キャンプは第4クールの最終日、2月15日に今季初の実戦形式での練習が行われました。
紅白戦が急遽開催!

対外試合が2度流れてしまったことを踏まえて、急遽紅白戦が組み込まれました。
白組の先発は4年目金久保優斗投手。立ち上がりに塩見泰隆外野手を得意のフォークボールで三球三振にとるなど抜群の滑り出し。
一方で、2回には先頭の村上宗隆内野手にヒットを打たれると続けざまに盗塁を決められ、4失点。課題だったランナーを背負っての投球を克服することはできませんでした。
紅組の先発は5年目左腕・寺島成輝投手。昨年30試合に登板してプロ初勝利を挙げましたが、いずれも中継ぎ登板。この日は立ち上がりに味方のエラーが絡んで1失点を喫するが、無難にまとめる。今季は先発投手としてローテーションに入ることを期待したい。
リリーフ陣では楽天から育成契約で移籍してきた近藤弘樹が活躍。最速150キロをマークするなど、1回を投げて無失点の内容。育成選手で唯一一軍キャンプに参加中の右腕は、支配下契約に向けて大きなアピールとなったか。
野手で魅せたのがルーキーコンビ。先頭打者として打席に立った並木秀尊外野手は二塁ゴロに打たれるも、抜群の快速を見せて太田賢吾内野手のエラーを誘う。すると続く元山飛優内野手がヒットで繋いで、先制点を演出。息の合ったルーキーコンビの活躍で1点をもぎとる働きを見せてくれました。
試合は5回まで行われ、紅組が4対1で勝利しました。
紅組先発はこちらも開幕ローテを狙う5年目左腕寺島。昨年はリリーフとして30試合に登板、フェニックスリーグから先発に挑戦。 pic.twitter.com/KoB8WahtVT
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) February 15, 2021
木澤・山野が打撃投手で登板
ルーキー2人が打撃投手として打者相手に登板。
木澤は最速147キロを計測、山野は荒木のバットをへし折るなどの内容だった。
打撃投手に登板するドラ1ルーキー木澤(慶応大)。150km超えのストレートと球速差の少ないカットボール、スプリットなどが武器。同じルーキーの並木相手の登板だったが、少し制球がばらついていた印象 pic.twitter.com/fvT9DDpywA
— ツバメinfo2 (@tsubame_info_2) February 15, 2021
オープン戦の日程変更
コロナの影響でオープン戦の日程が数試合変更されました。
沖縄で行われる予定だった3試合は練習試合として実施。3月3日(水)、4日(木)に行われる巨人とのオープン戦(東京ドーム)は15時開始に変更となりました。
ヤクルト公式: https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/25421
脚注
2021/02/15