2020/09/01 ヤクルト1-2阪神 @阪神甲子園球場 第13回戦 6勝7敗0分 4,960人 甲子園男のエスコバーが躍動!初リリーフのイノーアが即被弾で8月13日以来今季2度目のサヨナラ負け
目次
ヤクルト 000 000 100 R1 H4 E0
阪神 000 100 001x R2x H7 E1
勝:スアレス弟 負:イノーア(0勝3敗)
ヤクルト:なし
阪神:サンズ
ヤクルト:石川雅規、近藤一樹、マクガフ、清水昇、イノーア‐中村悠平
阪神:高橋、岩貞、スアレス弟‐梅野
来日して初めてサードでのスタメンとなったエスコバーだが、甲子園では過去2試合で9打数6安打と大当たり。シーズン唯一の本塁打もここ甲子園で記録している。
見せ場は7回表、相手投手の高橋遥斗は球威・制球共に抜群で、この回も簡単に2死をとられる。しかし、村上がこの日チーム2本目のヒットとなる二塁打で突破口を開くと、代打・廣岡大志がフルカウントからしぶとく四球をもぎとり、エスコバーに繋ぐ。
チャンスで回ってきたエスコバーは、疲れの見えた高橋の104球目、インコース低めの難しい球をしぶとくライト前に運び、同点のタイムリー。当たりが悪かったのが幸いし、二塁走者を迎え入れた。球場との相性の良さをこの日も見せてくれた。
守備では日本で初めての三塁守備を無難にこなす。左のプルヒッター・ボーアとの対戦では独特の引っ張り警戒シフトで軽快に打球に反応してみせた。
先発した石川は5.1回を投げて79球1失点の好投。イニング数は物足りないものの、雨が降りしきるというバッドコンディションの中で試合を作ってくれた。
近藤、マクガフ、清水と無失点でつなぐ。特に清水は久々のホールドシチュエーションで持ち味のアウトローストレートが冴えて無失点リレー。相手チームに流れを渡さない力投を見せてくれた。
無失点で繋いできたリレーを一球で台無しにしてしまった。5番手に上がった来日初リリーフのイノーアが先頭のサンズに被弾し、あっさりとゲームセット。
制球定まらずフルカウントと苦しくなったところをスライダーがど真ん中に入る、お話にならないパターン。先発した頃の失敗をまったく生かせてない炎上劇には、首脳陣やファンも呆れや失望を通り越してただ笑うしかなかっただろう。ファームで一体何をやっていたんだと言われても何も言い返せまい。
そもそも何故この場面で今日昇格したばかりのイノーアなのか、というところだが、他の候補がいずれも調子が良くない風張、星、長谷川ら。ファームで好投していたイノーアに期待せざるを得なかったのがやはり苦しいところ。
先週昇格してきた近藤はかなり調子がよく、リリーフ陣の中心的存在となる勢いだ。ファームでは五十嵐亮太というベテランや、調整中の梅野雄吾や寺島成輝も出番を今やと待ちかねている。
後がない助っ人・イノーアはもう週末の神宮で見ることはないだろう。明日の新幹線始発便で東京に送り返したいところだが、甲子園3連戦には帯同すると思う。なんとか挽回の機会を死に物狂いでものにしてほしい。
左の高橋対策ということで、今日昇格したばかりの右打者・中山翔太と塩見泰隆が揃ってスタメン出場。
1番ライトで出場した塩見は4打数無安打、7番レフトで出場した中山は2打数無安打1四球という結果だった。明日以降2人のバットから快音が響くことを期待したい。
公式サイト
https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020090103
イノーア
なし
2020/09/02 対阪神 @甲子園
ヤクルト:山中浩史(3試合 1勝1敗 防御率3.18)
阪神:ガルシア
エスコバーと同じく甲子園に好相性の山中が先発。得意の阪神戦で好投を見せたい。
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/24939
ヤクルト3-3楽天@戸田球場
山田大樹が先発して5回3失点。元チームメイトの由規が7回に登板し、対戦。
2020/09/01
yoshi-kky