ヤクルトの奥川恭伸が11月1日のイースタンリーグ・ファイターズ戦(鎌ヶ谷)で先発し、5回を投げて無安打の快投を見せました。2戦続けて責任投球回の5回を投げた奥川は、10日の広島戦(明治神宮野球場)でデビューが濃厚です。
奥川は11月10日最終戦でデビュー濃厚
前回24日のイースタンリーグ・ライオンズ戦で5回1失点と好投した奥川が中7日でマウンドに上がり、2試合続けて責任投球回の5回を投げ切った。
内容は無安打1四球とまさに完璧な内容で、噂されていた10日デビューを確実なものにした。
小川GMは「特に問題がなければ一軍で」と、次回の一軍登板を明言している。ここからコンディションに不具合がなければ、10日の神宮最終戦でのデビューが濃厚だ。黄金の卵がついに一軍の舞台でファンに姿を見せることになる。
奥村が復帰
今日はイースタンリーグ最終戦ということもあり、ビジターの試合ながら色々な出来事があった。
まずは、奥村展征が実戦復帰を果たした。3月に膝を手術してから懸命なリハビリを続けており、最終戦で実戦復帰を果たす。奥村は第一打席に四球を選び、そのままベンチに退いた。
昨年は一軍で74試合に出場し、期待をかけながらも大事な時期のリハビリは心身ともに苦しいものがあったと思う。まずは、ファンに元気な姿を見せられたことで一安心といったところか。来年は苦しんだ分の巻き返しを見せて欲しい。
井野が胴上げ
プロ15年目のベテラン捕手・井野卓が試合後にナインから胴上げをされた。
球団から公式情報は出ていないものの、恐らくこの時点で現役引退がチーム内に知られていたのだと思う。
井野は今季一軍で32試合に出場するなど、苦しい捕手事情を献身的に支えてくれた。公式アナウンスは今後出てくるだろうが、まずはお疲れ様、と労いの言葉をかけたい。
合わせて、ビジターであるにも関わらず胴上げをすることを認めてくれた日本ハム球団にも感謝の意を表したい。
関連記事
脚注
2020/11/01
yoshi-kky