屓の球団に入ってくれると、すごく応援したくなるんですが、果たして。

ちなみに、ヤクルトの伊東昭光編成部長は「木澤も早川も欲しい」と欲張った願望を出しています。マジで、そうならないかな。 https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/08/16/kiji/20200815s00001089531000c.html

秋季リーグについて

東京六大学秋季リーグは9月19日(土)開幕です。春が終わる一ヵ月後に秋が始まるってのは、すごい不思議な気がしますね…

脚注

2020/08/19

yoshi-kky